234「たいやき」

とっても美味しい「たい焼きやさん」。

いつもは車での移動販売をしているのですが、いよいよ店舗を出す為、移動販売を止めることに。

いったいどこにお店を出すのでしょうか
詳しいことがわかりません。

もし、遠くになってしまったら、もう食べられなくなってしまうかも・・

それほど、美味しいたい焼きだったんです。
1枚1枚、今ではほとんどなくなってしまった、焼きゴテで焼いています。
アンコも、特別美味しい！
それこそ・・やみ付きになる味です。

たいやき評論家の私としましては、まったく一押しのたいやきだっただけに、非常に残念・・！

最後の移動販売が茅ケ崎のとあるスーパーの駐車場であるという、ささやかな情報を得て、是非突撃したく、出発いたしました

茅ヶ崎駅と辻堂駅のちょうど中間だった為、このさい歩いていくことに決め、リュックをしょい、シューズをはいていざ出陣

2時間はかかる距離です・・

でも、お天気もいいし、歩くのは楽しい

「美味しいたいやきの為なら、なんその」


・・途中に陸橋があります・・この陸橋・・いつも渡るのがすっごく怖いんです


階段と階段の間が透けて、下の景色が見えるんです。
何回とおっても、足がすくむ・・

この日、直前に図書館から借りた本が・・天国のお話・・ひょえ～！



ずんずん歩いていくと・・おかしい・・海に出てしまった・・

海に出る前に、曲がる道があったはず・・

簡単な道順だと思って、地図も持ってこなかった・・

おばちゃんを捕まえて、道を聞く・・

次にまた、おじちゃんを捕まえて道を聞く・・

やっとこさ、目的のスーパーへ付いたのが、やっぱり2時間後です


あった、あった。この車

たいやき「このは」

・・・やっぱり、この暑い日にもかかわらず、お客さんが並んでいます。

私が並んでいる間にも、4・5人並び始めました。

2時間かけて最後の移動販売に来たことをお店の人に告げると、お店の人もビックリ

「2時間とは、いったいどちらから来てくださったのでしょうか」

「ハイ、○○からです」

「え～あんなところからあるいて2時間」

「ハイ、もしかして、新しいお店が遠くだったら、もう食べられないと思って・・」

「そうですか・・ありがとうございます・・じ・実は新しいお店が出来るのは・・○○ナンです・・是非そちらにもきてくださいね」

伺ったお店の場所は・・なんと私の自宅から歩いて10分の場所だった～～


手に入れたたいやきです

1個は食べながら、あとお土産に4個買いました

行きは「突撃気分」なのでいいんですが、帰りがちょっと長く感じます。
そこで、交番で、近道を聞いてみました

道を色々聞いてみましたが、やっぱり、来た道を帰るのが一番いいみたいです。

最後に、交番の方が言いました。

「あなたは他の皆さんとは随分送れちゃってるけど、大丈夫」

「へ他の皆さん」

「災害訓練で歩いている方々なら、もうしばらく前に何十人も、通ったけど・・」

「へ私は災害訓練で、歩いているんじゃありません。たいやきを買いにきたんです」

「え～～たいやきぃ～」

・・・そんなにウケなくっても・・・お腹抱えて大笑いしないで下さいｗ・・。

帰り道にちょっと気になっていたイタリアン・レストランに、トイレ休憩がてらよって見ました。

「マレ・デ・ナポリ」
ピッツァ屋、パスタのお店です。

中には、大きな石焼釜が・・。

イタリアから持ってきた釜だそうで、ココでピッツァヲ焼くのだそう・・。

今日は休憩だけなので、お店のおねいさんお勧めの「この秋限定ピオーネのパイ」と「真っ赤なオレンジジュース」を注文。

コレはなかなか美味しかったですぞ
お皿には、素敵な飾り文字がソースで書いてあります。

トイレも済ませ、またずんずん歩いていくと・・
「あれ」

ちょっと、気になるじゃありませんか

寄り道です。
やっと付いたところが・・

お寺の境内・・嫌な予感・・。


もう・・かたずけています・・（ｗ）

たまたまいた骨董市のおじさんが、
「残念だねぇ、もうほとんどお店の人帰っちゃったんですよ・・。お姉さん、骨董のナニがおめあて」

・・・特にないんですが、そうも言えず・・
「・・あ・あの・・エッと・・例えば、米軍放出品の古いもの・・とか・・」

・・ちょっと、いってみました・・。

「へぇなかなか通だねじゃ、○○市なんかいいよ」

・・詳しい日程なんかも教えてくださいました・・（ｗ）
アリガト、おじさん・・

親切なおじさんにお礼を言って、家路に。

帰宅したときは、5時半。

全行程6時間の、なが～い「たい焼き作戦」でした