「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎/著読みました。
明日5月13日はシリーズ第1作の「陽気なギャングが地球を回す」の映画の公開日です。
もともとは別に書いた短編だったのものを大幅な加筆訂正で1つの章にするなどを行っているとの事ですが、映画の公開に合わせるためのものでしょうか?このキャラクターシリーズの短編集というものも読んでみたかった気もします。
説教強盗団4名のキャラクターのシリーズな訳ですが、この4名のキャラクターがたっているので作品としては楽しめますが、ちょっといつもの伊坂作品に比べると前半でバラバラだったそれぞれのエピソードやキャラクターが後半に行くにしたがって交錯していく面白さが今一歩と言う気がします。
短編として書いたものを大幅に手を入れたとはいえ、ちょっと構成上妙味がだしずらかったのかもしれません。
多くのおかしなキャラクターが登場するものの、その姿が消えてからのフォローがないために、話の展開ごとにその都度キャラクターが登場してくるだけのような形になっているように見える。
短編で完結しているものを繋いでいるわけだから無理もないけど。この続編を書いてそれぞれのキャラクターたちのそれなりの結末をつけたものを読んでみたいですね。
この作品をより楽しむために、シリーズ第1作の「陽気なギャングが地球を回す」は必読といっていいでしょう。
「陽気なギャングが地球を回す」
「ラッシュライフ」
「グラスホッパー」
「オーデュボンの祈り」
「死神の精度」
明日5月13日はシリーズ第1作の「陽気なギャングが地球を回す」の映画の公開日です。
もともとは別に書いた短編だったのものを大幅な加筆訂正で1つの章にするなどを行っているとの事ですが、映画の公開に合わせるためのものでしょうか?このキャラクターシリーズの短編集というものも読んでみたかった気もします。
説教強盗団4名のキャラクターのシリーズな訳ですが、この4名のキャラクターがたっているので作品としては楽しめますが、ちょっといつもの伊坂作品に比べると前半でバラバラだったそれぞれのエピソードやキャラクターが後半に行くにしたがって交錯していく面白さが今一歩と言う気がします。
短編として書いたものを大幅に手を入れたとはいえ、ちょっと構成上妙味がだしずらかったのかもしれません。
多くのおかしなキャラクターが登場するものの、その姿が消えてからのフォローがないために、話の展開ごとにその都度キャラクターが登場してくるだけのような形になっているように見える。
短編で完結しているものを繋いでいるわけだから無理もないけど。この続編を書いてそれぞれのキャラクターたちのそれなりの結末をつけたものを読んでみたいですね。
この作品をより楽しむために、シリーズ第1作の「陽気なギャングが地球を回す」は必読といっていいでしょう。
「陽気なギャングが地球を回す」
「ラッシュライフ」
「グラスホッパー」
「オーデュボンの祈り」
「死神の精度」