チョウチョウ王の備忘録

趣味の海水魚と銭湯巡り、邦画とJ-POPの話題

硫酸銅治療の後処理(やっとアップしました)

2005-08-29 16:18:16 | 海水魚
皆様、ほぼ一週間ぶりのごぶさたです(ブログの日付は8/29ですが、実際に書いているのは9/3です)。
前回、「痛風かもしれない」と書いてから何の音沙汰もなくなったので、「もしかして…」と勘違いした心優しい数名の方よりおたよりをいただきました。
ご安心ください、仕事が忙しかっただけです。
ところでチョウチョウ王宛てのメールアドレスがどこにも書かれていないことに今気付いたので、下にタグで張っておきます。
チョウチョウ王宛てのメールはここ をクリックしてください

さて、ここからは海水魚の話題です。
かなり間が空いてしまったので、まずは今までのあらすじから。
銅イオン治療を終えて8月27日に麦飯石溶液を投入し残留した銅イオンをある程度吸着させてから、8月28日に換水しようとしたところでチョウチョウ王は病魔(痛風)に蝕まれてしまいました。

翌29日は前日に飲んだ消炎鎮痛剤の効き目で左ひざの痛みも感じなくなったので、換水を行なうことにしました。
下は換水前、8月29日の中段水槽の様子です。




中段水槽に入っているキンチャクダイとオニハタタテダイが最近とみに威張るようになったため、今回の換水の際に移すことにしました。
換水後の様子はこのようになりました。


中段水槽です


上段水槽です

人工飼料に完全に餌付いてなかなか神経も太そうなチビチョウたち(セグロチョウチョウウオとアケボノチョウチョウウオとスミツキトノサマダイ)を、一ヶ月くらい前に側面水槽から中段水槽に移しました。
しかし、かれらの4,5倍の大きさの魚たちと混泳させるのは無理があるようで、現在のところ人工飼料は食べていますが、なんとなくいじけてきたような感じがします。
そこで元通り、側面水槽に戻しました。

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ぜいたく病と言ったとか…

2005-08-28 14:27:24 | 健康
明けて一晩経った水槽の様子です。
海水の白濁は治まり透明になっています。
水槽の観賞面の端が茶ゴケで縁取られ、まるで木下恵介監督の映画「野菊の如き君なりき」の回想シーンのようです。
日本映画ファンでない方、意味不明ですみません。

ところで、本日予定していた換水は中止しました。
実は昨晩は一睡もできませんでした。
布団に入ってから突然、左脚のひざが痛みだし、未だに続いています。
壁に手をかけて伝わないと歩けないほどです。

これに関してはちょっと思い当たる節があり、憂鬱なのです。
一週間ほど前に血液検査をしました。
肝機能値があまり良くないのは薄々感じていたので驚きませんでしたが(ちなみにGOTは46IU/L、GPTは105IU/l、γ-GTPは294IU/l)、尿酸値が9.6mg/dlなのはショックでした。
あまりうるさく言うお医者さんではなく僕はそこが好きなのですが、この値はさすがに考えなければいけません。
僕の一日の酒量は、25°の黒糖焼酎を180cc入れた水割りを700ccと、ビールを700ccです。
一日の飲酒総量をわかりやすく25°の焼酎に置き換えると335cc、ビールなら1,520ccになります。
これを一日も休まずに規則正しく10年近く続けていたのですから悪くなって当然です。
そこでこの7日間ほどお酒を飲むのをやめていました。

このような前歴から考えて、前日に脚をひねった覚えもないことから、きっと痛風なんだと思います。
病院が休みなので、バンテリンクリームを塗り、手元にあったボルタレンとクエン酸を飲んでみました。
おっ、結構すぐ効くじゃん。
と思いましたが、ボルタレンは痛みを感じなくさせているだけなので、明日医者に行って診察を受けるつもりです。
新たなカテゴリー「痛風闘病記」ができるかもしれません。
それと引き替えに「美味いもの処」の更新はしばらくお休みかも。
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硫酸銅治療の後処理

2005-08-27 19:25:43 | 海水魚
銅イオン治療を終えてから今日で4日経ちました。
これだけ様子を見て白点病再発の徴候がなければ、治療は大成功したと判断して良いと思います。
銅イオンは時間の経過に従ってどんどん薄くなっていきますが、極々わずかに飼育水に残留しているようです。
前回の換水は8月16日に行なったのでそろそろ2週間経つことから、換水を兼ねて銅イオンも除去してしまうことにしました。

水槽に残留した薬剤の除去というと活性炭による吸着を思いつきますが、僕は即効性という点から麦飯石溶液を使っています。




麦飯石溶液には色々な種類があるようですが、僕の使っているのはフレックスの白い麦飯石ウルトラです。
この商品を選んだ理由は、効果があるというよりもたまたま手に入りやすいからです。
僕が麦飯石溶液を使っている言うと、えっ!と意外な顔をする方がいます。
それはきっと、メーカーの言うトル●リンだとかマイ×ロナ▲センサーなどを、なにやらよくわからない怪しげなものとして捉えているからなのでしょう。
それらについては僕も不明な点が多々ありますが、ただ吸着剤として割り切ればとても効果的な製品だと思います。

使い方も麦飯石溶液のボトルをよく振ってから飼育水に注ぐだけです。



飼育水は白濁してしまいますが、4時間もすれば元通り透明な海水に戻ります。
ただし色々な方に尋ねたところでは、透明になる時間は水槽によって異なるそうです。

今晩、麦飯石溶液を入れたので、明日換水をする予定です。

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死滅回遊は魚だけじゃない

2005-08-26 12:23:53 | 雑記
皆様、すっかりごぶさたしています。
9月第一週あたりまでは新規投稿はこのくらいの頻度になってしまいます。
おかげさまでアクセス数も日を追って下がっています。
僕より忙しくてもまめにブログを更新している方は大勢いるので言い訳にはなりませんが、今後ともどうぞよろしくお願いします。

前口上はこのくらいにして、さて本日の朝日新聞にこのような記事が掲載されていました。
温かくなって北上してくるのは魚だけではないのですね。
海水魚や熱帯魚の飼育を楽しんでいる方の中には、昆虫や天体に興味がある人も多いようです。
先日お会いしたある魚類学者の先生は、
「最近は標本の採集も漁協などとの絡みからなかなか思うように行かなくて、近頃ではオフの日は昆虫採集を楽しんでいます」と語っていました。
僕は魚は幼稚園の頃から大好きでしたが、昆虫などはまったく興味がなく、また未だにどこにどの星座があるのか夜空を見てもさっぱりわかりません。
今年は死滅回遊魚はさっぱり流れてきていないようですが、チョウ(昆虫)の世界はどうなのでしょうか?
なんでも魚に結びつけて考えるてしまうのは悲しい性(さが)ですね。
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白点病(11,12日目)・念押し投薬

2005-08-23 12:03:45 | 海水魚
8月21日の時点で完全に白点病の徴候は見られなくなりましたが、念のために今日まで3日間、硫酸銅の投薬を行ないました。
明日になっても症状が再発しないようでしたら、これで治療を終えたいと思います。
消しておいた殺菌灯も忘れずに電源を入れます。

さて、写真でおわかりになるでしょうか?
水槽に結構茶ゴケが付いています。
硫酸銅治療中は、換水やろ材の掃除などメンテナンスは行なわないのが基本なのでコケ取りをしなかったからです。
しかし、ここで白点病が完治したからといってすぐに水槽をいじるのは止めてください。
これによって白点が再発することもあります。
それならば硫酸銅治療をしても白点原虫は死んでいないのではないか、という疑問が起こりますが、どうもそれが正解のようです。
8月16日のブログで書いたように、成長した白点原虫は魚体から離れて水底に沈みます。
水底に沈んだ原虫は固い殻を作りそこで数日間過ごすのですが、どうも一部の白点原虫はそのまま休眠してしまうらしいのです。
環境の変化(水温や硫酸銅)にもかなり耐えうる固い殻で守られた白点原虫は、休眠状態でかなりの期間生存できることがわかっています。
ですから、治療直後に水槽内に手を入れることはとても危険なことだと思います。
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白点病(10日目)・完治

2005-08-21 21:48:35 | 海水魚
昨日までゲンロクダイの尾びれに見られた白い曇りは、今日は消えています。
一応、白点病の症状はこれで見られなくなりました。
しかし、白点原虫の生活サイクルは8月16日のブログに書いた通り、魚体に寄生したり離れたりを繰り返すため、ひょっとすると数が少なくなった白点原虫がたまたま離れている状態なのかも知れません。
そこで症状がなくともあと数日は投薬する必要があります。

昔、残留銅イオン濃度を0.8ppmに保って海水魚の白点病治療をしていた頃は、魚に薬害が発生しやすく投薬するのもビクビクものでした。
実際、かなり慎重に治療を行なっても、治療中に必ず数匹は(病気が原因ではなく薬害によって)殺していました。
そして薬害を恐れるあまり、白点の症状が見えなくなったら投薬を止めてしまい、またすぐに白点が再発したりしていました。
しかし、残留銅イオン濃度が0.3ppm程度でもきちんと治療ができることがわかった現在では、必要以上に薬害を心配することはなくなりました。

今日は0.2ppmを投薬します。
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柳湯

2005-08-21 15:30:55 | 銭湯・温泉
朝湯をやっている銭湯ってどのくらいあるのでしょう?
僕は御徒町にある燕湯しか知りませんが、早起きしてわざわざ電車に乗って行くのも億劫だし、日常生活(旅行とかじゃなくて)で朝から風呂に入るというのはなんとなく背徳感があり、朝湯未体験でした。
ところが今年の4月から、近所の銭湯で日曜のみ朝湯をやるようになったのです。




東京都浴場組合が発行している生活情報誌「1010(せんとう)」52号によると、銭湯の朝湯は「目覚ましホルモン」がわき出す爽快度満点の健康法だそうで、シャキッとしてやる気が出る状態になるのだそうです。
このところ仕事に身の入らない僕にはピッタリではありませんか。
そこで仕事が片づいていませんが、「目覚ましホルモン」がわき出てやる気になるのを期待しつつ、自宅から徒歩5分の場所にある柳湯へ出かけてきました。

柳湯は僕が幼稚園児のころから通っている銭湯で、記憶に残っているだけでもう3回も改装を重ねています。
番台でなくフロント形式になった銭湯もこの付近ではここが一番最初だったと思います。
よそと違い変わっているのが、支払いの際フロントに下駄箱の鍵を預けると脱衣所にあるロッカーの鍵と引き替えてくれる方式で、始めての方はちっょと戸惑うかもしれません。
浴室へはフロントに向かって左右にある入口を入りますが、偶数日が男性は左側、女性は右側、奇数日は男性が右側、女性が左側と、毎日交互に入れ替わります。
これは左側の浴室にはドライサウナが、右側にはミストサウナがあるためで、不公平にならないようになっているのでしょう。
ドライサウナは115円追加料金を払います。
以前はミストサウナにも50円の追加料金が発生しましたが、現在では無料になっています。

脱衣場は都心のビル銭湯並みに狭いです。
フロント形式に改装する際に、浴室とフロント前の休息室を広く取ったので、ここにしわ寄せがきてしまったのでしょう。
遠方から来たらしいお客さんが「荷物がロッカーに入りきらない」とフロントに言ったら、ロッカー2つ分を使わせてもらっていました。
この銭湯では風呂上がりは早めに脱衣所から出て休息室に向かうのがよいでしょう。
ちなみに休息室にはPCがあり、無料でインターネットし放題です。




今日は奇数日なので男性の僕は右側のミストサウナのある浴室です。
ミストサウナは無料の割りにあまり人気がないらしく、いつも空いています。
アルミサッシで囲った部屋の中におとな3人が座れる台があって隅の方から蒸気が噴き出しています。
直接座ると、タイルでできた台はとても熱くなっているため、自宅のお風呂で使うような発泡ウレタンのマットが敷いてあります。
いつも空いているのをいいことに、僕はこのマットの上で横になって過ごします。

浴槽は大きなものが洗い場の中央にひとつあり、それが仕切られて色々な仕掛けがあります。
座湯とか立ち湯とかありますが、入浴する体勢の違いで要はジェット水流の出るものです。
こちらの浴室には水風呂がないのが不満です。
シャワーだけではクールダウンが不十分で、そのため長時間入っていることができません。

さて、朝湯に入ってやる気が出たかというと、風呂上がりにお腹が減ったのでいつも行っているソバ屋に入ってしまい、なんと朝酒を飲んでしまいました。
このまま行くと、軽くいい気持ちのまま、なにも生産活動をしないで今日一日は終わってしまうような予測が容易に立ちます。
これも「目覚ましホルモン」がわき出したからなのでしょうか。
やはり背徳感は必要だと思います。

柳湯の地図

●柳湯
千葉県市川市南八幡1-11-5
電話 047-378-4657
おとな385円(ドライサウナは115円増し、ミストサウナは無料)
営業時間 平日15:00~24:00 日曜祝日8:00~12:00,15:00~24:00
定休 火曜日
駐車場 2台
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絶品! たらこ釜飯

2005-08-20 15:50:43 | 美味いもの処
このタイトルでゲンロクダイの写真はないと思います。
ゲンロクダイを食べさせる店の紹介かと勘違いされそうです。

さて、白点病治療の9日目です。
しかし、状況は昨日と変わらず、ゲンロクダイの尾びれが白く曇っているだけです。
本日も0.2ppm分の投与用溶液を水槽に滴下しました。
海水魚に関して後は特筆すべきこともないので、今日のブログは新カテゴリーの「美味いもの処」について書きます。




自宅から歩いて5分の静かな住宅街にある「焼き鳥・釜飯 鳥辰」と看板の出ているお店。
4,5年前から気になっていたのですが、なかなか足を運ぶ機会がありませんでした。
今年の初夏に、水槽セットに来てくれた職人さんと、夕ご飯を食べにはじめて利用しました。
カウンターが7席、4人掛けのテーブルが2卓と、意外に小さなお店です。

お店のおかみさんはお客に構い過ぎるでもなくつっけんどんでもなく、程良い加減で落ち着きます。
松原秀樹(誰だよ、それ)似のご主人は、黙々と焼き鳥を焼いています。

出てくるおしぼりが、タオル地の厚手で大きなものなのがうれしいです。
夏は冷たく、冬は温かいのもいいです。
日替わりのお通しとは別に、大根おろしにしらすがかかったものが小鉢で付きます。
脂ののった焼き鳥の合間に食べるとおいしいです。

焼き鳥はねぎまがお薦めです。
とてもいいネギです(あっ、もちろん鶏肉も)。
ネギと鶏ってなんであんなに合うんでしょうか。

一通り飲んでつまみを食べたら、最後は釜飯です。
酒とつまみだけだとついつい飲み過ぎてしまう僕は、ご飯ものがあるのもうれしいです。
鶏スープもお忘れなく。
釜飯は炊きあがるまでに時間がかかるので、まだ飲んでいる途中に頼んでおくとよいでしょう。
僕の好きなのは、たらこ釜飯です。
どうやったらあんなに深い味が出るのだろう? 謎です。

食べ終えた後、いいタイミングで新しいおしぼりとお茶が出るのも気持ちいいです。
空調がしっかりしているのか、お店を出た後も衣服が煙臭くなりません。

値段はちょっと高め。
酎ハイ5杯飲んで、焼き鳥6本、鶏刺し、釜飯、鶏スープで5,000円程度です。



店内に張ってある「全日本交通相互保障協会」なる怪しげな組織の広告。
無論、すぐに申し込んで、早くも元を取りました(涙)。


鳥辰の地図

●鳥辰
千葉県市川市南八幡3-10-17
電話 047-370-5095
営業時間 17:00~23:00
定休 水曜日
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白点病(8日目)・ほぼ完治

2005-08-19 20:07:19 | 海水魚
8月16日に投薬を開始してから今日で4日目。
オニハタタテダイには白点病の徴候は見られなくなりました。


写真に写っている白いものはエアレーションの気泡です。
白点病ではありません。これが心霊サイトだったら“霊障”とか言い出すんでしょうね(笑)



一時、フエヤッコダイやツキチョウチョウウオ、スミツキトノサマダイに白点が現れたものの、それも今日は治まっています。
ただ、ゲンロクダイの尾びれに白い曇りが見られます。
写真ではわかりづらいですが…




本日の残留銅イオン濃度は0.2ppmだったため、0.4ppmに足りない0.2ppmを投薬しました。
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白点病(6,7日目)・硫酸銅テスターと追加投薬

2005-08-18 17:34:12 | 海水魚
硫酸銅治療の6日目と7日目は特に変化のあることも起こらなかったため、一緒に書いてしまいます。
第1回目の投薬は、飼育水の銅イオン濃度が0.4ppmになるように116ccの硫酸銅原液を入れればよかったのですが、2回目以降は投薬前にどれだけ銅イオンが残留しているかを測らねばなりません。
毎回0.4ppm分を投薬していては、残留した銅イオン濃度の分だけどんどん濃くなり、飼育魚の致死量を超えてしまうことになります。
残留銅イオン濃度を測るには、銅テスターという試薬を使います。
水質検査試薬というとpHや亜硝酸が一般的ですが、銅テスターはそれらよりもやや高価です。
色々な銅テスターを使いましたが、いずれも色の変化がわかりにくく、0.1ppmなのか0.4ppmか判断がつきかねるものもありました。(これは発売中止になりました)
アクアリウム用に販売されている製品のうちでは、レッドシーのミニラボが一番見やすかった気がします。

僕の使っている銅テスターは、ドイツの「ロビボンド簡易チェックキット・銅(フリー)」です。



ロビボンド式と呼ばれる比色による水質検査は世界中で定評のある方式で、学校のプールで塩素の濃度を測るのを見たことのある方もいるでしょう。
この銅テスターはアクアリウム用ではないために、観賞魚ショップなどでは販売していません。
日本では、(株)離合社で取り扱っています。

測定したい海水をレベルまで汲んだら、試薬(錠剤)を入れます。




付属の棒で試薬が完全に溶けるまでかき混ぜます。なかなか溶けづらく5分くらいかかります。




太陽光のあたる白い壁などを背景にして、透過光で比色します。




色の見え方はこんな感じです。縦に並んだ窓の左側が測定する海水です。右側の窓の色と比色します。この場合は、残留濃度が0.2ppmと判断してよいでしょう。




8月17日も8月18日も、投薬してから大体24時間後にテスターで測定しましたが、いずれも残留銅イオン濃度は0.2ppmでした。
0.4ppmに足りないのは0.2ppmなので、58ccの硫酸銅原液を、水道水で500ccに希釈した投与用溶液を投薬しました。

ちなみに投薬期間中は、与える餌の量を1/3くらいに抑えています。
銅イオン濃度の低下を心配してまったく与えない方もいるようですが、僕の経験では治療開始前に掃除と換水をすればあまり影響はなさそうです。
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白点病(5日目)・投薬開始! でもその前に・その2

2005-08-16 18:00:00 | 海水魚
水槽の魚をすべてすくい出してバケツに移します。
こうすれば水換えと一緒に水槽内のコケや汚れも徹底的にきれいにできます。
しかし2週間前に換水したばかりにも関わらず、白いバケツに入れてみると海水の黄ばみがはっきりとわかりますね。
魚の数も入っているし、餌を大量に与えているのでしかたないとは思いますが…。




ところで8月14日のブログで書いたマダガスカルバタフライフィッシュは、残念なことに今朝死んでしまいました。
ちょっと他の魚から攻撃されているなと感じたら、やはりすぐに対処しないとまずかったようですね。
反省しています。




換水を終え、海水の濁りが治まったところで魚を元に戻します。
乱暴なオニハタタテダイは、上段水槽に隔離しました。




僕は硫酸銅治療の際、水槽内の銅イオン濃度が0.4ppmになるように投薬します。
8月15日に作った硫酸銅原液は、1,000リットルの海水に1,000cc入れると銅イオン濃度が1ppmになるよう調製してあります。
僕の水槽の総水量は290リットルですから290cc入れると1ppmになります。
0.4ppmはその4/10ですから、116cc投薬すればよいことになります。



メスシリンダーで正確に116ccの硫酸銅原液を計ります。

さて、これを水槽に投与すれば水槽の飼育水の銅イオン濃度は0.4ppmになります。
しかしそのまま注いでしまうと、その部分が極端に濃い濃度となってしまい、魚に後遺症が残る(下手をすると即死します)ことになります。
そこで原液を真水で500~1,000cc程度に薄めてやります。
薄める真水は精製水の方がよいのでしょうが、一度精製水で薄めに調製しているので水道水でもさほど問題は出ないようです。
硫酸銅原液を水道水で薄めたものを「投与用溶液」と呼ぶことにします。




さて、ここで新兵器登場です。



これは手術の前などに腸内洗浄を行なう際に使用する医療器具で、イルリガートルといいます。
新宿区歌舞伎町にある怪しげな玩具屋さんでも売っていますが、僕は理科実験用器具のネットショップであるココで購入しました。
イルリガートルの先端には本来、腸カテーテルというゴム管をつなげるため、接続口が太くなっています。
このままでは硫酸銅治療には向きません。
色々と試してみたところ、エアチューブのつなぎがはまることがわかりました。
ここをポリプロピレンに使える接着剤(コニシのGPクリヤー)で接着し、その先にかかりつけの病院で購入してきた針を外した「輸液セット」(点滴する時に薬がポタポタ垂れてくるアレ)を接続しました。




イルリガートルに投与用溶液を入れ、水面よりも高い位置に吊すと滴下が始まります。
大体、20~30分くらいですべての投与が終わるように滴下の量を調節します。
滴下の量があまり早いと、魚が高濃度の銅イオンにさらされてショックを起こしてしまいます。

これで硫酸銅治療が1回終わります。
以上の行程を毎日1回行ないますが、次回からは銅イオンが残留しているはずなので、残留濃度を計測してから0.4ppmに足りない分を投与するようにします。

最後に、硫酸銅治療中は殺菌灯は消しておかないと紫外線照射によって銅イオンの効力がどんどん落ちてしまいます。
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白点病(5日目)・投薬開始! でもその前に・その1

2005-08-16 17:17:12 | 海水魚
昨日確認できたひれの白い点は今朝には消えて、白い曇りがまた出ていました。
これでやっと硫酸銅を投薬できます。

ここで簡単に、「はじめてのマリンアクアリウム」(マリン企画発行)に代表される海水魚入門書に書かれていることをおさらいしておきましょう。
白点原虫(寄生虫)の子供は水中を泳いでおり、それが魚の体表に寄生するとひれなどが白く曇ったようになりやがて白い点となって目に見えます。
原虫は魚の粘液や体液を吸って成長し、おとなになると魚体から離れて水底に沈みます。水底に沈んだ原虫は固い殻を作り、その中で100~400個の子供に分裂して3日ほどで水中に泳ぎ出します。
泳ぎだした子供は再び魚に寄生し、また体液を吸うという仕組みです。
とすると1匹の白点原虫は3日後には400匹に増殖している計算になり、これでは水槽の閉じられた水環境では発病するとあっという間に白点病が蔓延してしまいます。

この白点原虫を退治するのに有効なのが硫酸銅で、ただし原虫の遊泳期間のみに効果があり、魚体に寄生している期間は効き目がありません。
原虫が魚体から離れた(白い点が消えた)時に投薬すれば一番効果がありますが、実際は生活サイクルがずれた原虫が複数いるために、一度の投薬では完治しません。
また硫酸銅(正確には硫酸銅に含まれる白点病に効果のある銅イオン)は安定した物質でないため、徐々に濃度が低下してしまいます。
だから、何度も投薬を繰り返さないと治療できません。

さて、昨日のブログでは硫酸銅を精製水に溶かして硫酸銅原液を作ることを書きました。
これは銅イオンが安定した物質ではないために不純物と結合して効果がなくなってしまうのを防ぐためだと説明しました。
それを踏まえて考えると、物理ろ過槽の汚れたウールマットや水槽の底に溜まった残餌などは除去してから投薬したほうが効果的です。





あまり換水をしない古い飼育水の場合も薬が効きにくくなります。
僕は硫酸銅治療を開始する前には、必ず換水とウールマットの交換を行なうようにしています。

ちょっと長くなってきたので、本日行なったことは2日に分けて書きたいと思います。
結構仕事が忙しくなってきたので、なかなか辛いんです。
と、泣き言を少々言ってみます。
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白点病(4日目)・治療準備開始

2005-08-15 15:56:17 | 海水魚
まず上の写真を見てください。
オニハタタテダイの胸びれにはっきりと白い点が確認できると思います。
今までは白く濁っていたのが点となって見えるのは、白点病の病状が進行した証拠です。
何度も言いますが、この状態まで進行しないと硫酸銅は効き目がありません。
あと半日から1日経つと、この白い点が一時的になくなるかもしくは数が減ります。
その時に硫酸銅を投薬します。
そこで来るべき硫酸銅治療にあたっての準備をすることにしました。




これが硫酸銅です。
ラベルには「医薬用外劇物 試薬特級 硫酸銅(5水和物) CuSO4・5H2O」と書かれています。
薬局で取り寄せてもらい、指定の用紙に住所・氏名・電話番号を書いて捺印もして購入します。
注文の際は、ただ「硫酸銅」と言うのではなく、「試薬特級」「5水和物」であることを付け加えてください。
容量は25g入りで十分でしょう。
薬局によって差があるでしょうが、入荷までは早くても1週間はかかると思ってください。
白点病になってから注文しても間に合いませんので…。




これは0.1gまで計ることのできる電子上皿天秤です。
僕はA&DというメーカーのHL-200iを使っています。
ネット通販で探せば、送料込みで10,000円を切る価格で販売されています。




電子上皿天秤で硫酸銅を2g計り、精製水500ccで溶かします。
これを便宜上「硫酸銅原液」と呼ぶことにします。



精製水は薬局薬店で「日本薬局方精製水」としてコンタクトレンズの洗浄剤や保存液の溶解用に販売されているので、すぐに入手できます。
1本500ccが80円くらいです。
これは日本薬局方に基づいて、
[ 地下水→RO膜処理(第一回)→RO膜処理(第二回)→蒸留→中空糸ろ過→イオン交換→ろ過 ]
と、厳密な製造方法が定められており、かなり純度の高い水であることがわかります。



海水魚の飼育書などには、「硫酸銅を水道水で溶かし」と書かれているものがありますが、水道水では不純物が多いために、溶かした際に硫酸銅に含まれる銅イオンと不純物が結合し底に沈殿物が残ることがあります。
沈殿物ができるということは、この時点で硫酸銅原液は正確な濃度を保っておらず、その後の治療に支障をきたします。




完成した硫酸銅原液は、光に当たると劣化するため、遮光瓶に入れて保存します。
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白点病(3日目)・出たり消えたり

2005-08-14 13:12:34 | 海水魚
昨日の夜、水槽の照明が消える前に観察するとオニハタタテダイのひれがまた白く濁っていました。
一夜明けた今日の朝は白濁りは取れて透明になっています。
が、今度はゲンロクダイの胸びれに白い濁りが出ています。
白点病は極めてゆっくりとではありますが確実に進行しています。

しかし早いところ硫酸銅を投与してさっさと治療してしまいたいのも事実です。
このまま白点が現れたり消えたりを繰り返すようでは、いつまで経っても換水もできないし、新しい魚も足せないからです。
そこでちょっと裏技を使うことにしました。
殺菌灯の電源を落としてしまうのです。
こうすれば白点原虫が紫外線によって殺されることもないので、進行が早まるでしょう。
白点病の進行を早めるには水温を上げるという方法もありますが、これは予想以上に白点病が進行して魚が死んでしまう恐れもあり、また高水温は魚の負担も増えることから、この方法は避けたいです。

さて白点病も心配ですが、本日水槽を観察していてもっと心配なことを発見しました。
このところ白点病にも関わらず、以前にも増してオニハタタテダイが縄張りを主張しだしたのです。
特に餌を食べる時などは徹底的にゲンロクダイとマダガスカルバタフライを追いかけます。
タフなゲンロクダイはともかくとしてマダガスカルバタフライは餌食いが落ちてきたような気がします。
この水槽から魚をすくうのは、岩組みをすべて出さないと不可能なので、今すぐにというわけにはいきません。
岩組みを出せば海水は濁ってしまうし、濁った海水は排水してしまいたいのです。
白点治療を開始する前に換水する予定なので、そのときにオニハタタテダイをすくい出して上段水槽に移そうと思っています。
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白点病(2日目)・白点消失

2005-08-13 11:12:43 | 海水魚
昨日オニハタタテダイに見られた白点病の初期症状ですが、今朝見てみるとそれがまったく認められません。
白く曇っていたひれの部分は、通常通りの透明に戻っています。
「自然治癒した!」と素直に喜びたいところですが、白点病の初期はこのように症状が時間によって現れたり消えたりするため、安心できません。

それよりも困るのは、ちょうど定期的な換水の時期にあたっていることです。
悩んだ末、今回の場合はあと数日白点病の進行を観察して判断することにして、今は換水しないことにしました。
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