庭であそぼ

07年12月に突然母を亡くし、主を失った実家の庭と田畑の
世話を引き継いだ、土いじり超ビギナー夫婦の記録。

雨の合間に

2010-06-30 13:37:36 | 田舎の庭
梅雨の雨で、どれもこれも傷んでいく中、この子は庭の真ん中で、ひとり誇らしげに花を咲かせています。

こちらは雨の晴れ間に撮りました。

  



こちらは、更に咲き進んだ雨模様の日に撮りました。
しずくをたっぷり含んで、大きな花が重たげですね。





貴重な梅雨の晴れ間に、大急ぎで朝顔オーシャンブルーの植え付けとネット張りをしました。
売れ残った2ポットを買ったまま、1週間以上放置していたもので、気持ちだけは、早く植えてあげたくてヤキモキしていたのです。



昨年と同じ、玄関西の縁側前です。
生育が旺盛なので、プランターは野菜用の60リットルのものを用意しました。
ちょうどセールになっていて、こんなに大きいのに680円で買えたんです~



ネットは、昨年、ツルを外すのが難しくて、とうとう処分してしまったので、今年は昨年使ったグリーンのネットの3分の1の値段の『キュウリネット』を購入。
ほぼ同じ大きさで、昨年の約600円に比べ、なんと148円なので~す
その分、絡まりやすくて張りにくかったし、耐久性においては全く未知数なので、シーズンが終わるまで、本当に得したかどうかは分かりませんけど



植えたばかりの今は、庭石の影になって何も見えません
また、右端に見えるサフィニアは、雨で傷んでしまったので、思い切って今朝バッサリと切り戻してしまいました。


サントリーのロベリア『アズーロ・コンパクト』は、軒下になるので、傷み具合もマシだったようです。





こちらは雨で倒れ気味のストケシアと、太い茎に支えられて頑張っている瑠璃玉アザミ。




ストケシアは支えをしてあげないとダメですね。
他にも白や薄い水色もあります。





メドウセージも花が咲き始めましたよ。





メドウセージの向こうには、ホスタ(ギボウシ)も花を咲かせていますよ。



今年こそは株分けしてあげなくちゃ、ですね



最後に、晴れ間を利用して、玄関前の花壇を整理しました。
とっくに花期の終わったパンジーや勿忘草を処分して、野性化したオキザリスも注意深く根っこから引き抜いて、こんなにスッキリしました。



栄養系コリウスとマリーゴールドは用意してあるんだけど、後はドライフラワーにもなる千日紅とか丈夫でお安いイソトマなんかを植える予定。

カキ殻有機石灰の『すぐ植え石灰』を撒いて、すぐに植える予定だったけど、この雨続きでまだ手つかず状態

今日は待ちに待った『1Q84』のBook3がハワイ経由でやってくるので、もうちょっとこのままになりそうな・・・予感・・・



珊瑚花(サンゴバナ)―別名ジャコビニア

2010-06-29 18:09:28 | 田舎の庭

雨の日が続いています。

今日の午後にはバケツをひっくり返したような雨が降りました。
今朝、倒れかけた花に、簡単な支えをしてやったばかりなのに、この雨ではきっとまた倒れてしまっているでしょう

毎日続く雨で、庭のほとんどの花がダメージを受けました。
元気にイキイキと咲いているのはアジサイ達だけ。
特にゼラニュームとサフィニアは無残なありさまです

軒下に置いてあったサンゴバナは何とか難を逃れ、たくさん咲いてくれた花たちも命を全うして、そろそろ乱れてきました。



最初にツボミに気づいたのは6月上旬。写真は6月5日のサンゴバナ。
たくさんのツボミに嬉しくなって、思わず写メ





次はツボミがふくらみ始めた6月21日のサンゴバナです。



この時、一番開いている手前のをアップに撮りました。この形といい色といい、天上の花のようです。





次はもう少し咲き進んだ6月23日。





そして一番いい感じの頃、6月25日です。





満開の6月27日。




花の命は短くて・・・今日29日はもう熟れ過ぎて乱れた風情




こんなに一度にたくさんの花を咲かせたのは初めて
見苦しくなった花から切り戻していきます。
そうすると、また2番花、3番花と、長く咲き続けてくれるんですよ
こんなに綺麗で、丈夫で、手間いらずなんて、本当にありがたい花です~


ラベンダー・ガーデン@Tamaちゃん

2010-06-23 13:49:28 | 田舎の庭

今日は、お友達のTamaちゃんのラベンダー・ガーデンにお邪魔しました

Tamaちゃんは、我が家の玄関を飾るドライフラワーの製作者さん。
11月末の母の法事の折には、花の少ない季節でしたが、Tamaちゃんのドライフラワーのおかげで、お客様にたくさん褒めていただきました。

この春までバリバリのキャリアウーマン(とってもえらい役付きの看護師さん)だったTamaちゃんですが、退職後、趣味だったドライフラワー作りに本腰を入れ、日焼け対策バッチリの重装備で、毎日ラベンダー・ガーデンに出ているそう。

畝の側面を、お義父さん手作りの竹製のフェンスで囲ってあります。水はけもよく、雑草予防にもなっていいですね。勿論、歩きやすさや美観の点でも文句なし。お義父さんに感謝ですね




丁度前日にドライ用に開きかけの花を摘んだばかりと言ってたけど、畑に入るとラベンダーの香りに包まれました。




一番下の花が開きかけたくらいで摘み取るのがベストだとか。茎もシッカリしてきて、ドライ花材に適しているらしいです。




プクッとした花穂に、リボンのような飾りがあるフレンチ系ラベンダーも、色んな種類が揃ってました。


ハーブにあまり詳しくない私は、『ラビットラベンダー』と覚えていましたが、正式にはストエカス系ラベンダー(別名フレンチラベンダー)と言うのだそうです。

かわいいですよね





ちょっとアップにしてみました



リボン部分がクルクル回って、飛んで行ってしまいそうにも見えますね

この後、カットさせてもらったラベンダーをいただいて帰りました。
あいにくのお天気ですが、うまくドライに出来るかな~心配・・・


あじさいの季節

2010-06-21 19:30:25 | 田舎の庭

今日は一年で一番昼間が長い『夏至』なんだって。ニュースで言ってた。
ニュースで聞くまで、すっかり忘れてたよ~。もうそんな時期なのね。

ところが今日は夏至とは名ばかり。お日様も拝めず、くもり空の一日でありました。


しかし、この時期だからこそ拝める美しいものもありまする。そう、あじさいです。
我が家のアジサイさんたちもようやく美しい盛りを迎えていますよ。

まずは墨田の花火。



昨年、バッサリと切り戻したので、花つきはイマイチですが、咲いてくれただけありがたや~。





アップにしてみたけど、白は相変わらずハレーション起こして、うまく写りませんねぇ。




ひと枝だけうっすらピンクがかったのが咲きました。





アナベルも白く咲き始めました。




まだ、満開に咲ききっているものはないようですが、白から薄緑まで、色々な花玉が楽しめます。






最後にちょっこと。
この真っ白なアジサイは、畑で地植えされているもの。



山すその畑で見る人もなくひっそりと咲いているのですが、あんまり立派に咲いているので、玄関に飾りました。

梅雨空の下、薄暗い玄関が、ぱっと明るくなりました。


今頃やっと・・・

2010-06-17 17:56:03 | 暮しのようす

村上春樹の『1Q84』のBOOK1とBOOK2を読み終えました。



ずっと気にはなっていたのですが、自腹を切って購入しなくても、その内どこからか(誰かから?)やってきてくれるような気がしていたんです。

待てば海路の日よりあり。案の定、やってきましたよ。

今年はじめに数ヶ月入院していたMちゃんがくれました。Mちゃんはお見舞いに来た友人から退屈しのぎの差し入れに貰ったそうです。

BOOK1とBOOK2を読み終えたら、BOOK3が気になりますよねぇ?

もしかして、BOOK3を買ったかもと、Mちゃんにメールしたら、『今、ハワイは朝です。』と返信が。

『???・・・!!!』

そうだった。Mちゃん、6月にハワイに行くって言うてたワ。姪の結婚式に、結婚する当人達より更に前乗り&後発ちで7泊9日。

しかも、BOOK3持参で、今まさに読んでる最中でした。さすが7泊9日、村上春樹を読むヒマもたっぷりなのね。

と、ゆーわけで、BOOK3も自腹の心配なく、ハワイよりの帰国を待つのみとなりました。あ~楽しみ♪




ついでにちょこっと庭も。

ホタルブクロがいっぱい咲きました。まず面で広がって、所々からビヨ~ンと花茎を伸ばして咲くんですね。すごく生育旺盛だけど、草丈自体は低いので、グランドカバーにはもってこいです。ただ、他の花の芽が負けやしないかと心配ですが。





例年、アフロヘアのごとくもりもり育つワイヤープランツ。

今年も立派なアフロとなりました。



寄せ植えの定番のワイヤープランツだけど、生育が良すぎて、うっかりするとメインを喰ってしまうかも。大きめのビニールポットか小さいめの鉢に植えたまま、はめ込むように寄せ植えする方がいいかもしれない。


アナベルと色々

2010-06-11 14:43:24 | 田舎の庭

あじさいアナベルの季節がやってきます



アップは、何だか小ぶりな珊瑚みたい~






前回は東側の全体を紹介しましたが、ちょっと見えにくかった花壇の様子も見てください。




パンジーは確かピンクの濃淡で3種類を植えていたはずなのに、どれも同じような花になっています。


ちょっとボケボケやなぁ~



ピンクのバーベナも・・・





紫のアゲラタムも・・・



急に暑くなったお天気にもめげず頑張って咲いてくれていますよ


花壇のそばに四葉のクローバーを置いていますが、切り戻した後、ほとんどが三つ葉になってしまったような・・・?

 


玄関西側のウエストサイドもついでにチョコッと



毎度毎度のブルースターの様子もやっぱり


たくさん咲いているでしょう


切り戻して2度目の開花

2010-06-09 09:25:21 | 田舎の庭
切り戻したふっくらビオラが咲き始めました。
勿論、最初ほどの勢いはないけど、それでも嬉しい再びの出会いです。

例年より気温が低かったので、切り戻しもゴールデンウィーク後になりました。

 こちらは『ゆうちゃん』

 こちらは『るいちゃん』


切り過ぎたと思ったけど、やっと見られるようになったかな?

ゆうちゃんはここまで・・・




るいちゃんはここまで戻りましたよ。



るいちゃんの方は、他の花とのバランスが取れなくて、面白い形になっちゃいました
 

う~ん、どうしようかなぁ・・・。まぁ、このまま様子を見ますか




先日『ウエストサイドストーリー@玄関』と題した日記を書きましたが、今日は残りの『イーストサイド』を見てもらいましょうか。

そう。玄関の西側と東側って意味だったんですよ~。大げさでしたかねぇ?




地植えのビオラは切り戻さずにそのままでしたが、まだ綺麗に咲いていますよ。
最後にアップで見てみましょうか?




ふっくらビオラゆうちゃんが全盛の頃、すっかり埋もれてしまって消えちゃったかと思ったスカビオサも、何とか復活です


深い赤が素敵です




母が三角花壇に植えていたクレマチスですが、周りの花木が大きくなり、すっかり日陰になったためか、ここ数年、花を咲かせていませんでした。

そこで、植替えには時期が遅かったのですが、つるが伸びていたけど、思い切って日当たりにお引越しさせたら、なんと! 花が咲きましたよ



雨に濡れて、ひときわ美しいクレマチス。さて・・・名前は・・・


薔薇とロベリア

2010-06-08 09:05:51 | 田舎の庭
今年もバラが咲いてくれました
石の下から這い上がってきたド根性大根ならぬド根性バラです





肥料も水もなぁ~んにもしないのに、自力でここまで咲くなんてスゴイでしょ?



まだ満開とは言えないけど、ロベリアが咲き進んできたのでアップしちゃいます
最初はこんなに小さな苗でしたよ



色によって伸び方が違うように思います。
白は立ち上がるように伸び、ブルーは横に這うように伸びていきます。







もうひとつのロベリアはパープル。
昨年は別の花とワイヤープランツを寄せ植えにしていた鉢です
枯れた真ん中の花だけ抜いて、ロベリアは別の小さめの鉢に植えて埋めてみました



真ん中の部分が枯れこんでいるように見えるんだけど・・・?
鉢が小さすぎたかしら



ロベリアは小さな花なので、満開にならないとあまり綺麗に見えませんね。
アップにしたら少しはマシかな


ウエストサイドストーリー@玄関

2010-06-07 08:30:15 | 田舎の庭

SUNTORYのサフィニア・ブーケが綺麗に咲きそろってきました。

サフィニアは夏には欠かせない花ではありますが、実は私はちょっと苦手。
何が?
・・・あのベッタリとした手触りなんです~。

間違いなく綺麗に咲いてくれる優等生なんですが、花ガラ摘みをするたびに、ウェ~って思っちゃう。

サフィニアは何も悪くないんですけどね。



最初、苗を植えた時は、こんなにポッチリだったのに・・・。




だんだん大きくなって花も開いてきて・・・。




今では・・・。


こんなにあふれるように花を咲かせてくれたサフィニア・ブーケのイエローくん


少し遅れて、寄せ植えにしたサフィニア・ブーケのストロベリー・スカッシュちゃんも咲きそろってきましたよ。



最初はガザニアさんの隣でちんまり。
でも未来を予測して一番広いスペースを確保してありますよ。



すでに咲きそろったイエローくんに比べ、ずいぶんスロースターターのようですが・・・。




今では立派に追いつきましたよ~。



アップもどうぞ~

 




全体ではこんな感じ・・・。




ついでに大好きなブルースターも、またまたアップしちゃいますぅ~

 

華やかなサフィニアたちの後ろで、清々しいブルーの花を次々と咲かせています


白い花いろいろ

2010-06-06 18:13:21 | 田舎の庭

前回、解答を先延ばしにしていた件が片付きました。

正解はやっぱりホタルブクロ。




ちょっと中を覗いてみましょう。



色は白だけど、内側には紫の絞り紋様が。
それに、つぼみの数はハンパないので、改良された園芸種なのは間違いないと思います。

昔、全体に紫だった記憶から、自生しているホタルブクロと混合したのか、世代を重ねるごとに原種に戻っていったのか・・・?



さて、お次の『白』はシャクヤク。



周りの木が大きくなって、まるっきりの日陰者になっています。
もっといい場所へ植え替えてあげないと・・・と思いながら、うまく植替えできるか不安で躊躇しています。

細い茎のため支えきれず、頭が地面につきそう。
仏壇の切花と割り切って、ツボミの内に切ってあげたほうがいいかしら。



『白』の最後を飾るのは更紗ウツギ。
つぼみの時はピンクのケープを纏っていますが・・・。




ピンクのケープの中から、真っ白な花びらが幾重にも溢れるようにあらわれます。




『白』から『ピンク』へ、更紗ウツギが橋渡しをしてくれたので、次はも少しピンクなシモツケソウとアスチルベ。とてもよく似ているので、昨年は混同していました。

今年、あらためてアスチルベを購入。で、違いがハッキリしました。

まずはシモツケソウから。




奥に少し咲き始めているのはヤマアジサイでしょうか。

そして、こちらがアスチルベ。




花の咲き方も違うけれど、顕著なのは葉っぱの違いです。



もうひとつ『シモツケ』という花もあるそうで、この3種はどれも花がよく似ています。

シモツケソウはもみじの葉っぱのような形で、アスチルベはバラの葉っぱのような形です。あくまでカタチですよ。それぞれ質感は全く違って、シモツケソウもアスチルベもいかにも草の葉といった質感です。


最後に、昨年からほったらかしなのに、健気に今年も実をつけてくれたイチゴさん




同じく昨年から植えっぱなしでしたが、こちらは畑だったので、のびのび育ち、こんなに大きな実をつけてくれましたよ。



子供の手ではありません。私(立派なオバサン)の手です。念のため