昭和以前の唱歌や抒情歌を素敵な指導とピアノで楽しんでいるグループの公開練習があり、
懐かしい歌を一緒に歌いませんかというので、歌声喫茶のようなものかと思い行ってみま
した。参加費は無料でしたが事前申し込みが必要で約１カ月前に申し込んでいました。
会場には３０人ちょっとは来ていたでしょうか。最初は”あ、え、い、お、う”などと徐々
に音階が上がったり下がったりの定番の声を出す練習でした。これが”あ”だけとか”い”
だけとかなどでしばらく続きました。手を挙げたり膝を曲げたりなどのストレッチもあり
ました。そして楽譜を開き「赤とんぼ」の歌をやっと歌えるかなと思ったら歌詞を棒読み
です。更に今度は歌詞で歌うのでなく楽譜を見ながら”ド、ミ、ソ”などの音階で歌うこと
でした。歌唱指導の女性からは楽譜の中にある音を大きく出したりの記号や息継ぎをする
ブレスなどの記号の説明とか歌い方についての指導などもありました。これは合唱団で
歌う指導内容で、単に歌を歌いだけの人にとってはちょっといらいらするものではないか
と思いました。現に３曲やった後は休憩になったのですが、７～８人ぐらい帰った人が
いたようです。私と同じような考えで来た人もいたようですね。隣りに座っていた女性も
会の代表という人に歌を歌うだけと思っていましたと話すのが聞こえました。私も帰ろう
かなと思ったのですが、後半３曲の中に私が歌いたいなと思った「紅葉」という歌がある
のを見たのと途中で帰るのはどうかなと思ったので帰るのは思いとどまりました。
「紅葉」を歌う時はそれまでの曲より思いきり声を出して歌うことが出来ました。
やはりサークルへの勧誘が最後はありましたね。こんな感じでやっていますよということ
が判るので、サークルに入ってやろうという人にとっては参考になったと思います。
私もコーラスをやっていたことがあり、その時の友人は今もコーラスをやっている者が
何人かいます。私も機会があったらやろうかなと思っていたのですが、今日の歌を歌う
体験をして思ったのは、やはり私はグループで歌を練習して作り上げて行くより、歌を
思いきり歌うことが好きなんだなと認識しました。
