Cafe Canari

おいしいお菓子と日々の暮らし

マダムのお料理教室 ① 

2010-06-29 17:53:16 | 旅行
                  


ファーム・オーベルジュのマダムのお料理教室です。
「ホワイトアスパラのムースリーヌソース」を作ります。

朝、20㎞北の村から届いたというホワイトアスパラ。
みんなで皮をむきました。

                

茹で上がったアスパラを冷水で冷やします。

                 

マヨネーズを作り、泡立てた卵白をゆっくり、丁寧に混ぜていきます。
ふんわり、ムースリーヌソースが出来ました。

1人6本ずつ、たっぷりソースをつけて・・・シンプルですが、至福の一皿です。


マレ・ポワトヴァン

2010-06-25 13:49:04 | 旅行
                      

ポワティエから西へ・・・「緑のヴェニス」と呼ばれるマレ・ポワトヴァンへ行きました。
生い茂る木々をくぐって、舟で進みます。

モネの絵画を彷彿させるような、こんな素敵な所でした。

ヴェニスのゴンドラのように、船頭さんがシャンソンを歌ってくれるかしら、と期待したのですが、歌わないとのこと・・・
そこで、みんなで歌います・・・春のうららの~♪

マレとは、人工の川(運河)のことだそうです。
確かに、この川は流れてはいないのですが、この辺り一帯は、環境が保護されており、自然の豊かなところです。

のんびり、牛たちも草を食んでいます。

                

ランチの後、今度は、小さな汽車に乗って川のほとりを行きます。
お天気が悪くなって、小雨も降ってきました。

                
               
帰りに寄ったお土産物屋さんで買ったのは・・・

              

アンゼリカです。
日本で売っているアンゼリカしか知らなかった私は、半信半疑で「ケーキに入れてもいい?」と訊いてしまいました。
ケーキに入れても、そのまま食べてもいいそうです。
この辺りは、アンジェリックという植物の産地だったのです。

ガレット・アンジェリックは、アンゼリカの入ったサブレ。
この袋には、アンジェリックの絵が描かれていますが、家に帰ってから、イルプルのパウンドケーキの本を見たところ、「アンゼリカのパウンドケーキ」のところに、同じ植物がさりげなく描かれていました。

着色料も使われていないこのアンゼリカ・・・フキで作られた、緑鮮やかアンゼリカしか知らなかった私は、目からウロコでした。


ラ・ロシェル

2010-06-18 09:45:52 | 旅行
                  

中世に栄えた大西洋岸の港町、ラ・ロシェルへ行きました。
青い空の下、潮風に吹かれて、気持ちのよい散策です。

                

ランチは、エビ、カニ、牡蠣などの海の幸。
食後には、人気のアイスクリーム屋さんの行列に並び、私が食べたのは、ジャンジャンブル(生姜)とバニーユ。

街を散歩した後、クルージングへ。

                 

軍事目的で造られたサン・ニコラ塔とシェーヌ塔の間を抜けて、海へ出ます。

                 

遠くの浜辺では、海水浴をしている人が見えます。


翌日の授業では、「昨日、私たちはラ・ロシェルに行き、お昼に海の幸を食べました」という文をやったのですが、地名からして苦手なRの発音に四苦八苦・・・
それでも、こんなふうに、やったことを文にすることを初めて習った初心者の私には、文法はよくわからないけれど、新鮮でちょっと楽しいかな、と・・・


サン・サヴァン

2010-06-09 10:26:32 | 旅行
             

ポワティエ郊外にある世界遺産、サン・サヴァンの教会を訪れました。

白い大理石の柱が立ち並ぶ、明るく、荘厳な雰囲気の教会です。
高い天井に描かれたフレスコ画が見事です。

                

12世紀初めに完成したフレスコ画は、16世紀には、宗教戦争後の修復で、上塗りされて覆われてしまったそうです。
19世紀に壁が剥がされるまで、ほぼ完璧な状態で保存されており、その後も補修を経て現在に至っています。

教会のガイドさんが、フレスコ画の説明をして下さるのですが、当然のことながら、何一つ理解できず・・・旧約聖書の物語ということは想像できますが・・・

900年も前に描かれたものですが、生き生きとした美しいフレスコ画でした。



                 

近くを流れる川のほとりから・・・