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スチャラカランナーの日々

運動部経験なし、40代マラソンランナーの趣味日記。ランニングも趣味のひとつですから。

雑誌「VS」

2005年12月23日 | 
 高橋尚子復活の特集記事が掲載ということで買いました。

 中身はというとがっかりしました。テレビのニュースで流れていたレベルの記事内容と思えました。
 カズの特集は良かったですが。

 最近はコンビニでもあまり見かけなくなってきたので結構苦戦しているのかもしれません。
 スポーツ誌の中でもハウツー本ではない、観戦誌というカテゴリーのものですが、ナンバーなどと同じような切り口の記事でそれ程独自性は感じられませんが、特集記事によったものではない作りが違いといえば違い。

「這い上がれない未来」藤井厳喜/著

2005年12月21日 | 
 「這い上がれない未来」藤井厳喜/著読みました。「新円切替」「国家破産」に続く(どちらも読んでいません)の続編で、日本の借金問題により派生する問題と「下流社会」を関連付けた中身になっています。

 今日は朝8時発の「しなの」で松本へその後レンタカーで松本-長野を移動。松本-名古屋間の電車の中で読みました。

 背表紙に書かれているヴィトンやシャネルのバッグに関する記述のレベルの下流ならそれ程下流も悪くないと思う人も多いのではないだろうか。実際はそこから徐々に落ちていくということになるのだろうが。

 ブランドのバッグを例に挙げた記述での、上流ほどむしろ言葉遣いがシンプルになるというのはなかなか興味深い記述だった。ただ、ここで記述される上流の例は(例えばワインをいちいち選ばない。店でもっともいいワインが黙って出てくるから)などは文字通り上流で、この本で扱われる下流に落ちると表現されるような中流層(中流に残るとしても)では関係なく、起業などで成功していくわずかな単に優秀というだけでは片付けられない人たちという気がします。

 この本では下流の下に下層という存在があることを前提にしているのだが、少なくとも下層にならない限り、激しい競争に勝ち残り続けていくことで得ることのできるものは、果たして下流とそれ程の違いがあるといえるのだろうか?

 寝ているとき以外に自由はない状態になるというような記述もあるが、それは競争に勝ち残るというプロセスにいる限りはこの本で言う上流だろうが、中流であろうが下流であろうが結局のところほとんど変わりがないように見える。

 国という面では競争力を失い、より悲惨な下流でとどまれるものが下層になるなどの問題がおきると思われますが、個人の問題と全体の問題が少々混ざって語られているような感じがしました。
 結局この本での中流にとどまるためには永続的な競争に勝ち残る必要がある訳でそれはまさしく真実であると思う。その過程で得ていく経験や知識が楽しめるようであればそれはすばらしいことだと思うが、どちらが楽しいのか、幸せなのかという価値観の問題になる。
 その価値観にあわせて、平等なチャンスを得られる社会ということはまさしくこの本で主張する通りだとは思うが・・・。親の価値観が下流的だといって、その子どもの価値観が下流的とは限らないし。現実問題としてはより教育にお金のかけられる層が少なくとも有利になることは間違いないでしょうが。
 そもそも価値観がどうのこうのといってること自体が下流的ですかね。

 「下流社会」の方がより身近で切実な問題として、感じることができましたね。これは「下流」へ落ちていく要素を私が持っているということかもしれません。

 ところでこの本の中で訳知り顔の評論家の持論に納得させられて踊らされるようでは・・・というような記述がありますが、そうするとこの本にも・・・ということになりますね。

 ところでなんだかんだで名古屋に戻れたのは10時半。その後会社に戻り、家に着いたのは11時半。そんなわけで走りませんでした。

 ついでに多読英語の本は久しぶりに1冊読了。

「the house of picture and abbot thomas's tresure」MRジェイムズの怪奇小説です。12,000語。
 累計74700語

「99%の誘拐」岡嶋二人/著

2005年12月20日 | 
 「99%の誘拐」岡嶋二人/著読みました。

 2005年の「この文庫がすごい」の1位との事です。似たような賞が多くて訳が分かりません。

 残念ながら、この作品にはそれ程感心しませんでした。

 解説によれば、もしもの場合に備えこの手の作品にはマネが出来ないように欠陥を仕込んでおく事が常識と書いているが、それはないでしょう。それならば、その部分を分からないようにする事が最低限必要でしょう。

 何ヶ月も放置されて傷んだ箱などかなり前から用意されていた事が分かるものもありますし、なにも単独犯だと思わない形で関わっていると考える方が自然ですし、部屋を簡単に偽名で借りられるなど納得出来ないところが非常に多いように思えます。

 この作品が1位だとすると、感覚が世間とすごくずれてしまっているようです。

 小説としては平板に上手くいきすぎて手に汗を握る場面もありませんでした。

 感性の問題でしょうか?

「駅伝がマラソンをダメにした」生島淳/著

2005年12月16日 | 
 「駅伝がマラソンをダメにした」生島淳/著読みました。

 なぜマラソンが取り上げられているかということですが、つまり世界的な標準のステージとしてマラソンが代表例でタイトルになっているということのようです。
 これは世界のステージということで1万メートルでももちろんかまわないし、多少はその部分にも触れてあります。

 実際には「箱根駅伝」がダメにしたといってもいいようなもので「箱根駅伝」への大学の取り組みやその分析にかなりの分量が裂かれています。

 ただ、現実には少々回りくどい理由があるのではないか。世界的にもマラソンのレベルが上がり、競技として成熟してきたことで高速化が進み、そのスピードに対応できなくなってきているのが主な理由だと思うのだが、それが果たして駅伝のせいなのか?
 本書でも触れられているが、これほど注目を浴びているということで競技人口を多くするという功の部分もあり、差し引きした場合はどうなのか。

 それでは5000mや1万メートルの記録が世界から遅れていることが駅伝のせいなのだろうかということになるが、現実には箱根はかなり特殊な駅伝でほとんどの区間が約20キロと他の駅伝に比較して非常に長い。

 大学生が箱根の練習をしていることで1万メートルが遅くなるというなら分かるがマラソンとなるとどうなのか。20キロを速く走るために当然持久力的な練習も走だが、マラソン以上に(距離がマラソンより短い分)スピードの養成が必要なことは言うまでもないだろう。

 マラソンが低迷しているといっても結局ケニアを中心としたアフリカ系の選手に勝てていないということで、これはマラソンに限らず走る競技ではほぼどの距離もそれが実情だろう。

 これまでは競技として未成熟だったがために、練習などの違いにより優位性を保ってきたということが大きな要因ではないのだろうか。
 女子マラソンが男子に比べ依然、優位性があるのは単に成熟の過程にあるのか、成熟した段階にあるのかの違いのような気がする。現実にラドクリフ・ヌデレバを代表に徐々に世界的には厳しくなってきているのではないか?
 男子と違って女子の場合は女性がスポーツをすること社会進出をして行くことへの差別的な問題も民俗によってはあり、しばらくは厳しいながらも世界的な選手層の薄さの中で今しばらくはそれなりの地位を保つだろうが、時間の問題という気がする。それは男女での駅伝の注目のされ方の大きさの差によるものではないだろう。

 駅伝の注目の高さによる、実業団選手というプロに近い存在があることや選手の供給などは、本書で語られる燃え尽き症候群との差し引きの問題ではマイナス面の方が多いとは思いがたい。

 もっとも福岡国際の地盤沈下が駅伝によるものであることは間違いない。

 今年は知らないが、昨年の福岡国際マラソンでは実業団や学生(それ程もともと多くないが)の駅伝シーズンということで国際部門が少なくて、市民部門の上位者から国際部門と同じスタートになった人があったと聞いた。これでは参加資格の2時間27分の意味はなんなんだろうとは思うが・・・。

 駅伝があるからこそ長距離をやりたいという気持ちを持つ人がいることを考えると功の方が多いような気がします。
 確かにスケジュール的にはかなり厳しくなるかもしれないが、プロランナーは故障などの理由がなければ、年に1回のマラソンという人はいないのでは。

 もちろんどこにピークを持っていくかという問題はあるにせよ、それ程大会だらけでレースばかりとは一概に思えないのだが。

「ソニーが危ない」萩正道/著

2005年12月15日 | 
 「ソニーが危ない」読みました。今日は7時少し前の「のぞみ」で東京、新宿へ。続いて大井町へ移動して、13時過ぎの「のぞみ」で名古屋へ移動だったので、行きの新幹線ではDVD「クライモリ」を、他の移動の電車でこの「「ソニーが危ない」を。ついでに帰りの新幹線では車内のFMで証人喚問を聞いていました。

 江崎玲於奈博士が元々はソニーの研究者だったとは本書ではじめて知りました。

 また、クオリアという高級ブランドの製品が終了になっているのもこの本で。ソニー製品の故障の問題なども触れられていた。
 強みが結果的に弱みになったり、企業が長く続いていくことが如何に難しいかということですね。
 

 出張先にあったクリスマスツリー

「容疑者Xの献身」東野圭吾/著

2005年12月12日 | 
 「容疑者Xの献身」東野圭吾/著読みました。

 「さまよう刃」で久しぶりに東野圭吾作品を読み、今年のナンバーワン作品ではないかという噂などを聞いていたものの、もともと敬遠気味の作家なので床に積んでいましたが、出張ということで読みました。出張には感謝しなくてはなりません。

 噂に違わぬ傑作でした。いわゆる倒叙型のミステリということになりますが、最後に明らかになるトリックや真相は本当に驚かされました。

 主人公のキャラクター設定は、電車男が話題になった時代性も意識していると思われますが、そういう世間的な認識がより作品に納得感を与えていると思います。

 また犯人が、今回も探偵役を務める湯川学の同窓という設定は作者がこの作品のトリックに対する自信をうかがわせます。

 これは是非とも読んで欲しい作品です。
 多分映像化が近いうちにされるでしょう、もしかするとすでに決定している?

 もしかすると歴史的な傑作かもしれません。

「螺旋館の奇想」折原一/著

2005年12月11日 | 
 「螺旋館の奇想」折原一/著読みました。「螺旋館の殺人」を加筆訂正したものとの事。文庫化の際にということではなく行われてたものですので、著者自身気に入った作品なのだろうと思います。
 また、解説を読む限りでは著者の作品の中でも評価の高い作品のようです。

 これも解説で触れられていますが、私も読み始めて映画「デストラップ 死の罠」という作品を連想しました。
 デストラップはアイラ・レヴィンの戯曲を映画化したもので、私は学生時代にシネマスクエア東急で映画を観ましたので、20年くらい前の映画ということになります。主演はクリストファーリーブ(「ある日どこかで」や「スーパーマン」の人ですね。今度映画がリメイクされますが)

 本作でも次々とどんでん返しがありますが、残念ながらあまり驚きはありませんでした。もちろん予測していたということでもないのですが、これは新本格といわれる作品には多く見られますが、キャラクターを描く部分に力を入れないのでサスペンス的な部分では、あまり盛り上がれない。
 私自身は新本格と呼ばれる作品は結構好きですが、サスペンスを描くときにはトリックを中心に描くやり方が不利になっていると思います。

 この作品でも残念ながら「デストラップ」の時に感じた衝撃や意外性にはちょっと及ばないかなと言うところ。これはヴィジュアル化されているもとそうでないものとの違いもありますが。
 作品の構成の複雑さ(これはトリックに通じるのでやむを得ませんが)のせいもあると思われます。

 これはあくまで相性の問題だと思いますが、私はそれ程評価できません。トリックや構成は面白いと思いますが、残念ながらサスペンスを全く感じませんでした。 もともとパロディ的な作品なので、キャラクター面では意図的なのかもしれませんが。本当に著者の作品の中でも評価の高い作品なのでしょうか?


 ところで、「このミステリがスゴイ」が発行されこのブログでも取り上げた「扉は閉ざされたまま」石持浅海/著が2位になっていたのに、書店のフェアで気がついた。

 設定はミステリマニアに受けやすいとは思っていたが、それ程評価していなかったのでかなり驚いた。感性がかなりずれているのかも。

 今日もノートパソコンを腹の上に置いたまま眠ってしまっていました。

「始末屋ジャック 幽霊屋敷の秘密」F・ポール・ウィルソン/著

2005年12月09日 | 
 「始末屋ジャック 幽霊屋敷の秘密」F・ポール・ウィルソン/著読みました。

 今日は長野へ出張だったので、「しなの」の中で読みました。名古屋→長野→松本→名古屋で長野松本間はレンタカーだったので、電車には約5時間。何冊か本を持っていったのですが、眠くて結局読んだのはこの「始末屋ジャック 幽霊屋敷の秘密」(下)
 と英語多読の「The Last Leaf and Other Stories」(レベル1 語数9900 これで累計62700語)だけでした。



 「始末屋ジャック 幽霊屋敷の秘密」はジャックのシリーズものでこの本は続編。私はポール・ウィルソンは20年ぶりくらいに読んだので、前作は読んでいません。このジャックというキャラクターは他の作品にも登場しているようです。

 続編ですが、話は問題なく楽しめます。最後のあたりが端折ったような感もなくはないですが、退屈することなく楽しめる作品です。前編や他の作品も読んでみようという気になりました。

 それにしても早川書房と扶桑社に同じシリーズが分かれているようなので、何とかしてほしい。というか絶版になっていないのかな。(手に入るのか?)

 何しろ油断しているとすぐに手に入らなくなるってしまう、殊に翻訳本は。

「激走 福岡国際マラソン」鳥飼 否宇/著

2005年12月04日 | 
 ビデオをセットするのを忘れていたので、ネットカフェで「福岡国際マラソン」を観ました。

 本人が納得しているのか分かりませんが、藤田選手はナイスランだったと思います。強風の中タフなレースだったと思います。
 藤田選手は不思議に期待させる何かがある選手です。今回の大会が復活のきっかけになるといいのですね。無理をしていて故障が再発というような事態にならないといいのですが。

 ところで「激走 福岡国際マラソン」鳥飼 否宇/著を書店で見かけましたので、読みました。この作品は携帯向けのこのコンテンツとして配信されたものを加筆訂正した作品のようです。

 著者は福岡生まれで九州大学卒とのことなので、地元の大会を舞台に選んだもののようです。コースの描写はしっかりしていますが、その他の描写を読む限りでは多分マラソンや長距離の経験はほとんどないものと思われます。

 福岡国際マラソンを舞台に、参加ランナーのいろいろな思いと思惑が交錯し、事件が起こります。さてレース終了後に何が明らかになるのか・・・。というような作品です。

 奥付の発行日は2005年12月20日となっていますので、今日の福岡国際マラソンにあわせて早めに配本したものと思われます。(コミックでは奥付けの日付の1ヶ月位前に並んでいることが多いのですが、書籍ではあまりないような気がします)

 いろいろな面で無理の多い作品と言わざるを得ません。例えば目立ちたいという動機でペースメーカーに志願する一般ランナーが登場しますが、小説中に出てくるほどの実力があれば、ペースメーカーでは出場しなくても、ペースメーカーの前に出て独走すればいいだけのこと。動機に無理がある上に、そんな簡単に実力が上がれば世話ないという部分もあり、ちょっと納得しがたい。
 ミステリとしても事件の推理部分などが、作品にうまく溶け込めていません。


 多読英語の本として読んだ「The Prisoner of ZENDA」邦題は「ゼンダ城の虜」有名な作品なのですが、今は翻訳本は絶版になっていないでしょうか?実は読んでいなかったので選んでみました。11500語 レベルは1
 累計 52800語

「英語多読完全ブックガイド」

2005年11月26日 | 
 多読英語学習というのがあるらしく、とりあえず簡単な本から読んで100万語を目指すというものらしいのですが、現在ちょっとづつ読み始めていると言うわけで買いました。

 いろいろな本をレベル別に区分した本で、各レベルの本の紹介と語数がついています。

 現在までの語数を調べてみると、以下の通りで現在31800語でした。今の調子だと2年くらい掛かりそう。徐々に厚い本になってくるのでもう少しペースは上げられると思うのですが、何しろ営業の移動の電車とか食事中とかしか読まないもので。

vanpire killer 800
king arthur 1500
sally's phone 1300
mystery in london 1500
taxi of terror 700
escape 1500
julia roberts 900
the troy stone 900
michael jordan 2000
twenty thousand leagues under the sea 4800
mike's lucky day 1900
rip van winkle and the legend of sleepy hollow 3900
the house of the seven gables 1000
the crown 4000
a biker's ghost 2000
just like a movie 4000

合計31800語

 今日は午前中に少々仕事をして、映画「イントゥー・ザ・サン」へ、その後歯医者に行ってから帰宅後、やっと借りられたDVD「ソウ」を観た後、近所をGPS腕時計を使ってハーフマラソン分を走りました。

 バーチャルトレーナーという機能を使い、ハーフを90分の設定で走りましたが、結局87分。明日は丘陵の公園で2時間走の予定です。

「Tarzan ギアトレーニング」

2005年11月26日 | 
 ついつい、楽して速くなれそうなグッズがあるのではとこういうカタログ本を買ってしまう。
 継続して利用できるかどうかが重要なんですが、走るのもろくにできていないのだから、グッズを買ってもろくに使えないのは目に見えているのですが。

 バランスボールもバランスディスクもストレッチポールもストレッチボードもある。今は捨ててしまったが、鉛入りの靴の中敷なども仕事の革靴に入れていたりもした。

 ところでこのターザンでもホノルルマラソン関連記事がのっていて、ナイキのペースカリキュレーターについても載っていた。

 今年は3月の京都シティハーフマラソンでも配布していたのだが、カリキュレーターといってもリストバンドに細長い紙を入れられるようになったものです。

 ただ、さすがにナイキ、ホノルルマラソンには気合が入っていてホームページからアクセスするとホノルルマラソンのコースの勾配にあわせたペース設定がされていて、いわゆるイーブンペースではないホノルルマラソンコース仕様になっているデータがある。
 京都シティハーフで配布のものは単にイーブンペースの設定になっていたのだが。 


 ペースカリキュレーター。右がペースの紙を入れた状態。

「快読100万語!ペーパーバックへの道」酒井邦秀/著

2005年11月19日 | 
 「快読100万語!ペーパーバックへの道」という本を読みました。どうも最近英語の多読学習法という学習法のキャンペーンが行われているようです。

 辞書は引かない
 分からないところは飛ばす
 つまらないと思った本は途中で読むのをやめる

 というルールでとにかく100万語を1年もしくは以内で読むと言うもののようです。

 ちょこちょこペーパーバックに手をつけてはいたのですが、あまりにも読むのが遅くてどうにもうんざりしていた。(なので読みきった本は非常に少ないのですが)辞書は引かずに読み飛ばしは一方でしていました。ノンフィクションは関心があるものを読んでいたせいで、ベースの知識があるので案外何とかなる。
 ただ本当に読みたい小説の方はかなりきつくなる。

 英語を話す機会は海外マラソンへ行った時くらいで、しかも英語圏の大会は全体の半分程度なので、年にせいぜい1度の海外マラソン参加からするとほぼ2年に1度程度(それも数日)程度しか機会がないことになる。
 そんなわけでそれ程話したとは思わないのだが、読むほうは別で、翻訳の前に読みたいことも多い。

 はっきり言って子供向けというより幼児向けレベルの本から、読み始めるのだが、英語はものになっていないのに文章を読んでいくと後ろまで読んで折り返して読む癖だけはしっかりついている。読むのに時間が掛かる上に、まともにヒアリングが出来ないわけです。

 文章の終わりまで聞いてから文の頭から思い出していたら、話は先にいってしまっている訳だからまともに話が聞けるはずがない。

 ともかく読むために読むというのは、食事の時も何かを読みながら出ないと・・と言うタイプの私には丁度いい。


 一応上の本は全て読みました。何しろぺらぺら本で一番簡単なレベルなので1冊当たり何分という感じ。


 a Biker's Ghost以外は終了。julia Robertsはこの本の原本を以前に読了しています。

 来年参加するつもりのロンドンマラソンまでにそれなりに読めるようになりそうな手ごたえくらいあるといいのですが。

Running Style Vol.2

2005年11月16日 | 
 「Running Style Vol.2」が出ていました。

 前回のブログで予測どおり、ホノルルマラソン特集になっていました。
 LSD系のトレーニングを中心にすることは、コーチのいない我々一般ランナー特に経験もノウハウもないものにとっては安全で、続けやすいものなので推奨トレーニングなのですが、ハートレイトモニターなどに関してもちゃんと取り上げて欲しいところです。最近では安価なものもあり、ランニングシューズ1足の値段で買えるものもありますから。それにしてもジョギングシューズは全然悪くならないのにカタログを見ていると欲しくなりますね。

 前号の話はこちら→Running Style Vol.1

 実はホノルルマラソンではペースランナーもやったことがあるのですが、例えば5キロ10キロでのタイムでフルマラソンの目安のタイムを載せるなど、初マラソンの多いホノルルマラソン向けの配慮も欲しいところでした。

 身の回りでも1キロも走れないという、健康な若い人たちがいますが、私が言うことは走れないペースで走るから走れないだけ、と言っています。42キロは7時間で行けば時速6キロ、成人男子であれば何とかなるものです。

 マラソンをこれからという人には、これ一冊でという点で「40才からのフルマラソン完走」の方がいいと思います。

 そういえば最近また、gooのブログ重くなっていませんかね。

「40才からのフルマラソン完走」

2005年11月16日 | 
 「40才からのフルマラソン完走」買いました。

 今更フルマラソン完走でもないのですが、参考に出来ることはないかと思い購入。
 出版社は技術評論社というコンピュータなどの雑誌や書籍を発行しているところなのですが、意外とちゃんと出来ていました。

 参考になることがあったかといえばそうでもないですが、心拍数を元にしたトレーニングを比較的お勧めしている私ですが、それだけでなく主観的な指数を元にした練習の考え方などもあり、案外この一冊でとりあえずの用が足りるできにはなっています。

 主観的な運動の指数は「賢く走るフルマラソン」(こちらはかなりレベルが高い方まで対応)でも取り上げられていて、ハートレイトモニターなしでそれに近い練習をできるものです。

 このブログに来ている方でこの本の対象の方がいるのかよく分かりませんが、年代を考えず、フルマラソンに出る人にはいいと思います。

 実際、所詮42キロですから時速6キロで歩けば7時間。
 50分程度軽く走り、10分くらい歩く組み合わせで意外といけるものです。完走に何を求めるかですが、規定時間内にスタートからゴールまで移動するという意味での完走でいいのであればですが・・・。 

「DVDマラソン」川嶋伸次/著

2005年11月07日 | 
 「DVDマラソン」読みました、見ました。
 トレーニングの仕方からフォームで気をつける事など言葉だけでは伝えづらい部分をDVDで見せるという作りで、マラソン関連のものでは少なかったですが、いろんな分野でDVD付きの書籍が最近出ています。

 トレーニングの主なメニューは本を読んで、DVDではストレッチと歩き、走りのフォーム。もう少し補助の線を有効に使って詳しい説明が欲しいところですが、かなりビギナーの方向けの作りなので、こんなものかも。

 タイムを目安に練習方法を分けてあるのはいいのではないでしょうか。せっかくなので、ペース走の想定などもつけておけばいいのに。
 もう少しDVDを生かした作り方もあると思いますが、走り始めたという方には参考になると思います。

 ただ本の中でナイキのフリー5.0やカタナレーサーを使っているのは疑問です。ウォーキングを想定しているようですが、誤解されそうですし、歩きと走りでいきなり靴を分けるのは、非経済的すぎると思います。

 これからフルマラソンを目指す人には参考になる本だと思います。