親心

たまたま聞きたい事が有り、実家へ電話したら、いつも母が出る電話に父が出た

なにやら声色が機嫌が悪い　母は電話に出れないと言う

どうも父では役不足で要領得ず困っていたら　母に代ったが

母の声が出ていない　何を言っているのか言葉が聞き取りにくい

電話の向こうでは不機嫌な父の怒鳴り声

取りあえず　「後でかけ直す」と電話は一旦切って

近所に住む弟夫婦に　電話で母の今の様子を尋ねてみたら

どうも風邪をこじらせてしまった様だが詳細は不明

父も体調崩して点滴を受けたとか言ってるし・・・

何がどうなっているんだか　イマイチ状況がよく分からない

父はタンパラな性格で、過去にも母が具合悪そうにしてると機嫌が非常に悪くなってたし

食欲ないから要らないと言う母に父が強引にご飯を食べさせている様だとかも聞かされ

・・・・・・・

これは　もう　一度自分の目で確かめに行ってみないと駄目だと思い

温めたら食べれるレトルト食品（お粥とか雑炊）やパンや飲み物等など買い込んで

一人実家へ　車運転して行って来ました　状況次第では泊まるつもりで

そう言えば　一人で里帰りするのは　とても久しぶり

 

声が出せないくらい喉が腫れて痛みが酷いのかと私は想像してた

自分は風邪をひくと必ず喉にきて唾を飲み込むのさえも辛い時があるので

そう想像してたら　　　　　実際行って見て　やっと母の状況が分かった　　　

風邪をこじれせ　その後声帯が腫れて声が出なくなったらしい

喉は痛くないので飲食は普通に出来る様だ

先ず、それを知っただけでも安心

翌日病院でレントゲン撮る予定だと言うので　私が母に付き添う事にした

取りあえず、声帯の腫れ以外他には異常はなかった　本人も安心

とにかく早く完治させたければ　声帯を安静に（喋らないこと！）しなさいとのこと

 

普段電話に出たがらない父、母がトイレに居ても大声で「電話が鳴ってるぞ！」と怒鳴る父

そう母が愚痴っていたのを思い出し

ここは　私がちゃんと父に言い聞かせて行かなければ～　この為に私が来た気がする～

電話に出るのは　とにかく一番NG

「早く母に治って欲しかったら、余計な会話させない様に、暫くは電話は必ず父が出る様にね」

「母も　買い物等で外へ出掛ける時は　必ずマスクして　知り合いに合ってもお喋り厳禁だからね」

そう二人に言い聞かせて　　　・・・ちょっと生意気で偉そうですが

でも、二人とも私の言うことを以外と素直に聞いてくれて　そして、私が来たこと内心嬉しかった様だ

 

取りあえず、今回は一泊で実家の様子が分かって行って良かった

・・・・・・これから先　私が親を心配して一人で帰省する機会が増えていくかもしれないなぁ・・・

 

追伸

私が母を見舞った後　母は私の車に米やら洗剤やらトイレットペーパーやら積んでくれ

ガソリン代まで渡してくれました

・・・・・病中なのに　子供のこと考える　・・・これは親心ですね　　

まだまだ元気な証拠でもあるんだけど　　　

だから有難く受け取ってきちゃった　　　勿論、夫にちゃんと報告　　・・・夫は意味分かったかべかぁ？

 

私もいつか年老いて　嫁いだ娘が、例え嫁いでいなくとも、娘が心配して来てくれたら同じ事すると思う