仔ガメな日々 ~覚書

自家繁殖で産まれたホルスフィールドリクガメ(Testudo horsfieldii)の仔ガメとの自己満足の日々を綴る

W杯最終予選バーレーン戦

2005年03月31日 04時14分54秒 | スポーツ
中村が左に張り出し1ボランチ気味になった後半は相手にほとんど攻撃をさせなかった。俺がイラン戦後に書いた3バック1ボランチが図らずも実現し機能したことは評価したい。
ただとにかく攻撃が単調だった。カウンターを恐れすぎて3バックからのオーバーラップが全く見られない。攻撃に変化を付けるのは概ね中の二人だけ。たとえば三都主が内に切れ込んで高原のシュートに繋げたような変化がもっとたくさん必要だ。引いた相手に対する効果的なミドルも少ない。それにあれだけセットプレーを貰いながらただ放り込むだけでは・・・。要するに揺さぶりが無いんだ。
結局のところ試合を通じて浮き彫りになったのは攻撃の形と決定力の問題。トルシエ時代はそれを解消するために一定のリスクを負っていた。今の日本は7年前の水準に戻った気がしてならない。

W杯最終予選イラン戦

2005年03月26日 05時02分43秒 | スポーツ
いきなりサッカーの話題を書いてみる。
今日のイラン戦。やはり日本の攻撃的4バックには欠陥があると言わざるを得ない。1点ずつはラッキーゴールだが2点目の場面、中澤が左に張り出して加地が内に絞ったわけだが加地ではどうにもならなかった。MF適正の選手をそのままサイドバックで使うジーコのやり方は無理があり過ぎる。ただCBを1枚減らすだけの4バックではオプションにはなり得ない。センターバックとサイドバックの区別の無いフラットバック4の確立を急ぐべきだと思う。
攻撃に関しては評価のしようが無い。セルジオがミドルシュート云々言っていたがFWが楔にもなれないのではミドルの打ちようが無い。玉田はコケまくるわ高原はトラップ出来ないわでは1.5列目の選手の生かしようが無い。中田・中村はまだ頑張ってたと思う。とにかく前が悪過ぎた。
それにしてもジーコの考えはわからん。2年近く4バックやって成果が上がらず、3バックに切り替えてやってきたのも束の間、突然選手を入れ替えて4バックにしたりする。ア杯以降の執拗なスタメン固定は一体何だったのか。ドイツ合宿すれば何とかなるとでも思ってたのか? 今日の試合で良かったのは守備傾向だった序盤だけだ。
福西を使ったのも良くわからない。福西は攻め傾向だし小野もどちらかと言えば攻撃に真価がある。この2人を同時に使ったら持ち味を消し合っちゃうんだよ。その点最近の稲本は特に小野と組んだ際の守備バランスに優れている。自分の好きな欧州組を呼びながらそれを使わずに相性の悪い選手を使う意図がさっぱりわからん。
ジーコは次の試合をどう考えているのか・・・。鈴木が戻れば前線のキープ力の問題はある程度解消されるだろうが、左に三都主が入ったらと考えるとまた心配は尽きない。どうしても前に人増やしたいなら3バック1ボランチにすれば良いと思うのだが、ジーコはア杯で中村が見せた守備力の向上に何も感じなかったのだろうか・・・。俺は今の中村ならボランチ1枚削ってもフォロー出来ると踏んでるんだけどな。