ちーろぐ

今日の出逢いに感謝を込めて

2006-12-05 19:36:49 | 教育
ヤンキー先生の別名で知られる義家弘介さんが、早朝のテレビで
語られた言葉に感動した母が、私が起きるのを待ちかねたように
その内容を教えてくれました。

『子どもの変化に親はいつ気づくことが出来るのか?』

この問いかけに対する答えとして語られたとのことです。
義家先生は迷いなく、それは『朝』だと仰いました。

『朝』という字を良く見てみると、
 十月十日という文字の組み合わせでできている事に気づくでしょう。
 
つまり『朝』とは、母の胎から産まれ出た喜びを与えられていると、
義家先生はお話されました。
だから、誰もが迎える『朝』は、全く新しく輝かしいのだと、
喜びをもって語られたそうです。

その朝、おはようと声を掛けた時の子どもの声・顔・様子、
その中にこそ、子どもが抱いている思いが集約されている
と伝えられました。

確かに、子どもでなくとも私自身を思い返しても、朝目覚めた時が
最もその時置かれた状況に対する心理状態を現しています。

今日の活動が楽しみで仕方がない日の朝・・・
  おはようの声も軽やかに、弾んでいることでしょう。

一転、気乗りのしない、むしろ嫌な仕事をしなければならない日・・・
  起き出すのもやっと、家族のいつものおはようもいささか
  能天気な声に聞こえがち。

どのような朝を迎えられるかは、これまた日々の生き方に
関わってくると痛感しました。

十月十日の愛情を注がれて産まれ出た『いのち』と同じように
自分の努力や計画など何もしていないのに与えられる『朝』。

感謝せずにはいられない思いになった朝でした。

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