東京国立博物館で開催されている特別展「北斎展」に行ってきました。
昨年、ニューヨークとボストンに旅行したのですが、時間の都合でどうしても行きたかったメトロポリタン美術館とボストン美術館(どちらも浮世絵の展示が充実しています)は諦めざるを得ませんでした。
その意味でも、今回の北斎展にはかなり前から期待をしていました。
チョウチョウ王は小学生のころから浮世絵が大好きです。
これは当時、永谷園のお茶漬け海苔に同梱されていた東西名画選カードの影響だと思います。
ネットで調べてみると、チョウチョウ王と同世代には同じ理由で浮世絵好きの人が結構多いのがわかりました。
記念切手収集がブームだったのも一因かもしれませんね。
「切手趣味週間シリーズ」とか「国際文通週間シリーズ」とか…。
会場は東京国立博物館の敷地内の左奥に建つ平成館です。
平日の午後だったこともあり、思ったほどは混雑していませんでした。
今回の目玉は、あまり見る機会のない初期の作品や、最晩年の肉筆画が見られる点です。
北斎は、歳と共に画風を大きく変えたことから、全体を6期に分類してそれらが年代順に並ぶ展示方法もわかりやすくてよかったです。
この建物は表慶館。重要文化財に指定されています。映画「RAMPO」(笑)にも出てきましたね。
こちらでは特別展「華麗なる伊万里、雅の京焼 」が催されていました
●印象に残った展示
「潮干狩図」
「ぎやうとくしほはまよりのぼとのひかたをのぞむ(行徳塩浜より登戸の干潟を臨む)」
当時ご禁制だった油絵の具(一体どうやって手に入れたんでしょう?)で描かれた北斎唯一の油彩「魚貝図」がなかったのは残念でしたが、これは11月15日より展示されるとのこと。
毎週展示品の入れ替えがあるというし、12月4日までの会期中、あと何回か足を運びそうです。
「北斎展」展示品リストと展示期間
あっという間に閉館時間の17時。このあとは上野2丁目のおでん屋に行きました
昨年、ニューヨークとボストンに旅行したのですが、時間の都合でどうしても行きたかったメトロポリタン美術館とボストン美術館(どちらも浮世絵の展示が充実しています)は諦めざるを得ませんでした。
その意味でも、今回の北斎展にはかなり前から期待をしていました。
チョウチョウ王は小学生のころから浮世絵が大好きです。
これは当時、永谷園のお茶漬け海苔に同梱されていた東西名画選カードの影響だと思います。
ネットで調べてみると、チョウチョウ王と同世代には同じ理由で浮世絵好きの人が結構多いのがわかりました。
記念切手収集がブームだったのも一因かもしれませんね。
「切手趣味週間シリーズ」とか「国際文通週間シリーズ」とか…。
会場は東京国立博物館の敷地内の左奥に建つ平成館です。
平日の午後だったこともあり、思ったほどは混雑していませんでした。
今回の目玉は、あまり見る機会のない初期の作品や、最晩年の肉筆画が見られる点です。
北斎は、歳と共に画風を大きく変えたことから、全体を6期に分類してそれらが年代順に並ぶ展示方法もわかりやすくてよかったです。
この建物は表慶館。重要文化財に指定されています。映画「RAMPO」(笑)にも出てきましたね。
こちらでは特別展「華麗なる伊万里、雅の京焼 」が催されていました
●印象に残った展示
「潮干狩図」
浮世絵が好きなのは、当時の風俗が描かれているものが多いから。娘(美学生か?)の付き添いで来たと思われるおばさんが大きな声で、「なんでこんなに並んでみるのか理解できない。どこがいいのかさっぱりわからない。ここにいる人の気が知れない」とズバリ言って、会場の人たち全員を敵に回していたが、芸術鑑賞ではなく物見遊山的な視点でみれば興味も湧いてくるのではと思うのだが…。
「ぎやうとくしほはまよりのぼとのひかたをのぞむ(行徳塩浜より登戸の干潟を臨む)」
あれ、うちのすぐ近所だよ。ちなみにここの博物館には、日本の近代洋画の黎明期である明治初期に活躍した高橋由一(ゆいち)が同じくうちの近所を描いた「国府台(こうのだい)真景」も展示されています。今とまったく同じ風景でびっくり。
当時ご禁制だった油絵の具(一体どうやって手に入れたんでしょう?)で描かれた北斎唯一の油彩「魚貝図」がなかったのは残念でしたが、これは11月15日より展示されるとのこと。
毎週展示品の入れ替えがあるというし、12月4日までの会期中、あと何回か足を運びそうです。
「北斎展」展示品リストと展示期間
あっという間に閉館時間の17時。このあとは上野2丁目のおでん屋に行きました