- 四方山話 No.18 食事時の音 -

俺は神経質な方ではない。
むしろいろんなことにズボラだし、まったく気にしない。
自分でもそう思う。
人にも言われる。

そんな俺が人のことで気になることがある。

それは食事時における音に関すること。

香港人は食べるときにくちゃくちゃ音をたてる。
そうじゃない人もいるにはいるが少ない。
でも、麺類を食べるとき、いわゆるズズーッとすする人はあまりいない。
と、思う。
あまりみかけない。

麺類やスープに関しては、日本人のほうがみっともない音をたてる人が多い
と、思う。
よく見かける。

というより、香港において日本人が麺類を食べると余計目立つのかもしれない。
もちろん日本人の中でもそうでない人の方が多い
とは、思う。

俺なんかは、くちゃくちゃさせない、口に物を入れたまましゃべらないと言われてて育った。
それが普通だと思っていた。

それがそうじゃない日本人に出会った時のショックと言ったら…
こっちが恥ずかしくなったり、気持ち悪かったりで不快極まりない。

そんな人は水を飲むときも音をたてる。
お茶ではない、水だ。

さらには、平気でげっぷをする。
しかもでかい。

こういう点においては年配の方のほうがきちんとできているのではないだろうか？
おれがみたその日本人は30代中盤。
しかも、毎日、会社で目の前に座っている。

そして最近、昼飯は独りで外に食べにいくことを検討し始めた。
それほど不快に思っているのだ。

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