庭であそぼ

07年12月に突然母を亡くし、主を失った実家の庭と田畑の
世話を引き継いだ、土いじり超ビギナー夫婦の記録。

玄関前ミニ花壇

2010-09-30 10:24:31 | 田舎の庭

いつの間にか9月が終わろうとしています。

9月になったばかりの頃、この猛暑はいったいいつまで続くんだろうとゲンナリしたものですが、今朝などはそろそろコタツが欲しいなんて思ってます。
本当に今年の9月は気象的に激動の一ヶ月でしたね。

明日はもう10月。衣替えです。
毎年毎年、季節の初めには『いったい去年は何を着ていたんだろう?』って思いませんか? 特に処分した服もないのに、着る服が見当たらなくて途方に暮れてしまいます。

春と秋の中途半端な気温の時には特に困ります。
毎年、暑さ寒さを何とか凌いだり誤魔化したりしながら過ごしてしまうからでしょう。
今年も素敵な『あい服』にはめぐり合わないまま終わりそうです。


さて、深まる秋の中、庭はしんと静まり、何だか素敵に落ち着いて見えます。
センニチコウやブルーサルビアの花色も深まっているように思います。




パーツごとに見てみましょうか。


まず左手前の薄いオレンジ色のコリウスのところ。
いちごみるく色のセンニチコウがぐんと背を伸ばしています。




このコリウスの葉裏はとても素敵なピンク色なんですよ。ほらね!




オレンジのコリウスから右を見るとこんな感じです。
濃い紫のコリウスは葉のふちどりが緑のスカラップ刺繍でおしゃれしているよう。



ピンクのセンニチコウは、もう少ししたらドライフラワー用に切ろうかと思案中。


紫のコリウスの更に右側はトレニアの縄張り。




そして、紫のコリウスの後ろには例の名無しの青い小花が繁っています。



私生活と一緒で整然とした庭より、こういうごった煮のような雰囲気が好きです。
どこかの森のお花畑のような雰囲気にできたらいいのだけれど、道は遥か遠く・・・ですね。


ミニ花壇の後方の鉢植えたちも見てみましょう。

明るい紫のコリウスの後ろにあるのはサンゴバナ。ツボミがたくさん出来てるんですよ。




その隣の杉丸太の上には、黄色の、これも名前を忘れちゃった花が乗っています。
春にはパンジーのムーランルージュの寄せ植えだった鉢。
手前のグリーンは当時のまま。夏には一度ダメになったかと思ったけど復活しました。




玄関の一番奥には月下美人が小さな赤ちゃんを抱いて佇んでいます。

  




全部で4つですね。今のところ順調に育っているようです。



さて、今までは玄関の右(東)側でした。次は少しですが左(西)側を見てみましょう。



こちらのメインは何と言ってもユーフォルビア・ダイアモンド・フロスト。
その後ろのブルーサルビアとベストカップルのよう。


上の写真でもちょっと顔を見せている秋海棠(シュウカイドウ)です。
先日アップした秋海棠は裏庭の子たちで、こちらは玄関の子です。



お日様にあたるせいか、裏庭の子たちよりズングリと逞しい感じがします。


秋海棠の隣、ブルーサルビアの後ろには、ドーナツ型に植えたワイヤープランツの鉢があって、真ん中の鉢は入れ替えが出来るようにしています。
今入っているのはワイルドストロベリーの鉢です。



小さなペンダントトップのような可愛い苺が実っていましたよ。
株が大きくなりすぎて根づまりを起こしているので窮屈そうです。何とかしてあげなくてはいけませんね。


こちらの一番奥のポストの下には、こんなミニ鉢が郵便屋さんを待っています。



テーブルヤシとフィットニアです。
テーブルヤシはいつも葉先が茶色くなってしまってうまく育てられません。
フィットニアはこの独特の葉っぱの模様が気に入っています。



深いグリーンの葉にくっきりと白い葉脈が素敵でしょう?


最後にオマケ。
植木の庭に黄色い実をみつけました。何でしょう?

・・・またピンボケ(-_-;)

ここはスズランの咲いていたところ。
調べてみたら、本当にスズランの実でしたよ。初めて知りました。
毎年ずっとそこで実をつけていたのに4年も経って気づくとは、なんておバカな庭主でしょう。
もっと季節が深まると更に赤く色づくのだとか。見守っていきましょう。


9月29日(水)のつぶやき

2010-09-30 02:31:07 | 田舎の庭
10:02 from web
遅まきながらデンドロビュームの高芽を定植。水につけといただけなのでダメになるかと思ったけど中々丈夫なヤツだ。鉢は増やしたくないけど生きようとしているものを殺すわけにもいかず・・・。しかし咲くまで2・3年・・・長いなぁ(+_+)
11:46 from web
秋冬用クロックスいっぱい注文しちゃったなう。弟のとか娘のとかもだけど。23歳であんなに同じ恰好ばかりの子はうちの娘だけではないか?それなのに朝寝坊した娘を4時間待ってくれた彼氏がいる。・・・ありがたいことだが、いーのか?彼氏よ。しかもそこそこイケメンだったりする。
18:57 from web
飲み会土曜日に決定と報告アリ。カニに段取り頼んだらソッコー決まった。さすが!後は楽しみに待つのみナリ♪
by chechacat on Twitter

どうしましょう?

2010-09-27 10:32:16 | 山すその畑

ちょっと困ったことになりましたよ。
実は裏の田んぼを作ってもらっていたおじいさんが、来年からは無理だと言うのです。
稲作に必要な機械が壊れてしまったのだとか。
もう80歳を過ぎているので、機械を直したり新しく買ってまで米作りを続けられない、そう言われると、こちらも無理を言うわけにはいきません。


ところが、まーくんはそれを聞いて、すっかりヤル気になっています。
件の田んぼは家のすぐ裏なので管理がしやすいこともあり、畑にしようと企んでいる様子。
これ以上農業を広げるのは、今のまーくんには無理があります。
仕事も忙しく、休みはかろうじて日曜と祝日くらい。その休みの日も、夜にはパソコンで図面を描いています。

この夏も、猛暑の中、生い茂る雑草との戦いでした。
慣れたと言っても、まだコツとか加減がわからない初心者同然。
本格的な農業は定年後にボチボチやってくれればいいのに・・・はぁ~。
とりあえず、来年の春先まで、田んぼには手を付けないように言っておきましたが、どうなることやら・・・。


そんなまーくんは昨日の日曜も快晴の元、草刈り機をフル回転。
川べりの畑の周りの雑草をバッサバッサと刈り取ってくれました。

落花生の畝の間も草刈り機でバリバリ・チュンチュン!



ところどころ生えていないのは、種をまいたときに鳥にほじくられてしまった所。
けっこうやられてます。


これは根っこ? それともこれから土に潜って落花生になるの?
いずれにしても猛暑にもめげず元気そうでヨカッタ~♪





やられたと言えば、山の畑の方には何かわからないけど闖入者が!



コレ何の足跡でしょう?


トウモロコシをなぎ倒してこんなにしたり、




そろそろ食べごろだった柿の木も枝ごと・・・




ほら、こちらにもくっきりと残っていますよ。



トウモロコシは周りを網で囲っているのに、下をくぐったのか、はたまた上から飛び降りたのか?
まーくんは猿だと思っているようですが、足跡が多すぎるような気もします。


猛暑の中でも咲き続けていたムクゲの花。
夏の間は、一重の薄いピンクの花びらで中心が紫に近い濃いピンクだったように思うのですが、昨日ふと見ると八重の薄いピンクになっていましたよ。






まるでバラの花のようで、とっても素敵ですね。


でも、ムクゲの花に見とれていたら、葉っぱの中に、こんなやっかいものを発見!



キレイな色ですが、「オイラに触るとアブナイぜ!」と警告しているよう。
勿論、触らないでそっとしておきました。
ムクゲさんには気の毒だったけど、彼女は逞しいので大丈夫でしょう。


最近の庭

2010-09-26 14:43:55 | 田舎の庭

先日ツボミをひとつ発見した月下美人が、実はもっとたくさんのツボミを隠していたことが発覚!
嬉しいサプライズです♪










数日前に撮った写真なので、今ではもっとふくらんできています。
順調みたいなので、ちゃんと咲いてくれるかもしれません♪
期待がふくらみます!


切り戻しが遅れてしまったサフィニア(ピンク)の葉っぱがもりもり育ってきました。




ほらね? でもまだツボミは見当たりません。寒くなる前に咲いてくれるかなぁ?




ブルーサルビア(サルビア・ファリナセア)が存在感を増してきています。




まだ花穂があがったばかりのツボミも可愛いです。





サルビアつながりで、こちらは濃い紫色の、その名もブラックナイト。




何度か切り戻しながらも花を咲かせてくれています。
ブルーサルビアは普通の赤いサルビアとは花も質感もやわらかくて全然違うのですが、こちらのブラックナイトは、色以外はほとんど昔からあるサルビアと変わりません。




切り戻しといえば、マリーゴールドもようやく切り戻し後の花を咲かせてくれました。



もう少し長めに切っておけばもっと回復が早かったんじゃないかと反省・・・



トレニアもお日様を燦々とあびるようになって、どんどん花数が増えていますよ。




メドーセージ(サルビア・ガラニティカ)もひとつの花穂は小さくなったけれど、まだまだ頑張ってくれています。




アブチロンの花がプラプラ風に揺れて、とってもかわいいです。



猛暑のせいか、それとも鉢がいっぱいになっているのか、今年はどうも元気がありません。
あまり葉っぱも茂らなかったし、花も当然ほとんどありません。
やっぱり地植えにしたほうがこの子のためにはいいのでしょうか?


ドライフラワー・アレンジメント

2010-09-24 18:22:48 | インテリア
昨日、姫路のムサシへ行って、ベースになる植木鉢やカゴを買ってきました。
そうなると、もう作りたくてウズウズしてしまいます。
・・・結局、夕食の支度そっちのけで、つい一気に作ってしまいました



贅沢な素材を殺してないか、それだけが心配・・・どうでしょうか?



基本ベースになっている白っぽい枝はユーカリです。
部分別にアップで見てくださいね。質感が伝わるといいのですが。


まず最初は、正面下部の一番込み合っている部分。



ベルベットのようなケイトウと、深い青紫のラベンダーがゴージャスでしょう?
この中で唯一、アジサイだけは昨年私がドライにしたものです。


それではもう少し視線を上にあげて右側を見てみましょう。




こちらは左上部分の麦ゾーンです。
麦の穂から飛び出ているのはポピーのドライです。




次はラベンダーです。実際はもっと紫色をしています。
携帯だとどうしても紫がキレイに出ず、青っぽくなってしまいます。





ちょっと左側に回り込んでみましょう。突き出ているのはトウモロコシですね。





こちらはてっぺん部分のトウモロコシ。深い赤紫をしています。




トウモロコシにもズームしてみましょう。

  


次はユーカリのアップです。生葉とほとんど変わらない色味ですが、パリッパリに乾いてます。





最後は重厚な雰囲気のケイトウ。存在感バツグンです。




別のアレンジも見てやって~♪
こちらはスターチスのアレンジ。尤も、ただ突っ込んだだけなんですけどね




個人的に『うさぎのシッポ』と呼んでいるのがこちらのフワフワちゃん。



昨年ウチで作ったセンニチコウを散らしてみたけど、シッポ草だけの方がよかったかも・・・


ふわふわのアップ。




こちらは真上から見たところ。



玄関に入られたお客様の目に一番に飛び込んでくるのが、冒頭に出てきたアレンジメント。

春までは観葉植物を飾っていたんだけど、日光のあたらない場所なので、植物自体には良い環境とは言えず、ホワイトタイガーも姪のところへ行ったので、ながらく何もない状態でしたが、これでお客様がいらしても安心です。
たまちゃん、あらためてありがとう カムサハムニダ~