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川越駅西口がさらに進化します

2020-03-17 21:28:57 | ふるさと
川越西口「ユープレイス」一部テナント発表 醸造所レストラン、丸広セレクトショップも
(川越経済新聞より)

 川越駅西口に開業する複合施設「U_PLACE(ユープレイス)」(川越市脇田本町)に出店するテナントの一部が発表された。開発事業主体を務める「ピーアンドディコンサルティング(以下P&D)」(さいたま市大宮区)が展開する「ウニクス」が運営・管理を行う。6月8日より順次、開業予定。

 1階フロアでは、地元で人気を誇る飲食店が新業態での出店を予定しているという。
川越を代表するクラフトビールCOEDOのフラッグシップとなる「コエドブルワリー・ザ・レストラン」では、醸造所併設レストランを展開。造りたての無ろ過ビールをはじめ、全てのCOEDOビールをたる生で提供する。中華料理をベースにしたフードメニューは、地域食材を取り入れビールにマッチしたラインアップを用意。「かしこまらず誰もが楽しめる」ビアホールとしての空間演出や、生ビールを専用容器でテークアウトできるサービスを行うという。6月下旬オープン予定。

 丸広百貨店がプロデュースする「食」のセレクトショップ「Moi Saitama Plus(モイ・サイタマ・プラス)」は、埼玉県の物産ショップ。出店は、飯能市にある「ムーミンバレーパーク」併設の「メッツァビレッジ」に続いて2店目。「メッツァビレッジ」が北欧をコンセプトした店内であるのに対し、同店は施設イメージに合わせ和モダンで展開する。商品は県の物産観光協会と協力し、県内のおいしい品を随時セレクトしていくという。販売ゾーンのほかイートインスペースを用意、川越内外で人気の「小江戸オハナ」「川越タルト」が出店する。店名の「モイ」はフィンランド語で「こんにちは」、「プラス」はイートインを展開し新業態となることから。丸広担当者は「当店は、観光で訪れる方の求められるものはもちろん、地元の皆さまが日々楽しめる商品や憩いの場を提供したい。さまざまな事業を展開している当社の新しいチャンネルと捉えていただければ」と話す。

 2階・4階は「埼玉りそな銀行」。川越支店と川越南支店を同施設4階へ移転し、両支店一体での営業を始める。土曜・日曜・祝日も資産運用等の相談ができる「セブンデイズプラザかわごえ」を2階で営業する。6月下旬オープン予定。

 3階は川越市民サービスステーション。住民票などの証明発行や印鑑登録、収納事務などを行う「川越駅西口連絡所」のほか「福祉総合相談窓口」「川越しごと支援センター」で構成する。多目的交流スペースやキッズルーム、授乳室も完備。

 6階はクリニックモール「U_PLACE MEDICITY」。第1弾として消化器内科、整形外科、内科、歯科、眼科と調剤薬局を配置。7月初旬オープン予定。

 7階は24時間営業のダンロップスポーツクラブ「ジムスタイル24」。トレーニングマシンのほか、女性優先トレーニングゾーン、ヨガやダンス等のスタジオプログラムやバーチャルレッスンが受けられる。6月下旬オープン予定。

 7階~11階は「川越東武ホテル」。2層構造の外観が特徴的なユープレイスだが、近代的でスタイリッシュな6階までの外観と異なり、こげ茶と白のシックで落ち着いたイメージの外観部分が同ホテルに当たる。「和モダン」をコンセプトとした内部は、蔵造りの街並みをイメージした廊下、山吹・上紺・藍墨茶などの日本の伝統色を織り交ぜた客室など「小江戸川越にふさわしい」空間を演出。客室には、英国王室御用達のスランバーランド製ベッドを全室に採用。6月29日オープン予定。

 P&D担当者は「U_PLACEの『U』は、たくさんの思いが込められている。優しい場所『優_PLACE』、遊び心のあふれる場所『遊_PLACE』、人と人をつなぐ場所『結_PLACE』、ゆったりとした時が過ごせる場所『悠_PLACE』など、ここを訪れる多くの皆さまに、これから長く愛される場所を目指して命名した。さらにUNICUSはラテン語でオンリーワンの意味。その頭文字の『U』を使い、川越で『オンリーワンの場所』にしようという気概を込めた」という。「新型コロナウイルスの影響により開業日が遅れることがある。今後の発表に注意してもらえれば」とも。

 駐車場は自動車219台、自転車1590台、原付き154台、その他二輪45台。