「掘ったら菓子!!」

こんにちは!ちづです!
ちょいホッタラカシ気味に(w)日々の日記などを綴っています。

577「オオグソクムシを喰らう」

2015年07月27日 12時03分20秒 | アメフラシ研究・他 海洋生物・仕事関係
奇怪な深海生物の代表格
「ダイオウグソクムシ」


湘南海岸にある新江ノ島水族館にも以前展示がありました。

展示されていたのはこちら↓

採集場所: アメリカ東海岸の水深800メートルの地点で採集されたもので、体長約35cm、体重は1.3kgです。
まるですごく大きいダンゴムシです(w)


学名は→Bathynomus giganteus

節足動物門 甲殻綱 等脚目 スナホリムシ科

水深170~2,500mに生息しています。

ダイオウグソクムシは、陸上に生息するダンゴムシやワラジムシ、フナムシなどと同じ等脚目の生物です。ダイオウという和名が示す通り、9,000種以上が存在するとされる等脚目の中で最大の大きさを誇り、世界最大のダンゴムシのなかまとして知られています。

驚くのはやはりその大きさで、成長すると体長約45cm、体重は1.7kgにも達します。猫や小型犬と同じくらいの大きさのダンゴムシですから、日本人の一般的な認識からすれば驚くほかありません。
食性は肉食性で、死んだ生物の腐肉や弱って動きが鈍くなった生物を捕らえて食べるほか、海面から落ちてくる有機物なども食べるため、“海の掃除屋”としての役目も担っています。

また、和名のグソク(具足)は日本の鎧・兜を表す言葉ですが、背中側はまさに鎧・兜のような十数枚の頑丈な甲羅で覆われ、腹側には7対の歩脚の他に、脚が板状に変化した大きな遊泳脚を持っています。この遊泳脚とエビのような扇状の尾を使い、水中を飛ぶように泳ぐことができます。実はこのダイオウグソクムシをはじめ、等脚目の大半は海の中で暮らしています。

ダンゴムシは私たちにとって身近な生物ですが、海でくらす等脚目のなかまが陸に上って生活の場を拡大していった生物の進化の過程を教えてくれる存在でもあるのです。
カンブリア紀の生き物について、以前このブログでも書きましたが、その時代の有名な生物「アノマロカリス」にも似ている、という印象を以前から持っていました。

もともと、エビやカニに近い甲殻類の仲間なので、食べられるんじゃないの~?と前から思っていましたが(w)


日本にも、このなかまの「オオグソクムシ」(体長15cm、体重約40g)が生息しています。
今回は、この日本で捕る事ができる「オオグソクムシ」を、初心者の方でも簡単に食べることができる食べ方をご紹介いたします。


以前、ゲテモノ料理としてこんなお料理も出していたところがありましたが・・

これは初心者には、ちょこっとレベルが高い・・と思いますので、今回は、これをおすすめいたします。


おお~!これはちょっと興味かきたてるパッケージです(w)

中身は・・↓


食べてみたら、メチャメチャ美味しいではないですか!!
そのへんのお煎餅よりはるかに美味しい!

食べてみると、時々歯の間に、オオグソクムシの甲羅の小さなカケラが挟まります(w)
12枚入り\1500

東名静岡近辺のSEで購入できますよ~☆






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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (イチゴ)
2015-07-28 22:42:19
きもい!虫嫌い!
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Unknown (ちづ)
2015-07-29 21:12:25
イチゴ様・・こんどの蔵王ではこのおせんべい食べていただきます(w)
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Unknown (イチゴ)
2015-07-30 00:21:44
マジか~~~~(-_-メ)
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Unknown (もも)
2015-07-30 20:35:18
オオグソってアンモニア臭が凄いって聞いたけど~その辺はどーなのかな?
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Unknown (ちづ)
2015-08-03 14:33:21
もも様・・胃液がすごい匂いがするって聞いたことがあります。もしかしたら、何かバクテリアとか、発酵菌が胃にいて、だから何年も餌がなくても生きている(どちらかの水族館のものみたいに)ことができるのかもしれませんね。
お煎餅はなんにも違和感ありませんでした。お煎餅としても絶品です(W)
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