庭であそぼ

07年12月に突然母を亡くし、主を失った実家の庭と田畑の
世話を引き継いだ、土いじり超ビギナー夫婦の記録。

庭のわき役たち

2010-05-29 08:32:12 | 田舎の庭

昨日、28日になってようやく気持ちよく晴れてくれました。

今日は、地味目な色合いですが、庭のわき役たちに目をむけてみますね。


秋には赤く色づいて自己主張する真弓の木も、春には周りに溶け込む緑の花を咲かせていますよ。







こちらは、雑草かどうか判別がつかず、ためしに残してみたものです。

地下茎で増えていくようで、庭のほとんどに進出して、雑草だったらエライこっちゃと思いつつ、まるっきりの雑草にも見えず、冷や冷やこわごわ見守りました。

どうです? わかりますか?



まだ小さなつぼみですが、これで正体がわかりました。
ホタルブクロじゃありませんか?



母の生前、ホタルブクロのような花が咲いていたことを思い出しました。
かつては薄紫色の花をつけていたように思うのですが、定かではありません。
だって、コレ、どうみても白い花が咲きそうですよね?
う~ん、違うのかなぁ・・・ちゃんと咲くまで正解はおあずけですかね。



こちらもひっそりと木陰でさいています。
ミヤコワスレ。



これはまだ紫色をしているけど、別の場所のは白色に変化してしまっています。
やっぱり白色だと魅力も半減



太陽が強すぎて色がちゃんと出ていないけど、ツバキの下で咲いているのはシラン。



隣のススキが圧迫したのか、それとも気候のせいなのか、今年の花つきはいまひとつ。
やっぱり問題児のススキは堀りあげてしまおう。
だいたい、母も、どうしてススキなんか庭に入れたのか不思議です。
まーくんは、勝手に生えたんちゃうって言うけど・・・?



最後は、再びの登場、エリゲロンのボーダー。
やっぱり好きな花だし、花数も増えて、ますますイイ感じになってきたから。






昨年購入した時は、売れ残りの徒長した苗だったんだよね。
それが、こんなに株も大きくなって、立派なボーダーに育ってくれたと思うと、感慨もひとしお~

強い雑草みたいな花だから、育って当たり前なんだろうけど、好きな花だけに、遠くからながめたり、近づいてみたりと、ニマニマしながら見守ってます


大雨の後

2010-05-25 11:15:25 | 田舎の庭
昨日は大雨警報が出て、弟もお休みになりました。

お隣の宍粟市では数軒が自主避難されたそうです。
昨夏の洪水被害の傷も癒えない内の警報で、ヒヤッとさせられました
今のところ、近場での大きなニュースは聞こえてこないのが幸いです。

うちの庭でも滝のような大雨にもかかわらず特に変わったことはありませんでした。

特にこのプラスチックのような多肉ちゃんのお花は、まるで何も無かったようにすっくと立っていますよ

     

大きく育ったロゼッタの下には、いつの間にか小さな子供ロゼッタが!
あんまり増えても困るんだけど・・・

アップで見るとますます不思議な花。
他のロゼッタをまとめて植えた方も花がつきました。

     

株分けした時は同じ大きさだったのに、たくさん植えた方は明らかに育ち具合が違いますね。
後ろのシザンサスも、次々花を咲かせて、ブーケのよう





私の大好きなブルースターです
2度目の冬越しで、今年初めてのつぼみから一番花が開くまでです。

 たくさんつぼみが付きました


     

雨の後の開花なので、花色がいまひとつみたい。
でも、本番はこれから!楽しみです




こちらは田植えの季節に咲く(たぶん)長生欄(セッコク)。
今年もきれいに咲きました。
田植えは23日(日)に一斉に始まりましたよ。

     



次はピンクの八重花マーガレット・サマーメロディに悪さをしにきたコガネムシくん。
でも、お花にとまっている様子が可愛くて、見逃してあげました。





悪さをすると言えば、このミントたち。
はびこってしまって手こずっています



でも、柔らかい葉を摘んで作るフレッシュ・ミントティーは最高
そのために、西端のこの辺りだけは残しています。



最後は、今頃目を覚ましたお寝坊さんのアネモネちゃん


眩しすぎる太陽に目をパチクリしているみたい

ふちどり

2010-05-18 16:56:06 | 田舎の庭

今日は庭の縁を彩ってくれる花たちを取り上げてみましょう。


まずは、私の大好きなエリゲロン
可愛らしい草姿とは裏腹に、養分の少ない乾燥した土地で逞しく生きる、まさに雑草のような花なのです

   

もっと近寄ってみましょう

 ピンクから白へ花色が変わるのが魅力




エリゲロンは私が買った花ですが、以下は以前からあるので、私にも名前がわからない花たちです。

庭の西端では、淡いパープルの小花がびっしり絨毯のように咲いています










もうひとつ、今、花をつけているこの子も、やわらかくて可愛いんです~

小さくて、もこもこと地面を這って増えていくのですが、葉っぱは浮き草みたい。
何ていう名前なんでしょう

   

もっと近寄ってみて~ ホラホラ、可愛いでしょう?




またまたネットの威力を思い知りました~

上の可愛い紫の花の名前がわかったんですぅ~


ツタバウンラン(蔦葉海蘭)  ゴマノハグサ科  
 学名:Cymbararia muralis
 別名:キンバラリア,ツタガラクサ(蔦唐草)
 花期:夏

ヨーロッパ南西部や中部生まれの帰化植物。日本には、大正元年(1912年)に観賞用として渡来したそうです。

石垣や城壁のすき間などに生える、つる性の植物です。
随分、前からあったようですね。

別名はツタカラクサ(蔦唐草)、品種名・英名はコロセウム・アイビー

・・・だそうです。

葉っぱがチドメグサに似ていると思い、そこからキーワード検索してみました。
チドメグサに似てはいるけど、葉っぱが違う。そこで、
『チドメグサ 似ている 花』で検索してみたら、出てきました~

みんな同じようなことを不思議に思ったり、探したりしているんですねぇ



ツタバウンラン(という名前)の発見に気をよくして、『這う植物』で検索。

 ←コレを調べてみようと思って。

そしたら、出てきちゃいましたよ~

クリーピングタイム(Thymus serpyllum/ヨウシュイブキジャコウソウ 洋種伊吹麝香草
英名: Creeping thyme/Wild thyme/mother of thyme)
シソ科イブキジャコウソウ(ティムス)属
ほふく性常緑小低木(花4~7月・草丈10~30cmくらい)
ヨーロッパ~アフリカ北部原産(園芸種)

ハーブの一種だったのね。
タイム独特のピリッと辛味のミントのような香りなんですって。

庭の小道なんかに敷きつめるように栽培すると、踏みしめるたび香りが漂う、香りの小道が出来るらしい。
いやぁ、インターネットさんには脱帽です


昨日の庭

2010-05-17 14:00:24 | 田舎の庭
二つ目のツボミがこんなに大きくなりました。
最初のに比べたら花数も少なく、見劣りはいなめないけど、すごく嬉しい~



光が強すぎたのか、折角のオレンジが白っぽくなったのが残念



大好きな色だけで作ってみた玄関前の小さい花壇。ゴールデンウィークに植えた花が開花して、だんだん思っていた色に近づいてきました

  

パンジー、忘れな草、バーベナ、ピンクのマーガレット、アゲラタムなど


   
日光が強すぎてハレーション気味。まだまだ新しい携帯使いこなせてません





花壇の周りの鉢植えたちも今一番いい時かも知れません

   


   


   


   



ビオラが徒長してきたので、バッサリ切り戻しました。

いつもなら連休までにする作業ですが、今年はいつまでも気温が低くて、やっと先週取り掛かりました。



切り戻す前はこんなに大きく育っていました。それが今はこんなふう







切り戻しの時期が遅かったので、うまく2番花が咲きそろってくれるか心配ですが、ビオラの下敷きになって消失寸前だったスイート・アリッサムなど他の花たちには、やれやれとひと息ついているかも知れませんね

ご無沙汰・・・その3

2010-05-14 08:48:00 | 田舎の庭

今回は、玄関前の小さな花壇の様子をごらんください。


まずは清楚な忘れな草。ひとポット78円で売っていたもの。



メルヘンチックな小さな青い花に、ハートをギュッとつかまれてしまいます

実は、この花には特別な思い出が。
中学生の頃、卒業する先輩に贈りたくて、忘れな草の種を蒔いたのことがあるんです。

こんなに小さな花だと知らなくて、花束か押し花にして渡そうと思っていたので、咲いてみてビックリ。

それにこの辺りの気温では、卒業式までに咲かなかったので、どちらにしても実現しなかったんですけどね



次は、濃いピンクと淡いピンクの可愛い色合いのバーベナです。



いつもは鉢植えにするのですが、強い花なので、今回は花壇に植えてみました。
土の部分を覆うように広がってくれるといいな~



最後は栄養系アゲラタムです。

えらく大きく立派なアゲラタムだなぁと近寄ってみると、栄養系との表示が。
最近出来たのでしょうか。試しに買ってみました。





今、アゲラタムという名前がなかなか出てこなくて我ながらビックリ

もう出てこないだろうと、庭においてあるポットの表示を見に行こうと思ったら、フッと出てきました~
シワやシミだけでなく、脳も着実に老化しているのねぇ~ 実感



これらピンクとブルーの花で、素敵な色合いになってくれそうな予感がします







ご無沙汰・・・その2

2010-05-12 07:22:43 | 田舎の庭
さて前回の続きでございます。

とってもキレイに咲いてくれた君子蘭。気温が上がらないおかげか、玄関でなが~く楽しませてもらっていました。



そろそろ傷んだ花でもないかと顔を寄せてみると・・・!

まぁまぁまぁ、なんということでしょう!(ビフォー・アフター風に)
2つ目のツボミが生まれているではありませんか♥

「なかなかよくやっているではないか」と、お花の王様からサプライズ・ギフトをいただいたよう。
ああ、これだからやめられないのよねぇ。
     
  
ホームセンターでお安くなっていたガザニアをつい手にとってしまったのはまだ4月でした。
うう~、これ以上鉢花は増やさないと誓っていたのに、
「ホラ、こんなにゴージャスな私が値引きされているのに素通りするの? この辺りじゃ、そろそろ盛りを過ぎちゃったけど、あなたのお家ならまだまだ私は美しく咲き続けられるはずよ」
と、語りかけてくるのですよ、ガザニア様が。
     
  
目的もなく連れ帰ったものの途方にくれていたら、ビオラと一緒に買ったヒューケラが、ポット植えのまま花を咲かせている。
こりゃ大変と、思わず一緒に植えちゃいました。
ヒューケラとガザニアだけではあまりにアダルトな雰囲気なので、一緒に買ったサフィニアも急きょ追加の3株所帯です。
      
・・・・・・・
     
アダルトな面々もアップにすると華やかでしょう?

・・・・・・・
  
さて、本日のトリは、株分け出来なかったホスタ姫。
     
   
3月頃が株分けの適期と聞いていたのですが、仕事やらお天気やら、タイミングが合わず、とうとう出来ずじまい。
ゴージャスだけど、やっぱり窮屈そうだよねぇ。ごめんね。
    
来年こそは・・・!

ご無沙汰しておりました<(_ _)>

2010-05-11 09:04:01 | 田舎の庭
ブログちゃん、お久しぶり~

連休に開催された中学校の同窓会の方の用事が色々とあって、こちらまで気持ちも手も回りませんでした~

同窓会での私の役割は、案内状の製作と発送、そして、同窓会ホームページの管理。

発送後も、返信ハガキから、参加状況のリストやブログをホームページにアップしたり、筆まめやエクセルで名簿を作ったり、当初考えていたより雑事が多く、手間取ってしまいました。

でも、文化祭などと一緒で、こういうのは準備段階が楽しい~ 根っからウラカタ向きなんでしょうねぇ



さて、肝心のお花たち。

私がサボタージュしている内に、咲いて散ってしまったものも数々・・・。

でもご安心あれ 写真だけはボチボチ撮っておりました。何回かに分けて、これまでの変遷をご紹介していきたいと思います。


まずはシザンサス。

最初は冬越しのブルースターと2ショットの、まだ花がつく前から。

    


少しずつツボミがふくらんで・・・

        


アップはいっそう美人さんです。




ネモフィラのような、水っぽいっていうのかしら、繊細な茎で、ちょとぶつかるとすぐにポキッと折れてしまって、粗忽モノの私には難しい花でした~




次は、母が植えた庭の宿根草たち。

ホワイトガーデン、という程ではありませんが、丁度白い花ばかりになった一瞬がありましたよ


まずはアイリスと斑入り葉のアマドコロ。

    


次の2枚はスズラン。
葉っぱも花もメルヘンチック。毒があるなんて思えない~

    


このススキは問題児なんだけど、後ろに隠れてサツキの白花がのぞいています。



写真の右端にちょっことのぞいているのはアジサイのアナベルの葉っぱ。
この花も白だし、サツキの後ろにはもう花は終わっているけど、ユキヤナギがあります。そういえば、中心にあるワビスケ椿も白い花だわ。

もしかして、意識的に白花ばかり集めていたのかしら?
それとも、たまたま白ばかりが生き残っているのかしら?
 


同窓会が終わった後は、撮った写真を『フォト蔵』という写真共有サイトを通じて各自PCでダウンロードしてもらうための作業に取り組んでいました。

そのためのマニュアルを作ったり、地元の友人に、ちゃんとダウンロード出来るか試してもらったり、初めてのことだったけど、何とかうまくいったようでやっと一安心