Chie Blog

フリーアナウンサー ・フェリーチェChie 代表
司会・セミナー講師・小中高生の英語教室主宰・ラジオパーソナリティ

ヒロシマの心

2020年08月08日 | 平和


昨日のFMはつかいち「昼なんじゃけん761」の中では、NPO法人「HPS国際ボランティア」の佐藤廣枝理事長とお電話を繋いでお話しを伺いました。
佐藤さんは、原爆投下二日後7歳の時、疎開先の爆心地から28km離れた廿日市市浅原から、
お母さまと共に
広島市にはいり、入市被爆。お兄様を原爆で亡くされています。
初等科6年の時からあらゆる仕事に就き、必死で家族を守ってこられました。

今年の8月6日は、阿賀小学校の放送室から全学年の生徒さんにメッセージを送られたそうです。
生徒さんたちに直接は会えなかったけど、世界恒久平和実現を願う言葉に未来への希望を託されました。


今年は、「被爆75年 ヒロシマの心3」を完成されました。
この本は今年はインターネットでもよめるということです。

現在82歳の佐藤さんの元気の源はお母さまの遺言です。
廿日市市浅原の疎開先で、天の川が綺麗な満天な星空を眺めながら、「あの星の数ほど、数え切れない命の中で言葉をもらった人間に生まれたことに感謝してね。この地球上の最高のところへ生まれてきたからには多少なりともひと様のお役にたってくれ。ひと様のお役に立つには、「何かをさせてください。」とへりくだることでもなく、「何かをしてあげた。」おごった気持ちでもない。今お前にできることを一生懸命努力することだ。」とお母さまに言われたそうです。
その言葉に応えることを探して平和公園に立ったのが35年前ということです。

来月9月11日から14日まで旧日銀で被爆75年行事として「第32回広島市民平和の集い」が開催されます。
慰霊式典、本の出版記念作品の展示、活動記録の紹介、音楽等が予定されています。

佐藤さん、海外から学生を招いて一泊二日でも何かできたらという夢もお話しいただきました。
お母さまから言われた「感謝の気持ちは情熱に変わり、情熱は力に変わり、身体に走る赤い血を情熱に変えて
世間の荒波を超えていきたい。」というお言葉は、私の心に刺さりました。

昨年、廿日市国際交流協会主催の平和交流会で司会をさせていただいたご縁で佐藤さんをご紹介いただき、
今年は番組の中で、「生きる」メッセージと情熱をお届けいただき、大変感謝しています。
ありがとうございます。

私も、日々感謝の気持ちを情熱に変え、一日一日丁寧に、目の前のことを頑張っていきたいです。
小さなことが積み重なって、自分も周りのみんなも幸せになると信じて。。。

HPS国際ボランティア http://hps.cx/

↑昨年の写真です。

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