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若者よ、日本を出よ

2011年07月20日 07時03分14秒 | シリコンバレー

日本で最も成功している人の一人ユニクロの柳井社長の記事があったので転載です。内向き、ガラパゴス、など閉鎖的な日本を心配する思いが同じ部分があったので、興味深かった。シリコンバレーにいると世界の勢いを肌で感じます。安住の地は無く、みんな日々生活をかけて戦っています。中国、インド、韓国などと比べ、日本の地位が落ちているのを実感します。ただ、戦後とまではいかないけれど、底に近い状況であろう今の状況から、柳井さんが言われるようにここからどれだけ上がっていけるかが勝負かと思います。なでしこが浮上の引き金となってくれるかな。。。

飛び出してしまった若者ではない僕(笑)、飛び出してからが勝負ですな。

 

日本のいちばんの問題は、保守的で臆病なところ、安定や安心や安全を求める傾向が強過ぎるところだ。世の中は常に変化し続けており、他の国はそれに合わせて成長しているのに、日本だけが昔ながらのやり方にこだわっているように見える。

 そもそも発展途上国を見下す姿勢がある。たとえ発展途上国の企業でも、自分たちより優秀ならば、相手から積極的に学ぼうとする姿勢を持つべきなのに、過去の成功が足かせになって、素直に学ぶことができない。これは経営者にも社員にも当てはまる。

 日本のビジネスマンや企業に、独自性が欠けている点も問題だ。全員が同じであるべきだと考える人があまりにも多い。だが、この考え方は根本的に間違っている。

 そしてもうひとつ、日本の企業はまるでバックミラーを見ながら運転しているような印象を受ける。内向きの傾向を強めているのだ。日本はもう一度、終戦直後まで立ち戻るべきではないか。何もかも失ってしまった状態から、いまの繁栄を築いてきたのだ(ファーストリテイリングが創業されたのは、戦後の混乱期にあたる1949年である)。

 あの頃の気概が失われてしまったのは、誰もが、日本は豊かだ、どの国よりも優秀だという錯覚を持つようになったからだろう。しかし、購買力平価で見ると日本と同じくらいの国はたくさんある。かれこれ20年ほど前から、所得が増えていない日本人は大勢いる。日本人にとって、日本がいまなおとても住みやすい場所なのは事実だが、居心地がいいことと先々も食べていけることとは別問題だ。我々日本人の生きる力は徐々に弱まっている。

 今日の日本は、経済大国として臨んだ戦いに完全に敗北してしまったのである。それなのになぜ、いつまでも気づかないのだろう。なぜ失敗から学ばないのだろうか。

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http://www.nikkeibp.co.jp/article/reb/20110715/277846/?P=1&ST=rebuild

 

 

 


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