今日の化石賞というのは、気候変動問題に取り組む世界の約360の環境NGOの連合体である気候行動ネットワーク(CAN)が、その日の交渉で最も後ろ向きの発言や行動をした国に対して贈る賞です。
12月1日、日本が化石賞の第3位に選出されました。第1位から第3位の化石賞と授賞理由は以下のとおりです。
1位 アメリカ、オーストラリア、ロシア
昨日、適応対策の会議中、アメリカ、オーストラリアとロシアは、「適応5ヵ年計画」の目的について議論した際、気候変動の影響への適応策について、後発開発途上国と島嶼国連合へ特別の配慮を行うという文章を挿入することに反対した。しかし、条約でも議定書でもこれらの国々の適応策を優先させることになっており、また、影響がより深刻になる前に、最も脆弱な国々への緊急の支援が必要だ。
2位 オーストラリア、カナダ、アメリカ
途上国の森林伐採の問題に関する会議中、オーストラリア、カナダ、アメリカは、途上国の森林伐採による排出の削減を提案したパプアニューギニア案の議論の幅を限定しようとした。アメリカは、この議題については、国内対策や科学・技術的な問題に絞って議論し、協力できることがあればやっていこうという態度だった。カナダは、この議題を科学・技術的な問題に絞り、条約の下で議論させようとしたが、これでは、議定書の下でパプアニューギニアが求めている炭素取引はできない。オーストラリアは、この議題は科学と技術問題に絞るべきだとした。
3位 日本
昨日のMOPの総会において、他の先進国と同じくらいならやってもよいとし、まるでブシュ政権を模範としたい!と言っているようだった。これは、アメリカ抜きでは前に進まないと言っているのと同じであり、2013年以降の議論のリーダーシップを見せていない。
12月1日、日本が化石賞の第3位に選出されました。第1位から第3位の化石賞と授賞理由は以下のとおりです。
1位 アメリカ、オーストラリア、ロシア
昨日、適応対策の会議中、アメリカ、オーストラリアとロシアは、「適応5ヵ年計画」の目的について議論した際、気候変動の影響への適応策について、後発開発途上国と島嶼国連合へ特別の配慮を行うという文章を挿入することに反対した。しかし、条約でも議定書でもこれらの国々の適応策を優先させることになっており、また、影響がより深刻になる前に、最も脆弱な国々への緊急の支援が必要だ。
2位 オーストラリア、カナダ、アメリカ
途上国の森林伐採の問題に関する会議中、オーストラリア、カナダ、アメリカは、途上国の森林伐採による排出の削減を提案したパプアニューギニア案の議論の幅を限定しようとした。アメリカは、この議題については、国内対策や科学・技術的な問題に絞って議論し、協力できることがあればやっていこうという態度だった。カナダは、この議題を科学・技術的な問題に絞り、条約の下で議論させようとしたが、これでは、議定書の下でパプアニューギニアが求めている炭素取引はできない。オーストラリアは、この議題は科学と技術問題に絞るべきだとした。
3位 日本
昨日のMOPの総会において、他の先進国と同じくらいならやってもよいとし、まるでブシュ政権を模範としたい!と言っているようだった。これは、アメリカ抜きでは前に進まないと言っているのと同じであり、2013年以降の議論のリーダーシップを見せていない。