知的障害施設でのボランティア活動

毎週火曜日、知的障害者施設に行って散歩のお手伝いをしています。
散歩グループは２つあって、いつもは男ばかりのグループに付き添うのですが、
この日は８人のうち３人が女性というグループに付き添いました。
女性がいるグループはあまり遠くには行きません。この日は通称「あじさい寺」
といわれる「本土寺」というお寺の近くを通りましたが、車が多い所で、車が
来た時は「前から車が来ます、右に寄って下さい」などと声を掛け合い注意を
喚起しながら散歩します。人によっては安全の為手を繋いで一緒に歩きますが、
男だけのグループの時はいつもある男の人の手を取って歩く私が、この日は職員
の人だけで足りた為手ぶらで歩きました。

ゆっくり３０分近く歩いて小さな公園で休憩です。
ある女の人はグラブとボールをリュックに入れて持ってきていた為、私が相手を
してキャッチボール。でも何十年ぶりかのキャッチボールだったので、上手く
出来るか不安でしたが何とか相手をすることが出来ました。

２０分程休憩して帰路につきましたが、帰りは車が少ない別な道を通りました。
帰りはキャッチボールをした女の人が私の腕を取って歩いてくれました。
言葉はありませんでしたが信頼してくれたのでしょう。うれしかったです。