カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年3月26日 新しいお菓子教室『ル・グッテ』

2013-03-25 17:57:54 | お菓子教室
大好きなyuki先生との出会いは、2010年8月11日でした。
マンツーマンレッスンで、自分のペースでできるので、自由に、のびのびとレッスンを受けることができました。
初心者の私にyuki先生は、お菓子作りのハードルを下げてくださり、お菓子作りは楽しいことなのだと、教えて下さいました。
yuki先生との出会いがなければ、私は挫折していたかもしれません。
そんなyuki先生に、わたしは一生教えを乞うつもりでいるのですが…

今週中に、yuki先生は、ママになります
そう、産休、育休に入られたのです。
レッスンの再開時期は、まだ未定です。

一時的なものとは言え、師を失った私を心配してくれたyuriちゃんが、またまた新しいお菓子教室を紹介してくれました。
浅草橋の駅近くにある『ル・グッテ』
あくまでお菓子教室がメインで、木曜日・金曜日の二日間だけ、ケーキ屋さんに変身します。
ホームページも、ブログもないために、情報は食べログ等の口コミしか、ありませんでした。
週二日しか開店せず、お店自体も、とってもこじんまりとしていて、うっかり通り過ぎてしまいそう。
店内も狭いから、並んでいる商品も少なめで、売り切れたらその日は終了。
そんな理由から、『幻のケーキ屋さん』と、評判になっているようです。
リピーターのお客様は、電話で予約してから買いに出掛ける方も、多いそうです。

さて、そんなお店の、奥にある調理場が、お菓子教室のスペースになります。
基本グループレッスンなのですが、本日は初回と言うことで、先生とのマンツーマンでした。
ここの教室には、私のように、将来お店を開きたいという生徒さんが多く通っているようで、実際に何人も、開業された卒業生がいるようです。
yuki先生は、お菓子作りの楽しさを伝えてくれました。
ここでは、『売り物を作る』と言う前提ありきで、教えてくれるようです。
初回のメニューは、マドレーヌ。

マドレーヌのレシピは、幾つか知っていますが、その中で断トツ、バターの量が多いです。
さすが売り物。
でも、バターの使用量を知った今、食いしん坊の私も、さすがに3個目は躊躇してしまいそう。
…と言うより、躊躇すべし

バターを使った焼き菓子の生地は、生地を馴染ませるために、直ぐには焼かずに生地を寝かします。
生地を寝かしている時間を使って、もう一品。
ガレット・セザムと言う、ゴマを使った焼き菓子です。
煎りゴマと、グラニュー糖と、薄力粉と、生クリーム。
これらを混ぜて焼くだけと言う、実に簡単な焼き菓子です。

これ自体を売り物にするというよりも、コーヒーのソーサーにちょっと添えたり、アイスクリームにちょっと突き刺したり。
添え物サービスとして使うと、喜ばれそうです。

マドレーヌのレシピは、手順が少なく簡単で。
さすがに3行レシピと言うわけにはいきませんが、それでも、簡素なものでした。
しかし、今回のレシピ。パソコンで打ち直している今、ちっとも終わりません。
手順・行程が増えている訳では、ありません。
注意書きや、コツなど、たくさん書き込みがあるからです。

yuki先生の時は、ただただ楽しく、お菓子を作っていました。
新しい先生は、私に考えることを要求します。
『どうしたら良いと思う? ちゃんと考えてみて。そしたら、どうすれば良いのか、自ずと分かるから』
そう言って、教えてくれる前に、まず考えさせて行動させます。
アクションが不正解だと、何故そうしたのか、何を思ってそうしようと思ったのか、問い詰められます。
そして、正解とその理由付けを教えてくれます。
ああ、私はお菓子教室に来ているんだ。
勉強に、来ているんだ。
遊びに来ているんじゃないんだ。
改めて、そう思わずにはいられません。

身が引き締まるレッスン初日でした。

2013年3月25日 お花見散歩

2013-03-25 16:21:18 | 日記
 皆さんご存知のように今年は3月の気温が高く、桜の時期が1週間くらい早まってしまっていますよね。定例の近所での花見は出店の出る週末を諦めて、火曜日に早めるつもりでしたが、少し早いとは知りつつ、お日様も出てきたので、フィットネスをやめて花見に行くことにしました。川沿いの桜並木を歩くとちょうど良い散歩になりますのでフィットネスの代わりにもなります。お目当ての桜並木に行くまでもお花見が楽しめます。意外に桜ってあるもんなんですよね。
 
 お目当ての桜並木は小さな川沿いにあります。川自体はあまり綺麗なものではありませんが、桜の季節にはそれなりに多くの人が川沿いにシートを広げて花見を楽しんでいます。例年は私たちもお弁当持参でお花見をするのですが、今日は急だったので花見のみです。そう、コイだってカモだっています。去年は翡翠(カワセミ)さえ見ることができました。

 <コガモのツガイ>

 <花摘みに来ていたムクドリ>


 で、問題の桜ですが、やはり東京より若干温度の低いこの辺りは、八部咲きくらいでした。おまけに川沿いの整備に合わせて、桜の枝も切落としてしまっているので桜のアーチが貧弱になってしまっており、とても残念です。「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」行政なのか、行政に委託された馬鹿な業者なのか、「桜切る馬鹿」がいたようです。とっても残念です。
 でも、日本人として桜の情緒を忘れたくないですね。
  
  願はくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ  西行法師

  散る桜残る桜も散る桜  良寛辞世(らしい)

 <愛らしいひこばえ>