カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年3月20日   桜まつり   その1

2013-03-20 21:20:35 | お菓子作り
ここ二日ほど、急に気温が上がり、驚いた桜が急かされたように蕾みを開き始めました。
場所によっては、桜祭りを1週間前倒しして開催することにした所もあるようです。
私たちの住んでいる近所にも、桜の名所があります。川沿いに1Kmにわたる桜並木が続きます。
今年の桜祭りは、来週末の予定で、今のところ前倒しになる予定はないようで。葉桜にならないことを、祈るばかりです。

さて、毎年お弁当持参でお花見に出掛けている私たちは、もちろん今年も行く気満々でいる訳ですが。
今回の桜まつりとは、お花見のことではありません。
お菓子の、桜まつりです。
季節物として、この時期になると『作らなくっちゃ』と使命感に燃えるのが、桜系のお菓子です。
と言うことで、今年も購入しました。
桜の花の塩漬けと、桜の葉の塩漬けと。そして、桜餡。
今回は、更に、桜のリキュールまで買ってしまいました

早速、桜まつり第一弾。
『桜あんこのカップケーキ』
材料は、薄力粉・アーモンドパウダー・グラニュー糖・バター・卵。ここまでは、フツーのカップケーキです。
ここに、桜の花の塩漬けと桜餡。そして、風味を増す為に、桜のリキュールもちょっぴり加えてみました。
卵にグラニュー糖を加えて、ハンドミキサーでもったりするまで泡立てます。
篩い合わせた粉を加えて、ヘラで混ぜ合わせ。
溶かしバターを加えて、ヘラで混ぜ合わせ。
桜のリキュールを加えて、ヘラで混ぜ合わせ。
生地を、マフィンの型に入れて。丸めた桜餡を押し込んで、塩抜きした桜の花をトッピングして。
あとは焼くだけです。

今回、何故か粉糖を振りかけることを思いついてしまい…失敗しました。
折角の桜の花が、粉糖で埋もれてしまった

桜の花の塩漬けも桜の葉の塩漬けも、もちろん一年中店内に並んでいて、一年中何時でも手に入ります。
ですから、桜関連のお菓子も、何時だって作ることが出来ます。
でも、やっぱり。桜の花の咲くこの季節になると、使命感に燃えてしまうのです。
言い換えると、この時期しか作らない…とも言えます
でも、季節ものですから。それで良いと、そう思っています。

2013年3月17日  『ウィークエンド・カフェ』

2013-03-18 15:11:17 | 喫茶店巡り
毎日の散歩が、心臓のリハビリに欠かせない私にとって、同じ様に欠かせないものが、散歩の目的地でした。
つまり、散歩で疲れた私を、温かく迎えて癒してくれる、コーヒーとケーキですね。
西方面の散歩では、以前書きました『ビーンズファーム』が、目的地でした。
そして、北方面に向かった時の目的地が『ウィークエンド・カフェ』です。
ここは、その名の通り、週末の金曜日・土曜日・日曜日の3日間だけ、営業しています。
自宅を改装して、ご夫婦お二人で、お店をやっています。なので、大いに参考にしたい喫茶店の一つでもあります。
ご主人がコーヒーを淹れて、スイーツを含めたフードは、奥様が担当されているようです。

お店のコンセプトは、カフェとアンティークのお店、と言うことで、店内の一角にアンティーク雑貨が飾られており、購入することもできます。

余り広くはないですが、テラス席もあります。
暖かくなったら、テラス席でお茶するのも楽しいかもしれません。
このお店、2011年の春に開店されました。
開店して間もない頃に初めて足を踏み入れたのですが、当初はメニューが少なくて
フードは、店名と同じ『ウィークエンド・カフェ』と言う、プレートランチのみ。
しかも、プレートランチの内容は、週替わりとか月替わりになることは無いとのこと。
これでは、リピーター客を掴むのは難しいかな…なんて思っていました。
ただ、この『ウィークエンド・カフェ』と言う名のプレートランチ、美味しいのです。
ポップオーバー、ドイツの伝統的な製法で作られたハム、それに、サニーレタスやベビーリーフ、ポテトなどがお皿にのった、女性にはうれしいヘルシーなメニューになっています。それにキッシュ、またはスコーンが付きます。飲み物は紅茶かコーヒーを選べます。お値段は1200円です。
ランチで1200円と言うのは、決してお安い方ではありませんが、一度は食べる価値あり、と思いました。
ただ…一度食べてしまうと、1200円払ってまた同じ物を食べようと思うかどうか…せめてもう少し、選択肢があると、足も運びやすいのに、と言うのが正直な気持ちでした。
そんな訳で、2~3度行ってからは、足が遠のいていました。

我が家から歩いて40分弱。方角こそ違いますが『ビーンズ・ファーム』と、大体同じ散歩距離になります。
なので、散歩目的に『ウィークエンド・カフェ』通いが再開しました。
久しぶりに来店すると、なんと
メニューが増えていました

『ハンガリーチキンライス』
皮と脂身を除いた国産の鶏肉をスパイシーなパプリカバウダーをたっぷり使って煮込んでいます。また、玉ねぎもじっくり煮込んで甘さを引出し風味豊かでクリーミーな味わいの料理に仕上げています。パプリカにはビタミンCが非常に多く含まれており美肌効果もあるそうです。こちらも女性に嬉しいヘルシーなメニューですね。ミニサラダ、スープ、ポット入りのコーヒーまたは紅茶が付いて1200円です。
ランチメニューが2つになっただけでは、ありません。
スイーツも、種類が増えていました。
ここのケーキは、小ぶりに作ってあるので、お腹に優しく、食後でも安心して食べることが出来ます。
お値段も店内で食べれば1個200円と、お財布に優しく、安心です。
主人が『ハンガリーチキンライス』、私が 『ウィークエンド・カフェ』を頼んだのですが、残念ながら写真を撮り忘れてしまいました。ウィークエンド・カフェ』やっぱり、美味しいです。

さて、何時もいつもランチを食べるわけではありません。
今回は、ケーキセットを頼みました。
シフォンケーキがメニューにあると、取りあえず頼まずにはいられない私。

紅茶とセットで600円です。

主人は、フルーツを挟んだミルクレープとコーヒーのセット。こちらも600円です。
ケーキは、ショーケースに並んでいるのですが、日によってメンバーが替わるようです。

心臓リハビリの先生から、フィットネスクラブでの運動の許可が出ましたので、散歩する機会も、激減しました。
でも、これから陽気も良くなりますので、たまには春を感じながら散歩して、また喫茶店を目指したいと思います。









2013年3月15日 お菓子の詰め合わせ

2013-03-15 21:28:04 | お菓子作り
義姉が明日、友人宅へ遊びに行くからと、手土産のお菓子を頼まれました。
リクエストは、とろけるプリン。
プリンを作ると、卵白が余ります。
なので、今回はフィナンシェを焼くことにしました。
人数は、7人分。
フィナンシェは、卵白で作ったメレンゲに、アーモンドパウダーと焦がしバターを加えた生地を、焼き上げます。

女性が好きな抹茶。今回は、甘納豆をトッピングして焼き上げました。
抹茶は、なるべく焼き色を付けたくないのですが、なかなか綺麗に焼き上がりません


もう一つは、ココアを加えて、ショコラ・フィナンシェにしました。
生地に、チョコレートと相性が良いオレンジピールと、チョコチップを加えました。


マドレーヌも、焼いてみました。
今回も、オヘソを作るために、ベーキングパウダーを少しだけ入れました。


そして、いつものダックワーズ。
ダックワーズ、大好き。何回作っても、何回食べても、少しも飽きません。


それぞれを個別包装して。
こうして袋に入れると、ちょっと売り物みたい?


4種類、各7人分。計28個の焼き菓子を、箱に詰めます。
もう少し寝かせて、格好良く詰めてあげられたら良かったのですが…ギチギチ状態です。


さて、本命のとろけるプリン。
蒸し焼きで作るタイプですが、卵黄と生クリームタップリで作るので、クリームブリュレのようにやわらかく、トロッとしています。カラメルではなく、メイプルシロップをかけて仕上げました。
この容器、ネットで見かけた時に一目ぼれして、即買いしました。
いつもは、少し背の高いココットで作るのですが、形が違うと熱の伝わり方が違うのか、何時もと同じ蒸し焼き時間では、表面が固まりませんでした。もう少し、研究が必要なようです。


2013年3月14日 チョコレートは、お菓子の王様? その2

2013-03-14 16:45:37 | お菓子教室
今日は3月14日。そう、ホワイトデーです。
私も主人に、ケーキを買ってもらいました。
3種類、どれも美味しかったです。
この季節は、やはりイチゴですね。
うっかり、写真を撮り忘れてしまいました

さて、昨日に引き続き、チョコレート菓子についてです。
昨日はムース系について書きましたので、今日は焼き菓子について書いてみます。
チョコレートの焼き菓子は色々あって、正直今でも良く分かっていません。
良く耳にする物は『フォンダン・ショコラ』『ブラウニー』『ガトーショコラ』
『ブラウニー・ショコラ』『ショコラ・フォンデュ』
こうなってくると、もう、何が何やら…

まずは、『フォンダン・ショコラ』
フランスの、チョコレート菓子です。
フォークで割ると、トロリとチョコレートクリームが、中から出てくるケーキですね。
フォンダンとは、『口の中で、すぐ解ける』『とろけるとうな』と言う意味だそうです。
わざと半生焼きにして作るタイプと、チョコレートソースを中に仕込んでつくるタイプとに分かれます。

yuki先生のレッスンで作ったのは、半生焼きタイプです。
残念ながら、チョコクリームトロリの写真は、ありません。
チョコクリームトロリの『フォンダン・ショコラ』、大抵の女性は好きですよね。
もちろん、私も大好きです!

次に『ブラウニー』
フォンダン・ショコラはフランスのお菓子ですが、ブラウニーはアメリカ生まれの焼き菓子です。
平たく正方形に焼いた濃厚なチョコレートケーキのことです。
材料を混ぜて焼くだけの素朴な生地ですが、チョコレートの濃厚さによってファッジ(やわらかいキャンディー)状であったりクッキーに近いケーキ状であったり。また、ナッツ・クリームチーズ・チョコチップなどを混ぜたり、砂糖がけをしたり。
様々なバリエーションに富んでいます。
見出し写真のケーキは、『ブラウニ・ショコラ』です。
材料は、無塩バター・グラニュー糖・卵・薄力粉・塩。ここまでは、スポンジケーキと同じですね。分量は、違いますが。
ここに、ココアとチョコレートが加わります。お好みで、アーモンド等のナッツ類を加えます。
材料を混ぜて、焼いて。焼き上がったら、さらにチョコレートをトッピング。さらにさらに、ピーカンナッツもトッピング。

よく耳にする『ガトーショコラ』
「ガトー=お菓子」「ショコラ=チョコレート」つまり「チョコレートのお菓子」という意味です。
広い意味で、チョコレートを使ったお菓子なら、全てが当てはまるそうです。
一般には、『ガトーショコラ』=『チョコレートケーキ』と考えれば、良いのではないでしょうか。

そんな訳で、yuki 先生は私に、二種類のチョコレートケーキを作って食べ比べることを、提案してくれました。
それが、『チョコレート菓子レッスン』の2回目です。


見た目は、まさにチョコレートケーキ。
濃厚で、まさにチョコレートケーキです。喫茶店などで、良くお目に掛かるタイプです。


上のケーキよりも、チョコレート色はやや薄め。こちらは、蒸し焼きにしています。
一口食べて、直ぐに違いがわかりました。
断然、こちらの方が美味しい

上の写真は『ココア・ショコラ』
その名の通り、材料はココアです。チョコレートは、入っていません。
でも、味としては、喫茶店で食べる、よくあるフツーのチョコレートケーキです。
と言うことは、良くあるフツーのチョコレートケーキは、チョコレートは使用していないのでしょうか?
喫茶店に洋菓子を卸すお仕事もされていたyuki先生は、その辺の事情にも詳しく、それが現実だそうです。
もちろん、そういうお店もある、と言うことです。

下の写真は『ショコラ・フォンデュ』
チョコレートも、生クリームもタップリ。
こちらを一度食べれば、その違いはすぐに分かります。
メニューに、○○○のチョコレート使用と言うコメントが明記されていれば、安心して召し上がって下さいね。

2013年3月13日  チョコレートは、お菓子の王様? その1

2013-03-13 18:54:19 | お菓子教室
私たち夫婦は、チョコレートが大好きです。
特に主人は、我が家にチョコレートがなくなると、自ら買ってくるほど好きです。
今日も二人で、チョコレートを食べました。

そんなチョコレートを使ったお菓子を、yuki先生にいくつか教えて頂きました。
喫茶店で提供するスイーツとして、チーズケーキとチョコレートケーキは、絶対に外せない
もちろんこれは、私の個人的な意見ですが、本人がそう思っているのですから、やっぱり外せないのです。

チョコレートを使ったお菓子は、もちろん色々ありますが、先ずは大きく二つに分けてみます。
一つは、焼き菓子。
そしてもう一つは、ムース系。

yuki先生は、『チョコレート菓子』と言うメニューで、二回に分けてレッスンをしてくれました。
材料や作り方の違いで、同じようなお菓子が、それぞれどんな特徴があり、違いがあるのか。
それを教えてくれようとしたのです。

まずは、ムース系。
見出しの写真は、『ポ・ショコラ』と言う、スイーツです。
材料は、卵黄・グラニュー糖・生クリーム・牛乳・チョコレート。
作り方は、ほとんどプリンと同じです。
オーブンで、低温で蒸し焼きします。
出来上がったものは、プリンよりも、クリームブリュレのカスタードのように、濃厚でねっとり、トロッとしています。
これは、材料であるチョコレートの味がそのまま反映されるので、チョコレートは、ちょっぴり奮発します。



さて、同じ日に作って食べ比べした、もう一つのスイーツ『ムース・オ・ショコラ』
同じようにココットに入れて、作りました。
これは蒸し焼きもしていませんし、ゼラチンなどの凝固材も使っていません。
材料は、卵黄・卵白・グラニュー糖・生クリーム・チョコレート。
卵白でメレンゲを作り、メレンゲでシュワシュワした食感を出しています。
チョコレートの力で、固めています。

『ポ・ショコラ』は、チョコレートだけでなく生クリームの濃厚さも加わり、ねっとりとした、なめらかな舌触りが、とっても好み
『ムース・オ・ショコラ』は、メレンゲでムースの食感を出しているので、なめらかと言うよりも、シュワシュワ、一歩間違えればボソボソ感に近くなります。
主人も私も、断然『ポ・ショコラ』派。
生クリームを多く使う分、材料費も高くなりますが、チョコレートプレートのムース系は、この『ポ・ショコラ』に決定


これは、別の日に教えていただいた『チョコレートとラズベリーのアントルメ』です。
二層になっていて、下の段がチョコレートムース。上の段がラズベリームースになっています。
このチョコレートムースの材料は、チョコレート・牛乳・生クリーム・そしてゼラチン。
このムースは、ゼラチンで固めています。
一口にムースと言っても、蒸し焼き、ゼラチン、メレンゲと、作り方が違えば、その食感も違ってきます。
正直、ゼラチンを使うのが、一番失敗がなく、楽です、私にとっては。
でも、クリームブリュレのような、トロッとした食感は、蒸し焼きならでは、です。
皆さんは、どんなタイプのムースが好みなのでしょうね?
これもまた、いずれアンケートを取らせて頂きたいと、思っています。