Chie Blog

フリーアナウンサー ・フェリーチェChie 代表
司会・セミナー講師・小中高生の英語教室主宰・ラジオパーソナリティ

今日のゲスト

2020年12月11日 | 佐伯 吉和

NPO法人「HPS国際ボランティア」理事長の佐藤廣枝さんにお越しいただきました。
廿日市市の佐伯国際アーチェリーランドの誕生秘話と1月1日の一輪献花についてお話しいただきました。
佐藤さんは原爆投下二日後7歳の時に疎開先の爆心地から28km離れた廿日市市浅原からお母さまとともに広島市に入り、入市被爆。 
星空が綺麗な浅原の疎開先で「あの星の数以上の命の中で言葉を貰った人間に生まれたことに感謝してね。
人様のお役にたつことは今お前にできることを一生懸命努力すること」とお母さまに言われたそうです。
その後、必死に家族を守ってこられ、48歳の時に平和公園に立ち、平和運動を始められました。

32歳の時、「お父様の生まれ故郷の浅原に何か遺したい。お母さまに親孝行したい。」との思いで
今の佐伯国際アーチェリーランドのある山をお母さまにプレゼントされました。
その後、お母さまにヤマハが運営する三重県のねむの里に連れていかれ、
広大なリゾート地の中にあるアーチェリーランドのスペースを見て、「これなら、津田でもできる。」と
夢をもたれたそうです。一年後に山を造成するなどして、現在のアーチェリーランドを造られました。
佐藤さんの思いを、妹さんご夫婦、そして現在の甥っこさんが、引き継ぎ経営をされています。


「HPS国際ボランティア」のHPSとは、HiroshimaPeace Station。設立15年ということです。毎年一月一日には、「一人一輪献花」を実施されています。今年はインドからお菓子とメッセージが届く予定だそうです。朝8:00~自由に原爆慰霊碑に献花していただけます。

本日も貴重なお話しをお届けいただきましてどうもありがとうございました。

佐伯国際アーチェリーランド 佐伯国際アーチェリーランド 【公式ページ】 (archeryland.com)
HPS国際ボランティア HPSとは | 特定非営利活動法人 HPS国際ボランティ


訂正です。

昨日の県知事の緊急会見を受け、元旦の一輪献花はやむなく中止となりました。

 

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