コールフロイデ 函館 (混声合唱団)

函館で活動中の混声合唱団です。【合唱団員募集中!】お問い合わせはメッセージからお送りください。    

11月18日「歌うことは生きること」

2023-11-22 14:02:58 | 練習日記

ソプラノNです。
I先生、開口一番「みなさん、日中の練習に慣れましたか?」
「大分慣れました」「まだ慣れません」「朝の方がスッキリしている」「お昼は眠たい」「今が一番」
さまざまな声が聞かれました。あなたはいかがでしたか?
(高齢者は)目覚めが早いから午前でもいいんじゃない?とか、月に1回、日曜日を入れてくれるとありがたいなどの意見も。
土曜日はいろんな行事や予定が入りやすく、夜の方がホントはいいんですけど。と、遠慮がちに言う声も私の耳には届いています。
今後、どの方向で練習を進めて行くのが良いのか?全員の意向に沿うのは残念ながら無理なので、妥協点を見つけて少しでも快適に安全に練習を進めていきたいですね。

【本日のメニュー】
1.発声練習(I先生)
2.芝生(そのかみのかぜより)(I先生)
3.はるのあけぼの(そのかみのかぜより)(I先生)
4.そのかみのかぜ(そのかみのかぜより)(I先生)
5.Sanctus(Schumann)(I先生)
6.To Live (生きる)(H先生)新曲
7.みんみん・すいぞくかん(合唱のためのエチュード)(H先生)
8.イランカラプテ(H先生)
9.夏の終わり(H先生)

1.発声練習(I先生)
いつもの発声練習
・ドレミレド ドミソミド ドミソラソミド ドミソド(上)ソミド
半音ずつ上げて ナアアアアア~で。
・ドレドミドファドソドラドシドド(上)ド
半音ずつ上げて
良かったり悪かったりがあるので、一音一音、意識を持って歌いましょう。
・ドミレファミソファラソシラドシレド ドラシソラファソミファレミドレシド
半音ずつ上げて

2.芝生(そのかみのかぜより)(I先生)
P.50上の段まで進みました。
・P.49 このしばふのうえにたっていたー
ここは出来ればでいいですが、一息でうたってください。
たっていたーは、たぁっていたーと、「あ」を入れて歌ってください。
「しばふの」は押す感じ、テヌート気味で。

3.はるのあけぼの(そのかみのかぜより)(I先生)
春の合唱祭で歌った曲を久し振りに歌いました。

この曲を歌うと関先生を思い出します。
亡くなった直後、サンリフレでの練習時、I先生がこの曲の練習を急きょはじめたんですよね。
初めて歌詞を読んで、心にグっと染みこんでいき、歌えなくなった記憶があります。
事あるごとに関先生を思い出しては話題に出ています。心の中で関先生は生き続けていますね。

4.そのかみのかぜ(そのかみのかぜより)(I先生)
・ピアノ伴奏からの最初「くさに」の「く」の音が取れなくて苦心していました。練習が必要です。
・P.12最後のa---の入りを忘れてしまっている人がいます。
ピアノの「ド」の音を聴いてからしっかり入ることが大事。

5.Sanctus(Schumann)(I先生)
Schumannの苦手意識克服のため、一箇所集中練習をしました。
P.48~ 49 2段目真ん中
八分音符が続く箇所が、ソプラノ、アルト、テナー6回、バス5回。
そこの部分のみ歌いました。(アアアアアアアアアーメン等)

P.47~P.51最後まで通しました。
崩れず、最後まで歌えて嬉しくて思わずニッコリでしたね。
練習して少しずつステップアップしていけたらと思います。
頑張りましょう!

6.To Live (生きる)(H先生)新曲!
久し振りのH先生のご指導です。
新曲です!
谷川俊太郎「生きる」の詩の英語版です。心に染みる素敵なメロディです。
「生きる」は、学生時代、教科書にも載っていてみなさんお馴染みの詩だと思います。

えー、英語なの?と思うかもしれません。
この詩、日本語だと単語数がとても多いのですが、英語にすると単語数が少なく詩が整理されているそうです。

今回は初めてなので、ソルミゼーションで練習して曲の感じをつかみました。

楽譜の題名の上に次のように書かれています。
Praying for the COVID-19 to come to an end
(訳:新型コロナウイルス感染症の終息を祈ります)
祈りの曲です。

この曲、youtubeを聴いて感動しました。なぜ、英語なのか?
この曲が出来た背景を作曲者の松下耕さんが説明されています。ぜひ、ご覧ください。

"To Live" Ko Matsushita × Shuntaro Tanikawa 《生きる》 谷川俊太郎 × 松下 耕

(英語と日本語の詩が出ていますので、非常に分かりやすいです。スマホでご覧の方はyoutube画面で大きくして見てくださいね。)

コロナ禍で歌う場所を奪われ、集まって歌う事が出来なかった辛い時期を思い出しました。
今、こうして集って歌える環境が戻ってきた幸せを感じずにはいられません。もうあんな思いは二度としたくないです。
「歌うことは生きること」。音楽を愛する私達にとっての基本なのかもしれません。
今年、私の大切な友人はコロナが原因で命を奪われ、もう大好きなギターを弾いたり一緒に音楽を楽しむ事が出来なくなりました。
そんな悲しみも感じながら、今この時を大切に歌っていきたいな。この歌はぜひ、ステージ上で心を込めて歌えたらと思っています。

7.みんみん・すいぞくかん(合唱のためのエチュード)(H先生)
パート分けして練習しました。歌詞もつけて歌いました。

8.イランカラプテ(H先生)
9.夏の終わり(H先生)
1回ずつ通して歌いました。

今週は思い出の懐かしい曲を含めて何曲も歌いました。声を合わせるって楽しいです。

そろそろ、60周年演奏会に向けて始動の時期ですね。
どんな曲を選曲していただけるのか楽しみです。
大きな会場での演奏会はコロナ禍があった事もあり、数年開催していないため、楽しみな反面、大丈夫だろうか?という不安も実はあります。心配性なもので。。
みんなで協力して、今の私達らしい演奏会が開けたらいいなと願っています。

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11月11日「午前中の練習もいいものですね」

2023-11-18 11:01:04 | 練習日記

ソプラノHです。
函館で初雪です。練習ではいつも季節の変わり目を感じ、報告しています。
今年は本当に暑い日が続きましたが、あっという間に冬です。秋はどちらへ・・・?

本日は突然の練習会場使用不可能となり、時間と場所が変更になりました。
会場確保に走り回られた方々、連絡調整された方、お疲れ様でした。突然というのは本当に大変だったと思います。お手配ありがとうございます。
と、いうことで何とか会場が確保できましたが、今回は八幡小学校で、ナント!9時30分からの練習です。
このような突然の変更、しかも初雪という悪条件、団員さんは集まるのだろうか?とちょっと不安でしたが、半数以上の方々が出席してくれました。嬉しかったです。I先生のご指導のもと、いつもとはひと味違った濃密で楽しい2時間を過ごしました。

【本日の練習内容】

1.発声
2.合唱のためのエチュード①
 2.ねじりはちまき
3.そのかみのかぜより
 5.芝生
 1.そのかみのかぜ
4.夏の終わり
5.シューマン ミサ Sanctus


1.発声
いつもの発声を少し変えておこないました。

2.合唱のためのエチュード①
 2.ねじりはちまき
ⅠⅡⅢをメンバーを変えて歌いました。
Ⅱの「ミ」の音が決め手になるので、つられないようにしっかりと音を出す事により、ハーモニーが決まります。

3.そのかみのかぜより
 5.芝生
   p.48~p.49 9小節目まで移動ドと歌詞で音取りをしました。

 1.そのかみのかぜ
 伴奏で通して歌った後、不安なところP.8~P.9の音と詩を確認しました。
 ひらがなの詩は全体的に意味が分かりづらく、ウンチクのある男性陣に詩の意味を教えていただきました。詩の意味が分かることで曲の流れも分かってきて味わい深くなりました。

◎私的意見ですが、谷川俊太郎さんの詩を、一度縦書きに起こして読んでみてください。感じ方が違いますよ!

4.夏の終わり
伴奏で通して歌った後、Dからの転調部分を集中練習しました。
・アルトと男声 P.6 56小節「しみいり」のリズムに気をつけましょう。
・ソプラノ P.7 66小節も同じく気をつけましょう。

5.シューマン ミサ Sanctus
P.47~P.51 最後まで練習しました。

「アーメンコーラス」はとても大変です。
歌っているうちに迷子になり、落っこちたり全員で破綻し、最後まで通すことが出来なくなることもありました。
何度も練習し、歌い込むことにより歌い切ることが出来、最後に4声合わせ「アーメン」を歌い切った後の「カイカン!」これこそ、合唱の醍醐味ではないでしょうか?
そのためにも、自分のパートの音源のみの練習だけでなく、全部の音源を聞いて練習してみてください。たとえ迷子になり落っこちても、他のパートの音を聴き、きっかけをつかみ、自分の「アーメン」に戻ってくることが出来るようになります。
繰り返し、繰り返しの練習は家でも出来ます。「アーメンコーラス」一緒にがんばりましょう!!

<お知らせ>
60周年演奏会の日程と場所が次の通り決まりました。

日程:令和6年11月4日(月・祝)
場所:函館市芸術ホール 大ホール

※大きいホールでの演奏会に、たくさんのお客様をお迎えして楽しい演奏会にしたいですネ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【ソプラノHの独り言】
練習会場が八幡小学校と聞いて、「アーッ」とため息。八幡小の練習会場の教室は3階にあるのです。足腰が悪い私は辛くて痛いですが、がんばって行きました。
でも、教室からは、函館山、亀田八幡宮、教育大などが見え、見晴らしがとても良く、紅葉がきれいでした。一生懸命階段を登ってきた甲斐がありました。
初雪で外は寒いですが、背中にお日様の暖かい光を感じてとても気持ち良く歌うことが出来ました。
あっという間の2時間、もっと歌いたかったです。
楽しい気持ちで一日の始まりを過ごす事が出来たので、午前中の練習もちょっぴりいいなぁと思いました。

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合唱に快適な秋 11月4日(土)

2023-11-10 20:00:18 | 練習日記

ブログ担当 Oです。

 あの猛暑が過ぎ去って快適な秋がおとずれ少し寒さを感じさせる土曜日 14:00 練習開始です。

今週もH先生がお休みのため指揮者+ピアニストを I 先生おひとりで頑張ります。

今週のメニュー表は先週と同様です。発声に始まりその後に「そのかみのかぜ」「Sanctus ページ47~」「夏の終わり」ところどころに高音やフォルテが出現し思うように声が出せない団員Oですがネットで調査したところ声帯の老化に関する資料がありましたので紹介します。

東京医科大学病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科講師 新宿ボイスクリニック医師 本橋 玲 先生

<声帯の老化度をチェック>

リストのうち2つ以上にチェックが付いたら黄色信号す。                                     

🔲人から「声が変わった」と言われた

🔲昔と同じキーで歌えなくなった

🔲しばらく黙っていた後の第一声がでにくい

🔲少ししゃべっただけで話し疲れる

🔲活別が悪くなった

🔲声がガラガラしたり、かすれたりする

🔲「あー」と小さな声を出して、一息で以下の秒数が続かない

  男声の目安 50歳未満ーー25秒  50~69歳ーー15秒  70歳以上ーー12秒

  女性の目安 50歳未満ーー15秒  50~69歳ーー12秒  70歳以上ーー10秒

黄色信号の方は<息こらえトレーニング>を

<How to>

1.胸の前で手を組み、大きく息を吸う

2.組んだ両手を左右に引っ張りながら3~5秒息を止める

3.力を抜いてゆっくり息を吐く

4.1~3を5~10回1セットとして朝昼晩1セットずつ行う

声の老化の原因は、人と話す機会の減少や日本語特有の口先だけの発音方法、喉の乾燥などありますが、日常の簡単なトレーニングでケア可能。声からエイジングを心がけましょう。

①人と話す機会をふやす。情報のやり取りを全てメールやSNSなどで済まさず、電話で会で話をする機会をふやしましょう。

②腹式発声の機会をつくる。腹式で発声すると自然と声帯を鍛えることができます。歌や朗読は、息を深く吸って声を出すので腹式発声の練習にお勧めです。

③姿勢を正して、肺と声帯をまっすぐに保つ。姿勢が悪いと上から上がってくる空気が遮られるので声の響きに影響が出るほか顎が前に出ていると口が開きやすくなるため、口呼吸になり喉の乾燥にも繋がります。

④喉の乾燥を防ぐ。喉の乾燥は声帯を痛める原因のひとつです。マスクや加湿器を活用して喉の潤いを保ちましょう。のど飴をなめると唾液の分泌が促され、喉の潤いを補えます。(コールフロイデでは休憩時間にのど飴の配布がありますよ)

⑤声帯に悪影響を及ぼす生活を改める。過労や寝不足、体調不良などのストレス、糖質や、脂質、カフェイン、炭酸飲料、アルコールなどのとり過ぎは声帯を気づ付ける原因となります。喫煙も声帯のむくみを引き起こして隙間ができるのでこのましくありません。

声の老化を引き起こす一番の原因は話さなくなることです。特に定年退職や外出自粛で家にいる時間が多くなるなど、生活様式が大きく変化する時は要注意です。

 

  

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