Chie Blog

フリーアナウンサー ・フェリーチェChie 代表
司会・セミナー講師・小中高生の英語教室主宰・ラジオパーソナリティ

宮島の春の足音

2019年02月22日 | 舩附洋子の宮島講座

 春を奏でるメロディー♪♪ 
宮島では 鹿がいななく声、風が吹く音、雨が降る音、潮の満ち引きの音から春が感じられます。
鹿が住む宮島にある花は桜、梅、そしてこの馬酔木のみ。 
鹿が食べることができない高い木につく花と毒をもっているといわれる馬酔木だけ。
今この馬酔木が咲き始めています。来月の清盛まつり、ひな巡りのころには満開となります。
厳島随筆家の舩附さんは子供のころ馬酔木の花を一つずつ摘んでは自分の額にパッチンパッチンと
はじいて遊んでいたそうです。このパッチンと鳴る音も春の足音ですね。

 また 春になると春のことをうたった文人のことも思い出すそうです。
季節のこと 宮島の景色が浮かぶ正岡子規の詩もご紹介いただきました。
 「花食う鹿や厳島」 この花というのは夏に咲くむくげの花をさします。
 「潮満ちて鳥居霞む入江かな」
正岡子規は明治時代に2度宮島を訪れています。

 続きはまた来週。。。
 

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