コールフロイデ 函館 (混声合唱団)

函館で活動中の混声合唱団です。【合唱団員募集中!】お問い合わせはメッセージからお送りください。    

2月24日「練習の時に心掛けていること」

2024-02-25 20:57:13 | 練習日記

アルトHです。
ゲストメンバーとして初投稿になります。よろしくお願いします。

皆さん、練習お疲れ様でした。60周年記念演奏会に向けてたくさんの新曲に追われますね。頑張りましょう!

本日の練習はH先生お一人の担当となりました。
60周年演奏会の曲のうち、「あの人が来て」「歌っていいですか」「これから100年」「雨ニモマケズ」を練習しました。

さて。
ブログの内容は何でもいいですよと管理人さんがおっしゃっていたので、
日頃の練習の時に心掛けたいと思っている事を少し書いてみたいと思います。

まず、詩を読み作者は何を伝えたいかを考えておきましょう。
音程を正しく歌うことは基本中の基本です。旋律を覚える段階から言葉の持つ意味とアーテキュレイション(強弱、スラー、アクセント、テヌート等)を見て、どのように歌うか考えて表現をする。

具体的にお話しますと「そのかみのかぜ」で私が一番大切にしたいのは【とがゆるせかし】です。
【・・・かし】は、終助詞で念を押すときに使います。人間の罪を許しなさい。という意味になるでしょうか。曲の中で、13小節目のソプラノ、心を込めて意味のあるpで歌う。他のパートはその思いを受け止めるように静かに響かせる。32小節目の男声パートも同じで、fからmpになる意味を考える。64小節目は全パート、fからpの歌い方で心を合わせましょう。
谷川俊太郎さんの詩は難しいなぁと思いながら書いてみました。

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2月17日「雨ニモ雪ニモ寒サニモマケズガンバリマス!」

2024-02-21 15:13:24 | 練習日記

ソプラノHです。
2月は一年で一番寒い月のはずなのですが、今年はビックリするぐらい雪もなく寒くなく歩きやすく、コールメンバーは元気に集まり、60周年演奏会に向けて練習をがんばりました!

本日はI先生がお休みだったため、H先生に2時間ご指導いただきました。

【本日の練習内容】
1.発声
2.そのかみのかぜより
 ②あのひとが来て(P.13~P.27最後まで)
 ④歌っていいですか(P.35~P.38 26小節まで)
3.雨ニモマケズ(P.48~P.54 55小節まで)
4.朝顔の苗より
 ・カワセミ(P.26~P.33最後まで)
※漠然と歌うのではなくて、音取りの段階から「詩の意味」「曲想」を考えて歌うことが大切であるとのご指導がありました。

昨年練習していた「雨ニモマケズ」を久し振りに歌いました。
H先生が黄色の表紙の楽譜を用意して下さいました。

ユニゾンのところは「青枠」がしてあり歌いやすく工夫されていました。
みんなが声を合わせるユニゾンはとても難しいです。青枠があることでより意識することができます。
この曲はとても長く「雨ニモマケズ」が色々な形で何度も出てきます。
ユニゾンはしっかりと揃えてきれいに、和音はカッコよく決めて、メリハリのある力強い「雨ニモマケズ」にしていきたいですね。

【ソプラノHの独り言】
金子鷗亭先生の「雨ニモマケズ」の作品が、楽譜の最後のページに載っていました。
函館美術館の所蔵品でとても大きな作品です。(縦151、横249)
用紙いっぱいに書かれていて、すごい迫力と長い詩なんだなあとビックリした事を思い出しました。
色々な意味が含まれている「雨ニモマケズ」。最後までしっかりと詩の内容を受け止めて歌う事が出来るようにしたいと思いました。

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2月12日【仲間のチカラ】

2024-02-13 16:44:11 | 練習日記

ソプラノNです。
60周年演奏会に向けて、一人でも多くの団員が練習に参加しやすいように、また練習回数を増やすためにも2月から月に1回、祝日練習を増やす事となりました。

今回は初めての祝日練習。
月曜日。
いつもと違っていたのは、授業の終わりを知らせるチャイムが鳴ることでした。
学校の音楽室をお借りして練習してるので、こういう現象もおきるんですね!
何かチャイムが懐かしく、鳴る度に思わず帰り支度をしたくなりました笑

【本日のメニュー】
・千原英喜~組曲そのかみのかぜ~より「あの人が来て」「歌っていいですか」
・寺嶋陸也~組曲朝顔の苗~より「虫の声」「カワセミ」
・谷川俊太郎「生きる」の英語版「To Live」

60周年演奏会に向けて、計画的に曲の練習をしています。
まずは組曲2つの雰囲気をひと通り覚えるために全曲、サラっと通しての練習中です。
なかなかリズムが難しく、足や手でリズムを数えて歌っている人も多いかな?
曲の入りを間違えて冷や汗をかきながら、時には笑ってごまかしたり笑
でも、明るい雰囲気でみんなで楽しく歌っています♪

「To Live」
ナンチャッテ英語でひと通り歌えるようになりました。一応(^^;)
もっと綺麗な発音で歌えるようになりたいので、H先生、そのうち、例の物、聴かせてくださいネ。

来週から宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を、そのかみのかぜと同じ千原英喜さんの曲で練習します。約7分の大曲です。
昨年、サラっと練習しましたが、本格的に練習を始めます。ステージで歌いたかったのでとても楽しみです。
昨年Oさんが作成してくださった音源を音源ファイルに入れておきましたので、聴いて思い出していただければと思います。楽譜はリニューアルしてH先生が作成して持ってきてくださいます。お楽しみに!

今回は旧団員であり、作曲家であるYさんが来てくださいました。
いつお会いしても凛として素敵な方です。
Yさんには昨年からピアニスト不在の中、積極的にご協力いただき大変お世話になりましたね。また、11月の60周年記念演奏会にもご協力いただける事も決定しました。本当に大切な仲間のお一人です。

3月に出身大学の同窓生によるコンサートを彼女が中心になって初開催する事となり、そのご案内も休憩時間にしていただきました。

チケットは飛ぶように売れました。仲間のチカラって素敵。成功を心から願っている皆さんの温かい気持ちがその様子から伝わってきて、自分の事のように嬉しかったです。

また、60周年演奏会には、釧路や札幌に在住の旧団員、アルトの要とも言えるお二人の仲間にも声掛けしたところ、遠方にも関わらず協力すると約束して下さいました。バンザイ!ホント感謝、感謝なのです。

少ない人数でもピッチを合わせれば、大きな素敵なハーモニーになると教えられました。仲間のチカラ、合わせて進んでいきたいです。

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再びコロナウイルス対策

2024-02-11 23:05:45 | 練習日記

 ブログ担当 テノール Oです。

 函館近郊でコロナウイルス感染者が増加傾向にあるとの情報を受けて、今日から練習30分おきに窓を開けて音楽室の換気を実施します。例年になく温かい冬とはいえ冷たい風が部屋中に入り込み肌に突き刺さります。

I 先生担当

「歌っていいですか」

”うたっていいですか ひとりのへやで あなたがうなされているとき”

”ざんごうのなかで あなたがしょうじゅんを あわせているとき”

「あなたがうなされているとき」と「あわせているとき」16分音符が連続するところはピアニシモです。詩を読むとついついフォルテで歌いたくなるのは私だけでしょうか? 44小節まで pp p mp mfで45小節から mf f ff が出現します。74小節から p mp p です。強弱記号に注目しながら歌い込みましょう。「歌っていいですか」と何度も問いかける感動の曲です。

「あのひとが来て」

29小節 ”そのあと” lu ”のことは” la ”おぼえて” lu ”いない” m ”そとはあめ” lu ”あめで” la と 3/4拍子でしゃれた印象の曲だとおもいきや ”あのひとは いつかいなくなる” ”でも木はいなくならない” ”木の下の石ころも土もいなくならない” と複雑で深刻な詩ですがさわやかな曲想なのでサラっと歌い切りましょう。

H先生担当

「虫の声」

苦手な6/8拍子で始まる曲ですがピアノ伴奏は規則正しくメトロノームのようにリズムを刻んでくれるので助かります。歌っていると自然に ”雨あがりの夜” の情景が目に浮かんできます。 ”みみをすましていると” ”おとうさんの やさしいこえ” ”おかあさんの やさしいへんじ” が聴こえてきそうな気持になります。

「カワセミ」

”せなかには るりいろ” ”はねには あおみどり” ”むねには くりいろ” の カワセミ 素早い動きで小魚を採るシーンを目に浮かべながら歌い出しましょう。8ページの楽譜ですがあっという間にダイビングです。インスタ映えする小鳥なので写真家にとって何時間でも粘って決定的瞬間を撮りたいでしょう。

         

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