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シリコンバレーで朝食を

シリコンバレーから日々の生活と仕事そして遊びの情報をお届けします。

学歴社会

2014年05月14日 12時23分17秒 | シリコンバレー

学歴社会は駄目だとか、どこの大学に行ったかよりも大学で何をやったかが重要。

などと日本で言われたこともありましたが、子供の数が減っている今はどうなんでしょうか。

子供の数が減っていて大学の定員がそのままだったら、いい大学に入りやすいんじゃないの?とか思うのは、子供が多い時代に生まれたものの僻みかもしれません。

さて、アメリカではどうでしょう。シリコンバレーでは実力次第。どこの大学を出たとかは関係ない。スティーブジョブスだって、大学中退してるし。僕も昔はそう思ってました。

実際、自分でアイデアを出して、すごいものを作り、会社を作ったり、会社の中で認められて上にあがっていくケースはあると思います。ただそれはごく一握りの世界です。スタートアップでも大企業でも会社に属した場合、まずこいつは仕事ができるやつかどうかの判断は学歴が使われると思います。むしろアメリカのほうが学歴社会じゃないかということに最近ようやく気づいてきました。

例えば、スタンフォードやUCバークレー、カーネギーメロン大学卒というだけで、お、この人はできるんじゃないかと思われたりします。さらにPhD(博士課程卒業)だとさらにその価値はあがります。日本を含む海外の大学についてはほとんどその価値がわからないと思います。アメリカ人に東大に入るのがどれだけ難ししかというのは感覚としてわからないのです。ただ、同じ国から来た人であれば価値はわかるでしょう。インド人のマネージャーがインド人のエンジニアを雇うときなどです。ついこの前、僕の会社にもUC バークレー卒でPhDの人が入ってきましたが、早速大きな仕事をいきなり任されていました。もちろんインタビューで実力を見込まれてのことだとは思いますが。

そして過去に働いた会社も見られます。僕のグループにはインテル、IBM,サンなどから来た人がたくさんいますが、採用の際にもそれらの会社で働いていたならある程度は間違いないといった意識が働いてもおかしくはないと思います。ただ実際はそうとも限らないケースもあります。そういった大きな企業で働いてきた人は視野というか実際にできる仕事の範囲が限られてしまうこともあるのです。これはまたの機会に話します。

僕はアメリカの大学を出たわけでもなく、アメリカの有名な会社で働いてきたわけではないので、上司をはじめ同僚にもはじめは実力は未知数かたいしたことないやつと思われていたかもしれません。ただ、仕事を忠実にこなし、アイデアを出して、チームのために働いていれば、少し時間をかければ認められるんじゃないかと思ってきました。

じゃあ結局はどっちなの?と聞かれそうですが、結論としては初めは学歴。あとは実力。両方あるひとはあっという間に上にあがっていく。学歴だけの人は駄目、実力のある人は時間はかかってもみとめられる。という感じです。あと、アメリカの大学は出てないけど、スティーブジョブズのようになりたいという人は、成功はごく一握りをはいえど、夢を持ち続けてほしいと思います。

 


若者よ、日本を出よ

2011年07月20日 07時03分14秒 | シリコンバレー

日本で最も成功している人の一人ユニクロの柳井社長の記事があったので転載です。内向き、ガラパゴス、など閉鎖的な日本を心配する思いが同じ部分があったので、興味深かった。シリコンバレーにいると世界の勢いを肌で感じます。安住の地は無く、みんな日々生活をかけて戦っています。中国、インド、韓国などと比べ、日本の地位が落ちているのを実感します。ただ、戦後とまではいかないけれど、底に近い状況であろう今の状況から、柳井さんが言われるようにここからどれだけ上がっていけるかが勝負かと思います。なでしこが浮上の引き金となってくれるかな。。。

飛び出してしまった若者ではない僕(笑)、飛び出してからが勝負ですな。

 

日本のいちばんの問題は、保守的で臆病なところ、安定や安心や安全を求める傾向が強過ぎるところだ。世の中は常に変化し続けており、他の国はそれに合わせて成長しているのに、日本だけが昔ながらのやり方にこだわっているように見える。

 そもそも発展途上国を見下す姿勢がある。たとえ発展途上国の企業でも、自分たちより優秀ならば、相手から積極的に学ぼうとする姿勢を持つべきなのに、過去の成功が足かせになって、素直に学ぶことができない。これは経営者にも社員にも当てはまる。

 日本のビジネスマンや企業に、独自性が欠けている点も問題だ。全員が同じであるべきだと考える人があまりにも多い。だが、この考え方は根本的に間違っている。

 そしてもうひとつ、日本の企業はまるでバックミラーを見ながら運転しているような印象を受ける。内向きの傾向を強めているのだ。日本はもう一度、終戦直後まで立ち戻るべきではないか。何もかも失ってしまった状態から、いまの繁栄を築いてきたのだ(ファーストリテイリングが創業されたのは、戦後の混乱期にあたる1949年である)。

 あの頃の気概が失われてしまったのは、誰もが、日本は豊かだ、どの国よりも優秀だという錯覚を持つようになったからだろう。しかし、購買力平価で見ると日本と同じくらいの国はたくさんある。かれこれ20年ほど前から、所得が増えていない日本人は大勢いる。日本人にとって、日本がいまなおとても住みやすい場所なのは事実だが、居心地がいいことと先々も食べていけることとは別問題だ。我々日本人の生きる力は徐々に弱まっている。

 今日の日本は、経済大国として臨んだ戦いに完全に敗北してしまったのである。それなのになぜ、いつまでも気づかないのだろう。なぜ失敗から学ばないのだろうか。

続きはこちら

http://www.nikkeibp.co.jp/article/reb/20110715/277846/?P=1&ST=rebuild

 

 

 


発音の練習

2011年07月12日 01時19分55秒 | シリコンバレー

最近Googleの検索に音声認識機能がついているのを発見した。

これは、自分の発音が正しいかテストするのに使えるんじゃ???

早速やってみた。

あっぽー → Apple

ジャパン → Japan

クーパーティーノ → Cupertino

お、なかかな調子がいい。

こっふぃ(coffee)  → copy

テニス     → penny

おや、ちょっとおかしいぞ。。

ブレックファースト → redbox

ジュライフォース(7月4日)→ she likes me

完全に壊れました。。。

 

 


リーダーの素質

2010年11月16日 18時54分06秒 | シリコンバレー
帰り道の車でラジオから、ザッカーバーグがFacebookの新しい機能の発表をしているのを聞いた。その機能自体はあまり興味が無かったのだけど、プレゼンの仕方がうまいなあと思った。そりゃ、アメリカ人は小さいころから学校でプレゼンを教わり、ましてや彼は短い時間(恐らく)で投資家を口説き落とし、ヒット商品(彼の場合Webサイトだが)を生み出して売り込むのだからぐんを抜いてたけているのでしょう。ちなみに、Appleのスティーブジョブズも本になるぐらいうまい。
その後、家に着いて夕食を食べながら昼間のNHKニュースの録画を見ていてがっくり。某極東の大国の総理大臣が外国の要人を迎える際、「ようこそいらっしゃいました」を言うのに、下を向いて紙を読む。政治以前の問題?やっぱ理系だから?短命で終わった現野党の総理大臣のほうがその辺のコミュニケーションはうまかったな。僕は政治は素人だから政治の内容はまったくわかりませんが。

ところで、ザッカーバーグは映画にもなったので、日本でも知っている人は多いでしょうが、彼の家とオフィスを訪問している番組がアップされてました。
アメリカンドリームとシリコンバレーのスタートアップ(もう違うけど)のオフィスの様子(かなりきれいなほう)がみてとれます。
うーん、借家とアジア人女性と一緒に住んでいるところまでは一緒なんだけどな。。。
http://www.youtube.com/watch?v=VTfzXyvqKN8



新年快楽

2009年01月30日 04時08分54秒 | シリコンバレー

最近少し中国語を勉強している。とはいっても、同僚に挨拶して通じたらよろこんでいるというレベルだ。


きっかけは、中国のオフィスで働いている日本人がこちらのオフィスに遊びに来た際、中国語でうちの同僚と話をしているのを見て、ちょっとうらやましく思ったから。周りを見渡すと、上司もそのまた上司も中国人、同じグループ内でも僕を除く6人中5人が母国語が中国語といった状況なので、少しでも話せればもう少し壁が破れそうな気がする。英語を学ぶよりは中国語を学ぶに適した環境とおもう。または、限界を感じ始めた英語に対する現実逃避かもしれないけど。。。


以前、日本人ペアで中国人ペアとテニスの試合をしたことがあり、相手の中国人は作戦を大きな声で中国語で話していたが、実は僕のペアは大学が中国語専攻で作戦バレバレなことがあった。どこに日本語がわかる人が潜んでるかわからないから、大きな声で悪いことは言えない。


今週月曜日は、旧正月だった。明けましておめでとうは新年快楽というらしい。少しお祝いムードだったけど、半分以上の人は会社にきていたし、そういう習慣は少しづつなくなっていっているのかも知れない。日本で旧正月がいつからつかわれなくなったか調べてみるのも面白そう。


 


i-phoneをさわってみる

2007年07月17日 00時28分12秒 | シリコンバレー

  先日発売されたi-phone 早速同僚が予約していたものが届いたということで、その人の席には人だかりができた。
ということで、早速さわらせてもらった。その前に一目みてハッと思ったのは、薄い、ということ。思っていたよりはるかに薄い。自分のなかではてっきり、昔のカセットテープのケースより少し薄いぐらいの厚さと思っていたのに、CDのケースかそれよりも薄い感じがする。そしてもうひとつの”ハッ”は画面の大きさで、これまでのどの携帯電話よりも大きく、他の人のBrackBerryと比べても、1.5倍以上はある。そして見た目はとてもきれいで cool に仕上がっている。キーボードは画面の下3分の1ぐらいに表示される。画面をつまむように指を動かすと、ズームアウトし、伸ばすように指を動かすとズームインするのは面白感じだった。また、MEMSが搭載されていて、横を向けると画面が横向けになるし、上下反対にしても、画面は常に上を向く機能を見て、みんなからウォーという声が漏れた。
さて、このi-pohne, 安いほうでも$500で結構高めだけど、ipod、カメラ、WIFIがついてネット接続もできるし、それだけでも買ってもいいかなと思ってしまう。ただ、電話を契約しないとそれらの機能は使えないので、月々最低$60のプラン、AT&Tのみの契約というのを考えると現実は買えないかなあ。
日本もソフトバンクが発売するという噂もあり、どれぐらい話題になるんでしょうね。ただ、日本が他を寄せ付けないほど発達していた携帯電話が追い抜かれようとしているような感じがして、すこし寂しい感じもした。