スピリチュアルな学びをしていくと、自分の内面の解決できていない問題を
次々と見せられることがよくある。
そんなことは蓋をして見たくないのに、考えないよう、感じないようにスルーして
表面だけを取り繕って楽しいことだけを考えていきたいのに、そうさせてはくれない。
わざわざほじくりだすようにして、ぐちゃぐちゃとしたもの、混沌としたもの、
傷ついたもの、たくさんの解決できていな感情を見せられる。
見せられたからにはもうそれから目をそらすことなどできず、
向き合っていかなければならない。
ここ最近もそんな自分のネガティブな感情と向き合うことが続いた。
私は、人と口論をするのが苦手。
普通の話し合いならいいけど、相手が感情的になっているときなど、
高圧的なことを言われると、自分が違う意見を持っていても、
そのことをちゃんと伝えることができなくて、
「もういいです、わかりました。これ以上ここにはいられません。。。」
というような感じになってしまい、体も過呼吸や胃が痛くなるなどの反応を示して、
結局は逃げ出してしまうことが多い。
自分でもそれは「逃げ」だよなぁ。。。と
理解しているけれども、どうしようもなく（ちゃんと向き合いたくなくて）、
そのままにしておくしかなかった。
最近もそういう状況に陥ることがあって、少し勇気を出して自分の言いたい事を言ってみた。
やはり体は震えて、胃が痛くなってしまい、普通の状態に戻るのに時間がかかってしまった。
そのあとベストなタイミングで、そのことに向かい合うワークをヒーリングスクールでやる機会があった。
私は過去生からずっと「誰もわかってくれない」「言っても無駄」「誰にもわかるわけない」
という思いをするような人生を歩んできたようで、今生でもその思いが時としてむくむく出てくる。
そのワークでは、自分の体を動かしたいように動かしていき、ヒーラーはその動きをただサポートするだけ。
それだけの簡単なことなのに、自分のしたいように体を動かしていると、
感情がどんどん湧きあがってきた。
「クソッ！」という気持ち。
そして言葉も出てくる。
「誰もわかってくれない」「誰も私の気持ちをわかってくれない」
「聞こえないからってバカにしてる」「聞こえないから何にもできないと思っている」と。
そう言いながら涙がぽたぽた落ちる。
今度はその悲しみにどっぷり浸かっている私をヒーラーさんが演じてくれ、
私は少し離れたところから大人の視点に変えて、私になってくれているヒーラーさんを見る。
すると不思議なことに大人の視点になった私は、
悲しみに浸る私を演じてくれているヒーラーさんを見て、
「あきらめないで。あきらめたら、何もかも終わってしまう。絶対にあきらめないで。
あきらめないでいたら、いつかわかってくれる人が出てくる。だからあきらめないで。
私がそばにいる。私がちゃんとわかっているから。。。」と言って抱きしめていた。
そうしたら、少し軽くなった。理由もないけれど、なぜか何でもうまくいくような予感。
そんな気持ちを持てるようになった。
そういう経験をして、どんな暗闇の中にいてもどうすればいいのかは私が知っているし、
私の中の傷ついたインナーチャイルドは自分が癒していかないといけないんだなと思う。
自分で自分を慰め、慈しみ、愛していくことが何よりも重要なんだと思う。
ヒーラーはその方が一人で苦しまなくてもいいようにそばに寄り添って見守り、
愛と光を送るだけ。
人は生まれた時は、まっさらで何の制限や束縛もないのに、成長していくにしたがって、
両親や周りの大人たち、環境によって、随分たくさんの制限をつけられてしまう。
「ありのままの自分でいてはいけない」「自分のしたいようにしてはいけない」
「楽をしてはいけない」「みんなと同じようでなくてはいけない」と。
そして「もっとがんばりなさい」「苦労しないと自分のほしいものは手に入らない」
「みんなと違っていることは恥ずかしい」と言われてしまう。
そうしてだんだんと「しなくてはいけない」「このままではいけない」の鎧をたくさん着こんで、
本当の自分、生まれてくる前に決めてきた魂のブループリント（使命）を忘れてしまう。
それを表現するために生まれてきたのに。。。
本当は一人ひとりがすばらしい存在でそのままでいいし、自分のしたいことが何だってできるのに。
私もたくさんのヒーリングやセラピーを経験して、
たくさん着こんでいた鎧を少しずつはぎ取るように脱いでいき、
こういうことがわかってきた。
鎧をはぎ取っていくたびに楽になってきた。
鎧をはぎ取っていくと、ありのままの自分を愛せるようになる。
そして自分の気持ちに忠実に生きたいと思うようになり、
世間的な常識なんてあまり重要ではなくなる。
自分の気持ちに忠実に生きるということは、自分らしく生きるということだから、誰もがHAPPYになれる。
誰もがHAPPYになれば、争いも起こらないわけだから戦争なんてなくなる。
平和でお互いを尊重し合える社会になる。
って考えていくと一人ひとりが自分の本質を思い出して、
ありのままの自分で生きていくことがとっても大切になってくるんじゃないかと思う。
例えば「地球を癒すために何かしなくては、戦争反対のデモをしなくては！絶滅の動物を救わなくては！」と
外側に向かわなくても自分の鎧をはがしていくだけで世界は変わってくると思う。
私はこんなふうに、一人ひとりが自分の本質を思い出し、ありのままの自分を愛して、
自由に生きていかれるように、鎧をはがすお手伝いができたら。。。と思う。
これが私が今生で表現していきたいこと。。。生まれる前に決めてきたこと。
それをしよう！と思うと魂が喜んでいるのがわかる。
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」
