きらり!(^^)!

子どもたちの限りない可能性を求めて!

こうした子に気づいてほしい~HSC~

2019-02-28 21:05:33 | 教育
人一倍敏感な子供「HSC」 5人に1人、不登校の原因にも

2/28(木) 7:03配信 ・産経新聞
 「ハイリーセンシティブチャイルド(HSC)」。感受性が豊かで、他人の気持ちによく気がつく一方、周囲の刺激に敏感で傷つきやすい、「人一倍敏感」な子供を指す言葉だ。5人に1人存在すると言われるが、周囲の無理解に苦しむケースが多い。HSCとの関わり方を専門家に聞いた。(油原聡子)

 ◆「5人に1人」

 HSCは、米国の心理学者、エレイン・N・アーロンさんが提唱した概念だ。アーロンさんの著書「ひといちばい敏感な子」(1万年堂出版)によると、HSCは、(1)深く考える(2)過剰に刺激を受けやすい(3)感情の反応が強く、共感力が高い(4)ささいな刺激を察知する-という。

 個人差はあるが、例えば靴に入った砂や服のタグを痛がったり、怒られている人がいると自分も不安になったりする。病気や障害ではなく、生まれ持った気質だ。日本では、平成27年にアーロンさんの本が翻訳されたのを機に、子育てに悩む人を中心に知られるようになった。

 アーロンさんの本を翻訳した、心療内科医の明橋大二(あけはし・だいじ)さんは「5人に1人存在すると言われ、海外では研究が進んでいる」。医学的概念ではないため、治療の対象ではない。明橋医師は「知覚過敏などの特徴が発達障害と共通するが、人の気持ちに気づきにくい発達障害と、HSCは違う」と指摘する。

 アーロンさんの日本語版ホームページ(http://hspjk.life.coocan.jp/index.html)にセルフテストがある。子供がHSCか判断したい親のための質問もある。

 ◆周囲の無理解

 HSCとどう向き合ったらいいのだろうか。

 明橋医師は「嫌がることを無理にさせるとパニックになる。安心できる環境を提供して」とアドバイスする。ただ、必要以上に心配するため、「親から見て明らかに大丈夫なときは、優しく背中を押して」。

 敏感さの結果、傷ついたり疲れたりして「わがまま」と誤解されることも少なくない。明橋医師は「この子はこの子でいいと線を引くと、のびのび成長できる」。音楽や絵など芸術的才能に秀でていることも多く、長所を認めて自己肯定感を育むことが大切だ。

 ◆押しつけない

 一方、十勝むつみのクリニックの長沼睦雄(むつお)院長は「子供自身も、自分の性質を理解することが大切」と話す。

 HSCは自分のつらさをあまり語らないため、まずは、子供が嫌なことは嫌だと言える安心安全な関係を作ることが大切だ。「見方や感じ方、考え方を尊重し、価値観や判断を押しつけない。敏感であることのメリットや大切さを伝えるといい」と長沼院長。親子で話し合ってルールを作り、破ったときにはまず理由を聞くと良いという。

 長沼院長は「HSCを知らないと、病気を治そうという視点になる。HSCだと分かると受け入れることができ、親も子も楽になっていく」と話している。

 ■学校の環境が苦手 不登校の原因にも

 HSCは不登校の原因の一つとしても注目されている。

 東京都町田市の主婦(33)は一昨年、新聞でHSCを知り、「自分のことだ」と驚いた。中学から私立女子校に通ったが、教室のざわめきや教師の大声が苦手で、通学で満員電車に乗ると疲労感でぐったりした。「そんなことで、と思われるかもしれないけれど本当に消耗した」

 学校生活や人間関係に問題はなかったが、環境に耐えられず高校1年の夏ごろから不登校に。その後、静かな環境を求め、定時制の高校に通い、通信制大学を卒業した。「学校に行けない自分を責めていたが、HSCだと分かって安心した。治るものでもなく、つきあっていくものと理解し、気が楽になった」

 十勝むつみのクリニックの長沼睦雄院長は「敏感さの問題で来院する親子は、不登園、不登校の悩みを抱えているケースが多い」と指摘。「まずは安心安全な環境を保証し、ゆっくり休ませることを勧めます」

 不登校・引きこもりの専門紙「不登校新聞」の石井志昂(しこう)編集長は「一時的に保健室登校にしたり、フリースクールに通ったり、本人に適した教育環境を利用してもいいのではないか」と話している。

特別支援教育はここからが大切

2019-02-27 21:58:43 | 教育
特別支援の視点生かす 学習指導・学級経営で報告と講演

2019年2月26日 ・教育新聞より

2月23日に開かれたシンポジウム「特別支援教育の視点を生かした通常学級の授業づくり・学級づくり」では、教育現場の課題解決に向けた実践報告や講演もあった。

東京都公立小学校の田中博司主幹教諭は「特別支援教育の視点で授業づくり」のテーマで実践報告。通常学級で児童相互のよりよい関係をつくる手だてとして、▽「一人一役活動」 長期間一つの係活動を担当させ、自分の役割を理解しやすくしながら自己有用感を養う▽「ビー玉貯金」 「給食を残さず食べた」など、各自でやり遂げたことがあったら学級のボトルにビー玉を入れ、いっぱいになったらお楽しみ会を開くなどして、学級集団とのつながりを感じさせる――などを紹介。

学びに向かえない子供が授業に参加できるようにする手だてでは、▽45分の授業を「音読」「教科書」「漢字ゲーム」「話し合い」などに細かく分割し、一つでも参加できるようにする▽スタンプラリーや記録表などで意欲を持たせながら、成果が視覚的に分かるようにする▽学級通信や学習計画表で見通しを持たせる――などが有効だと語った。

東京学芸大学総合教育科学系の奥住秀之教授は、通常学級に在籍する発達障害児について研究する立場から「発達障害の理解と学習指導・学級経営」の演題で講演。

発達障害の障害名について、「今後は○○障害という表現は使われなくなる」といい、「国際的な診断基準の改正に伴い、注意欠陥多動性障害は注意欠如・多動症へ、自閉症・広汎性発達障害・アスペルガー症候群は自閉スぺクトラム(ASD)へ、学習障害は限局性学習症(SLD)へと移行していく」と述べた。

学習指導・支援のポイントとしては、「周辺参加」の視点を紹介。「参加できたか、できなかったか」だけではなく、「途中まで参加できた」「活動研究見学できた」などといった、特性に応じた多様な参加の仕方を取り入れるよう勧めた。

また、学級経営では「立ち直りの力」を集団の中に育む大切さを強調。失敗することや思い通りに物事が進まないことに弱さのある、発達障害の子供が立ち直るには、「うまくできなくても大丈夫」という雰囲気を学級の中につくり、互いに励まし合う声掛けができるようになることが重要だと語った。

ぜひ実現を!~世界を経験~

2019-02-26 21:42:06 | バスケットボール
【バスケット】W杯出場決定・男子代表にビッグマッチ浮上

2/26(火) 16:45配信 ・東スポWeb

 バスケットボール男子のW杯(8月31日開幕、中国)出場を決めた日本代表が25日、帰国した。日本男子のW杯出場は自国開催の2006年以来の快挙だが、アジア予選4連敗から8連勝で出場権を得たことで「ビッグマッチ」の可能性が浮上している。

 W杯前の8月後半には東京五輪のバスケ会場となるさいたまスーパーアリーナで五輪の「プレ大会」が開催される。ここにW杯に出場する強豪国に時差調整を兼ねて参加してもらい、日本代表との試合を組む計画だ。

 2000年シドニー五輪前には米国「ドリームチーム」がやはり時差調整目的で、同会場で日本と対戦した。今回、米国の招聘は厳しそうだが、他国にもキラ星のごとくスターはいる。NBA(米プロバスケット)が「次代の顔」に指名した2メートル11センチのオールラウンダー、ヤニス・アデトクンボ(24=バックス)はギリシャ国籍。他にもセルビアのニコラ・ヨキッチ(24=ナゲッツ)らが今年のオールスターに選出された。

 こうしたスター選手が各国代表として本番直前の仕上がった状態でプレーしてくれるとなれば、日本の選手にとっては貴重な経験になるだろう。W杯出場を逃していれば、対戦を希望しても相手にされなかった可能性が高い。超一流とやることは選手にマイナスのショックも与えかねないが、日本協会の東野智弥技術委員長(48)は「自分たちはまだダメだ、ということを知って五輪へ向かわないと」と、来年の東京五輪を見据えた強化方針だと明かす。

 八村塁(21=ゴンザガ大)が今夏のドラフトで指名されれば、日本は渡辺雄太(24=グリズリーズ)とNBA選手2人を擁するチームとなる。主将の篠山竜青(30=川崎)が「これ(W杯出場)がゴールじゃなくてスタート。世界をあっと驚かせるプレーをしないといけない」と話した通り、快挙を新たな歴史の始まりにしたいところだ。

ついに世界へ!~やったねニッポン(^_^)v~

2019-02-25 10:02:39 | バスケットボール
日本、2006年以来のW杯出場決定! 自力では21年ぶり、4連敗から8連勝で世界切符獲得

2/25(月) 1:04配信 ・バスケットボールキング

 2月24日にドーハのアルガラファスポーツクラブ多目的ホールで「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window6)」が行われ、7連勝中の男子日本代表がカタール代表と対戦した。

 日本は自国で開催された2006年以来3大会ぶりのワールドカップ(旧世界選手権)出場に向け、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、比江島慎(栃木ブレックス)、田中大貴、竹内譲次(ともにアルバルク東京)、ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)の5人がスターティングファイブに名を連ねた。

 試合序盤はやや重い展開となったが、ファジーカスが開始1分53秒にチーム初得点を挙げると、同3分18秒にレイアップ、同4分2秒にバスケットカウント。同4分26秒に竹内譲がブロックを決めると、その後の速攻で田中がドライブからレイアップを沈めて4点をリードした。直後には田中とのコンビで竹内譲がワンハンドダンク。終盤は相手のディフェンスに苦しんだものの、辻直人(川崎)のアシストで竹内譲が3ポイントを沈めた。

 15-8で始まった第2クォーターは、馬場雄大(A東京)のジャンプショット、辻と富樫の3ポイントで8点を連取。その後も辻と富樫がそれぞれ2本の長距離砲を決めるなど、残り4分20秒の時点で35-17と点差を広げた。中盤以降も比江島を中心に攻めこみ、42-35でハーフタイムに突入した。

 第3クォーターは開始25秒に張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、同1分4秒に比江島が3ポイント。張本が好ディフェンスを見せたり、田中が相手のアンスポーツマンライクファウルを誘発したりし、残り4分41秒の時点で点差を27点まで拡大した。終盤もトランジションを仕掛けると、同3分に篠山竜青(川崎)がブザービーター3ポイント。太田敦也(三遠ネオフェニックス)の負傷交代という不測の事態も起こったが、竹内公輔(栃木)がつなぎ、64-34と大きくリードした。

 第4クォーターは竹内公が先取点を記録し、開始1分36秒に馬場がレイアップ。篠山がルーズボールで気迫を見せると、同2分14秒に竹内公が自身4得点目となるレイアップを決めた。さらに辻が同3分7秒にこの日4本目の3ポイントを決め、同3分49秒にファジーカスの得点をお膳立て。40点差がついた残り4分17秒にはベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)が予選初出場を果たし、以降も危なげない試合運びを見せ、最終スコア96-48で勝利を収めた。

 なお、予選を勝ち抜いた上での自力出場は21年ぶりとなる。

■試合結果
日本 96-48 カタール
JPN|15|27|22|32|=96
QAT|8|17|9|14|=48