庭であそぼ

07年12月に突然母を亡くし、主を失った実家の庭と田畑の
世話を引き継いだ、土いじり超ビギナー夫婦の記録。

蕎麦の実

2011-10-26 14:27:59 | 山すその畑

今年、川辺の畑は蕎麦を作っています。
なぜか背丈はあまり伸びなかったようですが、実はしっかりできてますよ~。



黒いツブツブが実ですよ~。



まだ白い花も見えます。



アップにしてみたけど、ピントが合わなかったみたいで・・・ガックシ





畑には雑草も生え放題なんだけど、よく見ると可愛いんですよ~♪
では、可憐な雑草シリーズ、いってみよー

イヌタデの群生



昔、ままごとでお赤飯を作るのに欠かせなかったよね!




こちらは・・・ゲンノショウコ、かな?



こんな可憐な花だけど、下痢止めや胃薬になる生薬として有名なんだよね。




これは多分、ハゼウルシの実だと思うんだ。


ハゼウルシ(ハゼノキ)自体は嫌になるほどあちこちではびこってるけど、実をこんな近くで見たのは初めて。
かぶれるかも知れないから、触らずに写真に撮るだけにしました。



この花は何の花かわかんないんだけど、ツル植物みたいだった。
綺麗だったので撮ってみました。



こちらはツボミ混じり。


雑草と言われる花たちも、よく見ると素敵な花がたくさんありますね。
これからは少しずつ名前も覚えていきたいな


落花生

2011-10-17 11:31:26 | 山すその畑

そろそろ落花生の収穫時期。
とりあえず数株掘り上げてみました。


なんだかマングローブみたい。
あちらは根っこだけど。




前日が雨だったので、土が柔らくてすぐ引っこ抜けちゃう。



これでひと株。
結構たくさんでしょう?


も少し近くで見てみる?



何度みても面白いよね、落花生。


中には、育ちすぎて、土の中で芽を出しちゃったこんな子も。



虫喰いで殻に穴が開いちゃうと発芽条件が揃うのか、こうなっちゃってる事がある。
これはこれで可愛い~♪


そしてすぐに茹であげて、美味しくいただきました~。



黒い方は、その名もズバリ『黒落花生』。
黒いのは薄皮だけで、中の豆はフツウです。
黒っていうより、濃い紫色。
まーくんは、アントシアニンがあるからいいんだぞって言うけど、たいした量じゃないから、その部分に期待はしてない。
私はフツウの方が好きだな。


田舎の秋

2011-10-11 16:57:33 | 山すその畑

庭にホトトギスの花が咲き始めました。
まだまだほんの一輪二輪ですが。



月末になって、地元神社の秋祭りが近づく頃、満開になるんですよね。

さて、久しぶりに山の畑へ行ってみようかな。
お!今年も畑のシュウメイギクが咲いています。
ちょっと倒れちゃってるけど、健気に上を向いて咲いてる。









こちらは草なのかな? いつも勝手に咲いてるんだけど。
背高のっぽのキク科の花。
ほら、こんなに高いんです。
公称153㎝の私よりずっとずっとノッポさん。



周りの下草は、昨日、まーくんが草刈機でバビュッバビュッと刈り取ってくれたのでスッキリ綺麗です。


この少し上には山椒の木が。


(後ろにあるのは鹿やイノシシよけの金属フェンス)

実が赤くなるのは知ってたけど、こんなふうに種が出てくるのは知らなかった~。



ほっとくと種がはじけて落ちちゃうのかなあ。
クリスマスリースの材料にもなりそうじゃない?


山椒の木の上には柿の木が。




結構なってます。



母が亡くなったので、なんていう品種か、干すのか、熟させるのか、全く不明。
渋柿みたいなんだけど・・・。


渋柿でもここまで熟すと美味しいのか、カラスさんのお食事の後が。



キッチリくちばしの後がついてる・・・。
まーくんは柿が大好きなんだから、あんまり食べんでやってね。


さて畑に戻って・・・・ん?こりゃなんじゃ?
これは・・・どう見ても・・・トマトのじゅうたん・・・?



今年はトマトを失敗して、屋根も支柱もしなかったと言ってたっけ。
こんなでも畑でまーくんがおやつに食べるには充分なトマトが出来たらしいが。
・・・?どうやらゴーヤも混じってるよう。
左の方に見える長いのはゴーヤじゃね?


さて、帰り道。
ポチッと小さな白い花みっけ!



何の花でしょう?柑橘系ではあるよね。


正解は・・・ジャジャーン!



キンカンでした~!!・・・うちのじゃないけどね。



もひとつオマケに、うちのじゃないけどミカンもたくさんなってます。




ごろごろ。




うちのじゃないけど美味しくなあ~れ!






家のそばの花壇にはコスモスが満開・・・過ぎたくらいかな?



















やっぱ秋はコスモスだよねー♪



家に戻ったらアブさんだかハチさんだかが、せっせと蜜を採集中。



もうすぐ寒くて動けなくなっちゃうから一秒だって無駄には出来ませんってイキオイで花から花へ。
  カメラなんて気にしてらんねーぜ!
  こちとら時間がねーんでぃっ!

そんな声が聞こえてきそう。
よく見ると羽もだいぶ痛んでるねぇ。
今日はあたたかくてよかったねぇ。
ささ、たーんとおあがりな。
邪魔者は消えますゆえ。


今年の野望

2011-09-15 10:15:31 | 山すその畑

家の裏の広い田んぼを畑にしたので、こちらの川ぞいの方はソバを作ることにしたそうです。
「そうです」と言いましたが、すでにガッツリ芽も出ております。



お盆すぎに父と息子とで、汗みずくになって仕上げました。
ここで採れたソバで、自らそばを打って食べるのが、今年のダンナさんの野望。
種を買う前から縁の下から石臼を探し出し、麺棒の心配をしていたダンナさん。
まずは形からってことでしょうか


さて、一連の作業を見守っていたご近所さんには「ホンマにようしての息子さんやねぇー。えらいわぁ」と褒めてもらいましたが、これには勿論ウラ事情が。
実は、うちの息子さん、携帯を新しくしたくて、しかも昨今流行りのスマートフォン(略してスマホ)が欲しいがための根回し中でして。
ほら、魚心あれば水心ってやつです。


ま、炎天下、吐きそうになりながら父についてみっちり最後までやり遂げたので、この日の夕方、早速docomoショップへ家族で出張りました。
名義が父なので、父と息子で行けばいいのに、買い物の時は母に同席して欲しい父の都合で、20歳の息子の携帯機種変更に、ゾロゾロと家族総出。
母(私)だと、わかんないことはわかるまで説明してもらうし、卑屈なまでに値切るとかも平気なんで。


帰省中はスマホをネタに、色んな場面で散々こき使われた息子でしたが、無事スマホを手に入れ、意気揚々と京都へ帰っていきましたよ。
(これが娘だと、用事を頼んでも「無理!」の二語で断られ、エサをちらつかせても、「そんなら自分でバイトして買うからいい」ってバッサリですよ。反対に、これくらいの根性を息子が持っていてくれたら、と、無い物ねだりのバカ親です)

一方、父にはまだまだ苦行が残されていて。
写真の中で進行中の草刈りです。
道路側はほぼ終わり、川側に突入したところかな。
炎天下の草刈りは、本当に大変な作業。
あんまり嫌がらず、「あそこも気になる。こっちもそろそろ」と、自らやってくれるので助かります。
私がダンナの立場だったら・・・・あそこまでやれないなー。
やっても、後で散々恩に着せそう~。
いつもありがとうです

最後に、この畑の傍らで、同じく炎天下頑張って咲いているムクゲの花で〆ましょうか。




最初の頃は一重なんだけど、いつの間にか花びらビラビラの八重になってるんですよね。
ムクゲってそういうもんなのかしらねー?


春爛漫でございます!-その2

2011-04-13 07:16:02 | 山すその畑

さて、前回の続きでございます。
庭で獲物を物色したのち、ブ~ラブラと山の畑へ向かいました。

その途中、今冬の間放置されているご近所の畑で一面もこもこに育ったオオイヌノフグリを発見!


こんなに群生しているのを見るのは久しぶり

実は、この畑のおじいちゃんが腰骨を骨折して以来、ほとんど手つかずなのです。
おじいちゃんは杖なしで歩けるくらい回復しておられますが、いかんせん老齢であることと、骨折が腰だったこともあり、今のところ農作業禁止令が出ている模様。



いつもなら雑草一本もないこの畑なのですが、そういう理由で今春はオオイヌノフグリが天下を取れたというわけ。
よく耕されて土もふかふか、堆肥も十分ほどこされたいい土だったから、ここまでもこもこに育ったのかしら。



さて、おじいちゃんの畑に別れをつげ、山の畑へやってまいりましたよ。
畑の手前にあるのはレンギョウの花。



その横の枯れ枝みたいのはロケット状の新芽を開き始めたアジサイ。






黄色い色は元気が出るねぇ。


畑には庭木も結構植わってる。
30年近く前、家を建てる時に、庭木を全部こちらへ移してそのままになってる。
中でも美人なのはこの椿だと思う。



伸び放題にしているので上へ上へのびのび育ってます。
でも花はとってもかわいいのよ。








このままコサージュにしたいくらい


椿の木の向こうにはアセビの木が数本。
今が花盛りです。



アセビは毒があるそう。

ググってみました・・・こちらから
『漢字で「馬酔木(あせび)」と書くのはアセボトキシンという有毒成分をもち、馬が食べると神経が麻痺し酔ったような状態になるところに由来し、かつては葉を煮出して殺虫剤としても利用されていたようです。』


畑の石垣のあたりにはこの花が。
名前は知らないし、もしかしたら勝手にはえたのかも?
何もしないけど、毎年ここで咲いてるから、丈夫な花なんじゃないかしら。



でも、見た目は優雅だし、やっぱり園芸種なのかなぁ?
花の時期は短いです。
切り花にも向かなかったように思う。




おや?こんなところに春の妖精が!

 

踏まれても踏まれても春になれば可憐な花を咲かせる野花たち。
厳しく長い冬を耐えた東北の野花たちは、またいっそうに美しいのでしょうね。
余震もなく、電気も不自由なく使える西日本の私たちこそが、今がんばる時。
まだあちこちの募金や義援金に協力するしか思いつかないけれど、細くても長く長く支えることが大事だと思い、実践しています。
被災者のみなさん、今しばらく辛抱願います。
西日本をはじめ、被災していないみなさん、頑張りましょうね!


いい仕事してますなぁ(^_^;)

2010-12-25 09:27:07 | 山すその畑

一見、耕してある畑のようですが・・・



よく見てください。耕してあるように見えるのは、土の色の濃いひと区画だけですよね?
手前はまだマルチをはずしていなくて、向こう側の方は、草が生えているのがわかりますか?

実は、耕してあるように見える濃い色の部分は、すべてイノシシさんの仕事なんです。

どうしてキッチリ四角く掘り返してあるのか、みなさんも不思議でしょう?
実は、この四角い部分に、ちょうどサツマイモが植わっていたんです。
掘り返してある右(道路)側に通路として使用していた部分は掘り返してありません。
サツマイモが植わってなかったからでしょう。

勿論、サツマイモは既に掘り上げてありましたが、収穫するには小さすぎたり、畝と畝の間で育っている分は放置してありました。
そのおこぼれイモにありつこうと、よく利く鼻を使って、美味しそうな匂いのする部分だけを掘り返したのでしょう。



畑の周りはぐるりとネットを張り巡らせてありました。
主に鹿よけとして、ではありますが。

今回、このネットはイノシシには何の役にも立たないことが判明。



道路ののり面を掘り返して、ネットの下をくぐった跡があちこちに。




こののり面にも何か美味しいものが埋まっていたんでしょうかねぇ。


本当によく掘り返してあります。



相当深く掘ってあるのがわかりますね。
人間がクワでこれだけ掘り返そうと思ったらなかなかですよ。
まだまだ食べるところが残っていて、たっぷり食べられたのか、お食事の後のフンまであちこちに残っていました~


ワナをあちこちに仕掛けてあると聞きましたが、うちの畑でやってもらってたらヨカッタですねぇ。


やられちゃいました(>_<)

2010-10-13 10:48:04 | 山すその畑

中学の同窓会HPにもアップしたのですが、こちらでより詳しくアップします。

実は、少し前からイノシシ親子が出没していると聞いていました。
山にそって張り巡らされている防獣フェンスを下からめくり上げるようにこじ開けて出てきたようです

山すその畑の方のサツマイモが全滅です



みごとな堀りっぷりです。




白菜もひと畝やられました。



防虫の不織布に大穴が開いています。




真ん中の穴はイノシシくんの足で開けられた穴。
両側のは白菜が植わっていた穴です。



この後、こじ開けられたフェンスが修理されたので、以降の被害は今のところありません。



けれど被害報告はこれで終わりではありません。
川のそばの畑では落花生がやられてしまいました。

土の部分にクリーム色をした小さなものが散らばっているでしょう?
コレ全部食べ散らかされた落花生




雨が降った後なので、わかりにくいんだけど、掘り方が山すその畑と違って、控えめ。

そういえば数日前、カラスが熱心につついていた。
じゃあ、コレみんなカラスが? 
確かに殻に穴が開いてる。



もうそろそろ収穫時だねぇって楽しみにしていたのに
堀りたてを塩茹でしたらチョー美味しいんだよねぇ

鹿に猿にイノシシにヌートリア・・・網や杭など防鳥獣のための出費だけでも大変~。
農業ってホントに元が取れません


どうしましょう?

2010-09-27 10:32:16 | 山すその畑

ちょっと困ったことになりましたよ。
実は裏の田んぼを作ってもらっていたおじいさんが、来年からは無理だと言うのです。
稲作に必要な機械が壊れてしまったのだとか。
もう80歳を過ぎているので、機械を直したり新しく買ってまで米作りを続けられない、そう言われると、こちらも無理を言うわけにはいきません。


ところが、まーくんはそれを聞いて、すっかりヤル気になっています。
件の田んぼは家のすぐ裏なので管理がしやすいこともあり、畑にしようと企んでいる様子。
これ以上農業を広げるのは、今のまーくんには無理があります。
仕事も忙しく、休みはかろうじて日曜と祝日くらい。その休みの日も、夜にはパソコンで図面を描いています。

この夏も、猛暑の中、生い茂る雑草との戦いでした。
慣れたと言っても、まだコツとか加減がわからない初心者同然。
本格的な農業は定年後にボチボチやってくれればいいのに・・・はぁ~。
とりあえず、来年の春先まで、田んぼには手を付けないように言っておきましたが、どうなることやら・・・。


そんなまーくんは昨日の日曜も快晴の元、草刈り機をフル回転。
川べりの畑の周りの雑草をバッサバッサと刈り取ってくれました。

落花生の畝の間も草刈り機でバリバリ・チュンチュン!



ところどころ生えていないのは、種をまいたときに鳥にほじくられてしまった所。
けっこうやられてます。


これは根っこ? それともこれから土に潜って落花生になるの?
いずれにしても猛暑にもめげず元気そうでヨカッタ~♪





やられたと言えば、山の畑の方には何かわからないけど闖入者が!



コレ何の足跡でしょう?


トウモロコシをなぎ倒してこんなにしたり、




そろそろ食べごろだった柿の木も枝ごと・・・




ほら、こちらにもくっきりと残っていますよ。



トウモロコシは周りを網で囲っているのに、下をくぐったのか、はたまた上から飛び降りたのか?
まーくんは猿だと思っているようですが、足跡が多すぎるような気もします。


猛暑の中でも咲き続けていたムクゲの花。
夏の間は、一重の薄いピンクの花びらで中心が紫に近い濃いピンクだったように思うのですが、昨日ふと見ると八重の薄いピンクになっていましたよ。






まるでバラの花のようで、とっても素敵ですね。


でも、ムクゲの花に見とれていたら、葉っぱの中に、こんなやっかいものを発見!



キレイな色ですが、「オイラに触るとアブナイぜ!」と警告しているよう。
勿論、触らないでそっとしておきました。
ムクゲさんには気の毒だったけど、彼女は逞しいので大丈夫でしょう。


畑の実り

2010-09-19 17:55:43 | 山すその畑

連休でどこかへお出かけのご家庭も多いことでしょうが、我が家は相変わらず私は家の中、まーくんは畑へお出かけです。

今日は同じ畑でもいつのも野菜たちとは違う実りを紹介しましょう。



いつの間にかキウイがこんなに大きくなっていました。



今年はまーくんが剪定したので、少しは大きな実になったようです。
今まではほったらかしだったので、小さくて固かったんですよ。
さて、今年のお味はいかがでしょうか?


こちらはすだちかぼすかわからないけど、そんな感じの柑橘類です。


たくさんなっているけど、あんまり使いません ま、あれば安心ってことで。


畑の石垣にこんな花が咲いていました。
ギボウシの仲間でしょうか。草刈りで刈ってしまった部分もあるけど、石垣一面に繁殖しています。








畑から庭にもどってきました。

ヤブランがたくさん花をつけています。









種類が違うのかしら、最初のと最後のはとても淡い紫で、真ん中の写真は少し濃いめの紫でしょう?
それとも日当たりの違いでしょうか?
淡い紫のは白と紫との交配種の可能性もありますよね。
さて、真相は? ・・・・ヤブランだけに・・・ヤブの中?


紫色のサルビア・ファリナセアが大きく、花も増えています。
あふれるように咲くユーフォルビア・ダイアモンド・フロストとのツーショットが素敵です。





ちょっと裏庭に回ってみましょう。

シュウカイドウ(秋海棠)がワサワサと増えていますよ。






このぼんぼりのようなおしべが可愛いですね。



この猛暑の中でも、裏庭はやはり裏庭らしく、カラカラに乾くこともなく、いつもしっとりと湿っています。

シュウカイドウの向こうには苔が広がっています。



私は苔が大好き♪
この苔を綺麗に生やしたいために、今年は裏庭の草引きをコマメにしました。



子どもの頃には、素敵な苔を集めるために山の湧水のあたりや、水が染み出る岩に登ったりしたものです。

こんもりした杉苔がびっしり生える切り立った岩場があって、そこは私の秘密の場所のひとつでした。
年間を通して水が染み出ていて苔の生育には最適だったのです。しかも、岩場なので、苔が土で汚れることがなく、本当に綺麗な杉苔のユートピアでしたよ。



丸い葉っぱはチドメグサでしょうか。これもかわいいです。
こんな形の持ち手のついた待ち針がありましたよね?

こんなちょっぴりの貧相な苔でも、歩くとふわふわとした踏み心地がして嬉しくなるんですよ。



さて、最後に、今朝の発見をお知らせします。

月下美人の花後、バッサリと思い切った剪定をしたのですが、なんということでしょう! こんなに可愛らしい小さなつぼみが生まれていました。



勿論、このまま順調にふくらんで花が咲くかどうかはわかりませんが、この小さな芽生えを見守る楽しみができました。


畑の花たち

2010-09-19 11:08:21 | 山すその畑
畑も庭と同様、息を吹き返したように活き活きとしてきました。
川の方角から田畑を渡って吹いてくる風は、夏の暑さが嘘だったかのように涼しくて、ほんのり乾いた稲の香りがします。

さて、どんな花が咲いているでしょう。


まずは、夏の名残のゴーヤの花。
植えたのが遅かったので、まだ花はたくさん咲いています。
でも、成る実は手のひらより小さなずんぐりさん。やっぱり夏は終わったんですね。






グリーンカーテンとしてはまだまだ役に立ちそうな勢いです。


虫にやられ放題だったナスも復活してきました。
夏には見る気も起きなかった花ですが、今はその可憐さを愛しむ余裕が出てきました。

   

こんなふうに下を向いて咲いています。
深海に棲むタコかイカが足を広げたみたい・・・なんて思うのは私だけ?


トマトの花もまだまだたくさん咲いています。
この後も結構遅くまで咲き、かつ実るんですよ。





まるでレース編みのように可愛いこの花は何の花?






実はニラの花なんですよ。
あの臭いなんて想像できないくらい清楚で可憐な花でしょう?


次はちょっと珍しい花くらべです。
シシトウとピーマンの花ですが、よく似た親戚同士。
どっちがどっちの花か、わかりますか?

  

携帯電話のカメラなので、イマイチ細部がわかりにくいですね。
色も大きさもほとんど変わりません。

正解は左←がシシトウで、右→がピーマンです。


さて、そのまた親戚ですが、こちらは食用に栽培したものではありません。
何だと思いますか?



シシトウやピーマンにしては小ぶりでずんぐりしています。
赤くて小さくて可愛いのですが、実はコレ、ハバネロです。



そう聞くと、真っ赤になった実は、いかにも辛そうでしょ?
我が家では、コレをすりつぶして、竹酢液などと一緒に野菜の防虫除虫に使います。
作業の途中でうっかり目のあたりに飛んだり、液のついたタオルで顔をふかないように細心の注意が必要です。
なので、私は触ってはいけないことになっています。粗忽モノなので。
作業はすべてまーくんの役割。劇薬指定ですね。


畑には、毎年大きな花束のようにシュウメイギク(秋明菊)が咲きますが、猛暑の影響か、今年は少なめのよう。





光の加減でしょうか、それとも携帯カメラだから?
色がとってもヘンです。本物はもっと可愛いピンク色です