先日で食育シリーズは一旦終了させていただいたのですが、
8月25日(金)の朝日新聞の記事に、子どもの『食』の現状が
ありましたので、ご紹介させていただきます。
これは(一番上)、小学校5年生の女児が食事の風景を描いたものですが
自分・母・弟の人物が全て記号で描かれています。
さらにこの三枚の絵の共通点は、食卓の中心は「テレビ」であることを
強く印象付けるように、テレビがやたらと大きく描かれていることです。
記事には
『一緒に食べている人はいても、食卓で会話や笑顔が少ない
家庭の子どもの絵に人マーク(♀など)が出てくる』
との専門家の分析が載っていました。
一方、コミュニケーションが図られているであろうことを
創造させる絵として紹介されているのが、この絵です。
食卓に並ぶお料理よりも、各々の笑顔がそれぞれに描かれています。
10年前の同様の調査と比較すると、
前者のように家族間の食事を通してのコミュニケーションの貧困さを
描いたものは、約2倍になっているそうです。
シリーズ食育では、主に幼児期における『食』との関わりを取り上げましたが
その主眼目は常に「互いのかかわりの中にある食育」でした。
この記事に私は大変ショックを受けました。
「やっぱり!!」というのが、率直な感想です。
一家団欒が必要などと、いくら叫んでも実際の食卓には届かない・・・
だから、『食育基本法』などという法律をわざわざ作って、
家庭内における人間形成の機軸が「食」であることを伝えなければならない。
そんな現状を思いました。
「食」すなわち「生きること」これを肝に銘じようと思います。
そして、「食」を大切にすることを通して、生きる者同士が向き合う
あり方を学びたいと思いました。
8月25日(金)の朝日新聞の記事に、子どもの『食』の現状が
ありましたので、ご紹介させていただきます。
これは(一番上)、小学校5年生の女児が食事の風景を描いたものですが
自分・母・弟の人物が全て記号で描かれています。
さらにこの三枚の絵の共通点は、食卓の中心は「テレビ」であることを
強く印象付けるように、テレビがやたらと大きく描かれていることです。
記事には
『一緒に食べている人はいても、食卓で会話や笑顔が少ない
家庭の子どもの絵に人マーク(♀など)が出てくる』
との専門家の分析が載っていました。
一方、コミュニケーションが図られているであろうことを
創造させる絵として紹介されているのが、この絵です。
食卓に並ぶお料理よりも、各々の笑顔がそれぞれに描かれています。
10年前の同様の調査と比較すると、
前者のように家族間の食事を通してのコミュニケーションの貧困さを
描いたものは、約2倍になっているそうです。
シリーズ食育では、主に幼児期における『食』との関わりを取り上げましたが
その主眼目は常に「互いのかかわりの中にある食育」でした。
この記事に私は大変ショックを受けました。
「やっぱり!!」というのが、率直な感想です。
一家団欒が必要などと、いくら叫んでも実際の食卓には届かない・・・
だから、『食育基本法』などという法律をわざわざ作って、
家庭内における人間形成の機軸が「食」であることを伝えなければならない。
そんな現状を思いました。
「食」すなわち「生きること」これを肝に銘じようと思います。
そして、「食」を大切にすることを通して、生きる者同士が向き合う
あり方を学びたいと思いました。