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雅楽器文鏡

2017年02月18日 | その他
2/17付の毎日新聞神奈川版によりますと、鎌倉市所蔵(大倉幕府跡から出土)の雅楽器文鏡が市指定文化財に指定されることになったそうです。

↓ ↓ ↓ こちらがその鏡(裏側)

X線透過写真画像

銅製、直径11.2センチ、重さ234.1グラム。
中央に雅楽器、周辺に二羽の鳥、花、飛雲、笛などが描かれているそうで、このような絵画的な装飾の鏡は全国で3例しか知られていないとの事。鎌倉初期の制作とみられるそうです。1000年前!

写真では大きなものかと思いましたが、ハンディなサイズですね。鋳物でしょうから、土性材料で型を彫る人がいたはずで、通常の幾何学連続模様のお仕事とはちがって格別の緊張と楽しみがあったことでしょう。そしてどんな人が使ったのでしょうか。あるいは音楽の神様に捧げられたものでしょうか。

琵琶、筝、太鼓、笛、バチ、などはわかりますが、12時方向にある楽器はなんでしょう。笙? 上部がアーチ状になっていますから手琴ではなさそうですね。そして9時方向の楽器は? スネアドラムのバチのような形ですが、何だろう。火炎太鼓? どなたか知識のある方教えてください。

鎌倉国宝館で、近く公開する予定だとのことです。

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