ポワティエから西へ・・・「緑のヴェニス」と呼ばれるマレ・ポワトヴァンへ行きました。
生い茂る木々をくぐって、舟で進みます。
モネの絵画を彷彿させるような、こんな素敵な所でした。
ヴェニスのゴンドラのように、船頭さんがシャンソンを歌ってくれるかしら、と期待したのですが、歌わないとのこと・・・
そこで、みんなで歌います・・・春のうららの~♪
マレとは、人工の川(運河)のことだそうです。
確かに、この川は流れてはいないのですが、この辺り一帯は、環境が保護されており、自然の豊かなところです。
のんびり、牛たちも草を食んでいます。
ランチの後、今度は、小さな汽車に乗って川のほとりを行きます。
お天気が悪くなって、小雨も降ってきました。
帰りに寄ったお土産物屋さんで買ったのは・・・
アンゼリカです。
日本で売っているアンゼリカしか知らなかった私は、半信半疑で「ケーキに入れてもいい?」と訊いてしまいました。
ケーキに入れても、そのまま食べてもいいそうです。
この辺りは、アンジェリックという植物の産地だったのです。
ガレット・アンジェリックは、アンゼリカの入ったサブレ。
この袋には、アンジェリックの絵が描かれていますが、家に帰ってから、イルプルのパウンドケーキの本を見たところ、「アンゼリカのパウンドケーキ」のところに、同じ植物がさりげなく描かれていました。
着色料も使われていないこのアンゼリカ・・・フキで作られた、緑鮮やかアンゼリカしか知らなかった私は、目からウロコでした。