殆ど このガラスのカップが欲しい!という欲求で購入した cana(サナ)のプリン。
内側にぽこぽこ丸い模様が入っていて 想像以上の可愛さ そして美味しさでした!
で、食べ終わった後に「これを調味料入れに使いたいからフタを作って」
という依頼を受けまして 木蓋を作ってみました!
canaさん、カップのリユースしなくてスミマセン ごちそうさまでした
左がチェリー、右がオーク。
象眼の細工には お互いの木とマホガニー、それからアクセントにアルミを使用。
ガラスの本体に合わせて 派手目の細工を希望とのことでしたが 気に入ってくれるかな
でも個人的に作る時は ごくシンプルな細工がいいなぁ、笑!
依頼主より先に 黒砂糖を入れてみる私 ↓ うん、可愛い!いい感じだ
計量可能な目盛りが書かれているトコロも可愛い!
...っと、このような木蓋作りを幾つか経て ウォーミングアップ 終了です!
平日 仕事から帰宅してこつこつ作業してました、一体 一日 何時間 木工してたんだろ?
ウッドワーカーズハイ。
もうイイカゲンに展示会に出品出来る作品の制作に入ります!
そんなワケで 去年のうつわ展の際に N氏が届けて下さったウォールナットを木取りしました ↓↓
300×300×、厚み100ミリ!
厚みがあり過ぎてジグソーも使えないので これ ↑↑ 手ノコで切り落としましたよ!
ウッドターニング関係のみなさんは木取りにチェンソーやバンドソー使っていらっしゃいますが
私のプライベート工作室では なかなかそこまで機械を置けないので 手ノコです!
四方の角を落とすのも手ノコ ↓↓ です!
一時期と比べれば涼しくなったとはいえ そりゃもう汗だく!
天井 雨漏りしているのかと思ったら 自分の汗だった、みたいな世界
しかし こういうローテクな仕事、さすがに嫌いではない自分に気付いたりして。
そして こういう3Kな仕事、やっぱり嫌いではない自分に気付いたりして、笑。
そうそう、よく 旋盤作業の一番最初は どう加工に入るの? と聞かれます。
上の写真の様な 専用の金具をビス止めします。
その金具を 旋盤本体にねじ込むンです ↓↓
それから旋盤をまわして 材に刃物を当てて切削していく感じです。
今回の様に大きくて厚みのある材は 初めてだったので ラフィングガウジ、緊張しました。
思えば初めてウッドターニングを経験した時、
回転する材料に手持ちの刃物を当てるなんていう行為がこわくて仕方なかったのですが
考えてみると 普段の仕事で使っている木工機械では逆のこと、
つまり 回転する刃物に材料を当てて切削加工しているんですよね、私達。
要するにどちらも(やや大袈裟に言うところの...あ いや 決して大袈裟ではなく)命がけですわ。
あはははは。
さて、残念ながら ココから先は 展示会終了まで公開禁止としますのでご了承下さい。
ぴーす ぴーす。