真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『「地震の目」で予知する次の大地震』 (木村政昭さん)

2011-01-15 | 読書-自然科学
「地震の目」で予知する次の大地震
木村政昭
マガジンランド (2010/10 出版)

語りおろしっぽいが、べつに構わん。

大学教授だった人なのに、卒業大学(&院)の記載がないという珍しい例?
プロフィール(木村 政昭)
しつこく探すと、
木村政昭 - Wikipedia

もしかして、いわゆる、ロンダの走り?
(学部も)堂々と書けばよいのに、と素人は思うのだが、長年のご経験から記載したくないという意向が強いのか。
うーむ。

なお、wikiは末尾の
NPO法人「海底遺跡研究会」ホームページ
スペシャルインタビュー:木村政昭(さうすウェーブ、1999/9/15)
へのリンクもたいへん興味深い。

木村政昭氏の地震予知 - オカルト通信、ズバリ言うかも!

その筋というか公的組織となると、「権威」が重視されるのだな。
地震予知連絡会委員名簿(平成22年5月21日現在)

政府の公式なものというと、どうしても大権威を並べて後れをとることになる(と断言しちゃうぞ)。
社会的な影響の大きさなどから考えて、仕方ないのだろう。

で、実際に当てるのは、権威から距離を置いた著者のような人物なのだろう。
目が離せないぞ、と。

関東大震災等で発生した前兆現象

その他興味深かった事項:
アスペリティ。
テレビで聞いたことがあったのだが、あらためて確認、と。
アスペリティって何?- 地震研究の新たなキーワード-

八重山地震(やえやまじしん)とは、1771年4月24日(明和8年3月10日)に発生した大地震

1771年八重山地震津波(明和の大津波) - 琉球大学中村衛研究室

1771年・八重山地震・明和の大津波(津波跡現地調査/文・写真:山村武彦)
この方の略歴も面白い。
何をして食ってきたのか(=本業が)、よく分からない記述。

大権威にも上司と部下の確執なんかも?
ホーム >富士通ジャーナル >経営支援情報 >社会人オフタイムマガジン >日本人のオリジナリティ探訪
地震研究先進国ニッポンの牽引者 大森房吉

地震予知の語り部・今村明恒の悲劇

ともに多磨霊園に眠る。
今村明恒
大森房吉

人心を惑わすので確証が得られないと云々といっていると、貴重なチャンスを逃すわな。
緊急地震速報が先走ると批判されるようなのだが、狼少年化を恐れてはいかん、と思うけどね。

新・地震学セミナーからの学び
12 瓜生島沈没ー日本のアトランティス物語

じつは、南面堂の祖父は関東大震災の際は洋行中で、当初は不十分な情報しか入ってこなかったために外地でデマが流れたと語っていた。
いわく、「江ノ島は海没した。鎌倉は全滅」という話が流れた由。

僻地ではなくて世界に冠たる先進国の大都会でも、当初の不十分な情報ではそんな話だった由。
その地では、遠い日本の大災害に弔意を示すために劇場などが臨時休業になったのだと。

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