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静寂はあなたへの恩恵

人生の途中で聴覚障害となった私。
でも代わりに心の声が聞こえるように・・・
そんな私の思いを綴っていきます。

聖なる導き

2008-10-04 23:12:41 | 聴覚障害のこと
先日あるイベントで「甲地 由美恵さん」の講演を聞きました。
名前だけは知っていたのですが、お話を聞くのは初めて。
彼女は世界ランク11位のプロボディーボーダー、
そして私と同じく聴覚障害を持っています。

彼女は小さいときから聞こえなかったので、そのときの苦労とか、
ボディーボードに出会ってからの素晴らしい体験を語ってくださいました。

彼女がボディーボードに出会ったのは、18歳のとき。
それから今(年齢は30代)までずっとボディーボードの
世界でがんばって、世界ランク11位という成績を残している彼女と、
保育士という仕事にめぐり合って、16年間も天職だと思って
続けていたのに、聞こえなくなったためにその仕事を失ってしまい、
他の仕事に就かざるを得なかった私。
すごく遠回りをしているように感じてしまう。

人生を比べることはできないけれど、ある思いに行き着くのです。

もし私が小さいときから聞こえていなかったら・・・
聞こえないことを考えに入れた仕事を見つけることができたんじゃないか・・・
途中で何もかも奪われたような思いをしなくて済んだんじゃないか・・・

そんなことが頭の中を掠めるのだけど、
「もし・・・」なんてことはなく、今のこの私がこうしてここにいるためには
どんな経験も無駄ではなく、必要なことだった、きっと。

そう、私はこれでいいんだ、と思う。

保育士を辞めるとき、身を切られるようなつらさを感じていたけど、
あのようにT先生に「ひどいこと」を言われなければ、
辞められなかったんだと思う。

今となっては悪者になってくれたT先生に
感謝しなくてはいけない。

このスピリチュアルという世界に導く最初のきっかけを
作ってくれたのが、T先生なのだから。

全ては聖なる導きによって、今私はここにいる。

まだまだ最初の一歩を踏み出したばかりだけど、
遅くなってしまったけれど、
本当の私の行くべき道を見つけた

そのことが今何よりも幸せ


私が聞こえなくなったスピリチュアル的理由

2008-08-31 21:11:21 | 聴覚障害のこと
スピリチュアルなことに興味を持つようになって、様々なヒーリング・
リーディングを受けた。

そのときに聞いた「私が聞こえなくなったわけ」

いろんな理由があるらしいけれど、どれもそうなんだろうな、と思う。

前からお世話になっているルイーズさんに見てもらった、過去生からの理由。

**********************************

私は古代日本、まだ卑弥呼が現れる前の時代に巫女として神に仕え、
そのおつげ(託宣)を人につたえていました。
すぐれたサイキック能力を持っていてとてもあがめられていましたが、
同時にとても危険な立場にいました。

というのは、命をねらわれていたわけではないのですが、
誘拐の危険に常に狙われていました。
つまり他の部族がこの有能な巫女をさらって
自分のところに連れていって、
託宣をもらって自分たちの部族が繁栄をするようにしてもらおうと、
いつも虎視眈々と狙われている立場にありました。
なので、警備は厳重でした。

私はその警護団の中の一人の若者に恋をしました。
でも巫女という立場から話しかけることはできません。
ある日、この若い護衛の前を通るときに我慢ができなくなりました。
自分がそこを通るときは目下の護衛たちは
平伏して顔をあげないのですが、
その自分の好きな若者に向かって持っている鈴を振ってみました。
若者は鈴の音に驚いてはっと顔を上げました。
巫女はそんな形でも近くで若者の顔を見ることができて、
心の中でとても喜びました。

そして、これからこの若者の顔を見たいときは
そばを歩くたびに鈴を鳴らしてみたり、それでも驚かなくなると、
今度は自分の持っていたその鈴を手から取りこぼして、
拾ってこさせたりと、あの手、この手を使って
なんとかこの若者の顔見たい、話をさせてみたいと画策して
切ない自分の心をなぐさめていました。

こんなことを繰り返していると、
そばにいる人には変だと思われてしますよね~。
恋をした女性がなぜ霊力を失うといわれていたのかは、
そんな部分にあるかもしれません。
好きな男性のこと以外、目に入らなくなってしますから

そして、このことは大問題になり、
巫女の心を惑わしているとのことで、
この若者は護衛の職から解かれてしまいました。
たぶん、もう2度と会うことはありませんでした。
この後は、もう巫女も2度と人を好きになることはなく、
このまま神に仕えて一生を終えたようでした。
たぶん、このときの恋は深く自分の心に閉ざしたまま・・・。

この巫女さんからのメッセージです。

「私は自由に恋愛もできないこの立場から、
2000年もの間、様ざまな人生を経験し、それを楽しみました。
今、私にはこの過去世を思い出す準備ができたので、
ここにこの封印を解くとこととします。

私の聴覚障害はブロックでも、戒めでもなく、
この時の過去世を思い出すためのひとつの指針のようなものです。
私のサイキックはあなたにも受け継がれています。
それを思い出すために、この過去世の封印を解く必要があるのです。
私が大きく広がっていくための鍵なのです。
よく、ここまでやってきました。よくぞ、ここまで到達しましたね。」

この過去世での出来事は、今生の私ににとって、
封印を解く鍵であることです。
この過去世じたいが、到達するための鍵であったということです。
この過去世では2つのことがテーマになっていました。

1つは巫女さんは不特定多数と会話するのを禁じられていたこと、
2つ目は鈴、音のするものによって、
自分の好きな若者に注目させようとしたことです。
耳と口からの情報を閉じるということによって、
この過去世からの暗号を保存し、
それを解くためのきっかけとしたのです。

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こんな過去生があったと聞いて驚きました。
これは2年前にリーディングしてもらったのですが、
そのときには、自分にはサイキックな能力があるなんて
思いもしていませんでした。

でもこのころから少しずつスピリチュアルな目覚めは始まっていたように
思います。

過去生はいくつもあるけれど、どれでもいつでも見られるわけではなくて、
自分の準備が整ったときに、必要な過去生を見せてくれるのだと聞きました。

そのときの私にはまだ実感はなかったのだけれど、
水面下で準備は整っていたのかなと思います。

カードリーディングもそうなんだけど、こういうメッセージって
もらったときはそれほどピンと来なくても、
あとあと、「そういうことだったのか~!!」みたいに
なることも多いんですよね。