脱北者64人が強制労働 ミャンマーで反政府勢力抑留

2013-08-18 | 韓国
脱北者64人が強制労働 ミャンマーで反政府勢力抑留

2013年7月14日 朝刊

【ソウル=辻渕智之】

韓国の脱北者支援団体「北韓人権改善会」の金熙泰(キムヒテ)事務局長は十三日、脱北者六十四人が、ミャンマーの反政府勢力に抑留され、強制労働させられていると明らかにした。

金局長によるとミャンマーは中国を経た脱北ルートの一つ。

脱北者はミャンマー東部タチレクから北東に約八十キロの反政府勢力が掌握している地域で捕らえられ、抑留は長くて九年に及ぶ。

二十~六十代で八割が女性。

男性は鎖でつながれてアヘン原料のケシ畑で、女性は酒工場や食堂、売春宿で働かされている。

反政府勢力のリーダーが、愛人にした脱北女性にキムチを食べたいとせがまれ、部下に買い求めさせた。

現地近くで活動する韓国人宣教師がキムチを手に訪ね、抑留が発覚した。

宣教師は、現在抑留されている六十四人のほか、抑留が始まってから二十五人が死亡したと聞いたという。

反政府勢力側は、脱北者の解放に一人当たり五千ドル(約五十万円)の身代金を要求。

金局長は募金で工面して現地入りする意向で、韓国政府にも対応を求めている。

金局長は二〇〇五年にもミャンマーで同様に抑留されていた脱北者六人を救出したという。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013071402000106.html







政府勢力 抑留 監禁 誘拐 強制労働 強制 労働 奴隷 身代金 酒 工場 酒工場 韓国人 宣教師 脱北者 脱北


最新の画像もっと見る

コメントを投稿