14日、東京の国立科学博物館で開かれている「木組」展に行ってきました。
午前中は、工芸技術記録映画「木工芸ー須田賢司の技ー 」の上映会。
この映画を見るのは2回目ですが、又新たな気付きがありました。
指物については師について修業するということがなかった自分にとって、実際の制作場面を見られるのは大変貴重な機会でありたくさんの事を学べます。
今回も次の作品についてヒントをいただけました。
午後は須田先生の講演「木組ー美と強度を求めて」
1世紀、弥生時代に作られた「案(机)」とグレコローマン時代の「棺」。
更に、赤漆文灌木厨子の支輪の仕口など、加工技術の高さには驚きますが、考古学の常識以上の道具や技術、文化があったのではないかという思いが一層強くなりました。
関東や長野の木工家の皆さんとも久しぶりにお話にできたのもうれしい事でした。
早めに終わったので、浅草橋のルーサイトギャラリーに寄ってみました。
4月に煎茶工芸4人展をさせていただいて以来です。
この日はモハンさんの「絨毯展」の最終日。
初めて見る絨毯の世界とお話に圧倒されました。
オーナーもお元気そうで何よりでした。
一泊し、15日は「日展」が開かれている国立新美術館へ。
高校時代の友人の大塚君が、今年も工芸部門で入選。
京都展では関西の作家の作品が中心なので、埼玉県に住む彼の作品を見たくて行ってきました。
同じく高校時代の友人の柳沢君とも待ち合わせて会場へ。
作品のタイトルは「動く形態パート2螺旋」
陶芸の作品なのですが、板状にした粘土を決まった形に切り抜きそれをつなぎ合わせて作った部品を螺旋状につなぎ合わせた立体作品。
伊羅保の油薬がかけられています。
大塚君に制作についていろいろ話しを聞きました。
木などに比べ、重量があり軟かい粘土を使ってこの形に組み、焼くのはさぞかし大変だったろうな、とその苦労が忍ばれました。
強くは主張しないながらも、内からの動きで訴えて来るような、見ていても心地よさを感じる作品でした。
とにかく作品が多いので、工芸と彫刻の作品を中心に急ぎ足で見て回りました。
その後3人で昼食をとりながら、暫し歓談。楽しいひとときでした。
1日お茶会の翌日で、少し強行軍でしたが、2日間の余韻に浸りながら京都への帰路につきました。
午前中は、工芸技術記録映画「木工芸ー須田賢司の技ー 」の上映会。
この映画を見るのは2回目ですが、又新たな気付きがありました。
指物については師について修業するということがなかった自分にとって、実際の制作場面を見られるのは大変貴重な機会でありたくさんの事を学べます。
今回も次の作品についてヒントをいただけました。
午後は須田先生の講演「木組ー美と強度を求めて」
1世紀、弥生時代に作られた「案(机)」とグレコローマン時代の「棺」。
更に、赤漆文灌木厨子の支輪の仕口など、加工技術の高さには驚きますが、考古学の常識以上の道具や技術、文化があったのではないかという思いが一層強くなりました。
関東や長野の木工家の皆さんとも久しぶりにお話にできたのもうれしい事でした。
早めに終わったので、浅草橋のルーサイトギャラリーに寄ってみました。
4月に煎茶工芸4人展をさせていただいて以来です。
この日はモハンさんの「絨毯展」の最終日。
初めて見る絨毯の世界とお話に圧倒されました。
オーナーもお元気そうで何よりでした。
一泊し、15日は「日展」が開かれている国立新美術館へ。
高校時代の友人の大塚君が、今年も工芸部門で入選。
京都展では関西の作家の作品が中心なので、埼玉県に住む彼の作品を見たくて行ってきました。
同じく高校時代の友人の柳沢君とも待ち合わせて会場へ。
作品のタイトルは「動く形態パート2螺旋」
陶芸の作品なのですが、板状にした粘土を決まった形に切り抜きそれをつなぎ合わせて作った部品を螺旋状につなぎ合わせた立体作品。
伊羅保の油薬がかけられています。
大塚君に制作についていろいろ話しを聞きました。
木などに比べ、重量があり軟かい粘土を使ってこの形に組み、焼くのはさぞかし大変だったろうな、とその苦労が忍ばれました。
強くは主張しないながらも、内からの動きで訴えて来るような、見ていても心地よさを感じる作品でした。
とにかく作品が多いので、工芸と彫刻の作品を中心に急ぎ足で見て回りました。
その後3人で昼食をとりながら、暫し歓談。楽しいひとときでした。
1日お茶会の翌日で、少し強行軍でしたが、2日間の余韻に浸りながら京都への帰路につきました。