Chie Blog

フリーアナウンサー ・フェリーチェChie 代表
司会・セミナー講師・小中高生の英語教室主宰・ラジオパーソナリティ

三連休の初日は宮島で仕事

2012年11月23日 | 司会

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これは フェリーの中からの写真。
三週間前と比べて 山肌に朱色の部分が増えているのが
わかりますし、宮島に着いてからの景色も違う。 
そして なんといってもこの観光客の数。
船も人でいっぱいでした。
宮島は世界遺産に1996年に登録されていますが 
厳島神社だけでなく、大鳥居から内側の海、弥山の山々と 建物、海、山の自然と
島全体の14%が世界遺産に登録されているという
珍しい場所なのです。


日本三景のひとつとしても知られています。
日本三景の共通点て知ってますか? 
きれいな海と山です。 日本人が心が休まると感じるからだそうです。

 今年の7月4日 宮島の魅力がまたひとつ 世界に認められました。 ラムサール湿地に登録されたのです。
ということで 今日はそのフォーラムの司会にいってまいりました。

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開催にあたり

2012年11月23日 | 司会

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まずは 廿日市市真野勝弘市長よりご挨拶。
宮島の文化とともに 環境資源を守り、次の世代にひきついでいきたいとのご挨拶がありました。

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講演会

2012年11月23日 | 宮島

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ラムサール条約登録されるには 国際的な基準がいくつかあります。
そのひとつに絶滅のおそれのある種や群集を支えている湿地であることという基準がありますが、絶滅のおそれのあるというのがミヤジマトンボのことです。
脆弱なミヤジマトンボがなぜ宮島に生き残ったかというと 宮島が古来から島全体の自然崇拝の対象で厳島神社などもあり 手厚く保護されてきたからということです。
神の島であり続けた宮島に 数十万年の時を超えて ミヤジマトンボは現代に生き残っているのです。
ミヤジマトンボのレプリカは宮島水族館はいって入口のところにあります。シオカラトンボをちっちゃくしたイメージだそうです。

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パネルディスカッション

2012年11月23日 | 宮島

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「ラムサール条約登録による宮島の環境管理と賢い活用に向けて」と題してパネルディスカッションが行われました。


まずは 宮島の価値
1、「瀬戸内海国立公園」のシンボル的存在であるということ
2、日本三景
3、世界文化遺産
4、ラムサール条約登録湿地

私は 宮島は文化だけでなく自然も豊富であるので 自然環境を今後PRし、新しい観光の形としてエコツーリズムにつなげていくためには まずは 基盤づくりをしっかりしていかなければというご意見が印象に残りました。
また 自然環境を守ると同時に広く次の世代に知らせ 
教育していくことが必要で 10年後、20年後にミヤジマトンボとその生息地を保護し、担ってくれる人を育てるためにミヤジマトンボツアーをしたいとのお話もありました。

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講演会 パネルディスカッションの後は

2012年11月23日 | 宮島

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ラムサール条約登録湿地を船上から見学。
宮島の周りを船でまわるのは 七浦めぐり以来でした。
夕方4時半です。

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こんなに岩がたくさんあるところも

2012年11月23日 | 宮島

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船の中では 宮島観光ボランティアの方の宮島の歴史のお話がまずありました。
六千年前 宮島は陸から分離してでき その頃から鹿が住んでいたそうです。人間が住み始めたのは千二百年前からなので 人間より 鹿のほうが先輩なのですね!!
ちなみに 宮島の人口は1800人で 鹿は500頭だそうです。

宮島の歴史の話し以外にも 引き続き、パネラーのみなさまがミヤジマトンボの生息にはヒトモトススキというススキの存在が大切であるとか この辺りで74年前(1936年)ミヤジマトンボをある登山家が見つけ その二年後には ミヤジマトンボが新種として記載されたなど かなり専門的なお話を明るく楽しく情熱的にしていただき 船の中はとっても賑やかでした。 私もお客さまと楽しいクルージングのひとときを共有できました。

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宮島口6時30分着

2012年11月23日 | 宮島

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真っ暗で夜景がきれいでした。

パネルディスカッションの中でこんなお話がありました。
世界遺産登録とラムサール登録の違い。
世界遺産はご周知のように 登録前から観光地であることが多いのでブランド価値が高いということ。
一方 ラムサール登録は 人間の行動範囲に規制されているということ。アクセスしにくい場所であること。湿地であるので人間の生活範囲でないので理解しにくいということ。

1991年、2004年の大型台風でミヤジマトンボの生息環境は破壊されてきましたが、今までミヤジマトンボの保護に関わられてきた方、ミヤジマトンボ保護管理連絡協議会の皆さまのご尽力により 絶滅危惧種であるミヤジマトンボが厳しい状況に身をおきながらも ずっと生息してきました。
だからこそ 今回のラムサール条約登録につながったのです。
今後いかに多くの方に宮島のもつ豊かな自然環境を知っていただき、将来的に エコツーリズム活動につなげていけるといいですね。

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