Cafe Canari

おいしいお菓子と日々の暮らし

パリ ③

2009-10-26 13:31:51 | 旅行
パリ最後の朝は、早起きして地下鉄に乗り、「ポワラーヌ」というパン屋さんへ。
まだ外は暗いけれど、ここのお店だけ、ぽっと明かりが灯り、パンの香り・・・大きなパン・ド・カンパーニュが棚にずらっと並べられています。

                  

この倍の大きさのと迷ったけれど、スーツケースの重量オーバーが気になって、小さい方にしました。
このパンでも、ずっしり1kg近くあります。


                   こちらは、胡桃の入った小さいパン。


美味しそうなフラン・ナチュール(?)が焼き上がって出て来たけれど、荷物をまとめなくてはならないので、後ろ髪を引かれながら、ホテルへ戻りました。

重量オーバーも免れて、持ち帰ったパンを食べてみると・・・
しっかりした味わいがあって、とっても美味しかった。やはり、粉が違うからでしょう。 
      
                   

お友達に勧められて買ったシンプルなクッキーも、どこか懐かしい味で、とまらなくなります。
こんなクッキーを焼いてみたいな、と思うのですが・・・日本の粉ではだめでしょうか。
乾燥材も入っていない紙箱入りですが、もっと買ってくればよかった・・・


     

パリ ②

2009-10-21 08:32:37 | 旅行
ドゥニさんのお店 「ジャン・ミエ」に行きました。
厨房を見せていただいたのですが、想像していたよりずっと小さなお店でした。
弓田先生が修行されていた頃と変わっていないそうです。

その後、お店でランチ。
サラダやクスクス、なすのグラタン、キッシュなどいろいろなトゥレトゥールを、お腹いっぱいいただきました。
やはり、イルプルの味と通じるものがあります。

                  


ドゥニさんのお店のプティ・フール・セック。
箱を開けると、こんな可愛らしい小さいお菓子が・・・♪

                  

箱の下段には、ジャムを挟んだり、グラスがかかったクッキーが詰められていました。

                  


パリ ①

2009-10-21 08:13:05 | 旅行
いよいよ最終地パリへ。
もう寒くなっているかと思っていたけど、日差しが暑いくらいでした。

                        


イルプルがチョコレートを輸入しているペック社の工場を見学しました。
パリ郊外の静かな町にある、こんな小さな工場でした。

                 

                 

味見させてもらった、出来たてのプラリネが本当に美味・・・


バスク地方 ④

2009-10-15 10:43:24 | 旅行
ルルドから、ピレネー、ガヴァルニーの谷へ。
山の向こうは、スペインです。

                

                山が迫ってきました。素人は、ここまでで立ち入り禁止。

往復3時間、久々に歩きました。
息が切れる山道もありましたが、お天気もよく気持ちのよいハイキングでした。

            
              
               

ルルドのお菓子屋さんで買った、地方菓子「トゥルト・ピレネー」。
ラム酒やアニスの風味の、素朴で美味しい焼き菓子でした。


バスク地方 ③

2009-10-15 09:40:10 | 旅行
カトリックの巡礼地、ルルドへ。
ロザリオ聖堂や、病気が治ると言われている奇跡の泉には、世界各国から沢山の人々が集まります。

               

ベルナデッタという少女が、マリアさまの姿を見たという洞窟。
この洞窟の岩肌からしみ出ているのが聖水だそうです。
洞窟の近くに、蛇口が取り付けられて、簡単に汲めるようになっています。

参道(?)の土産物屋さんでは、大小さまざまなボトルを売っています。
素敵なガラス瓶もあったけれど、重くなるので、プラスチックの小さいものを買ってお水を汲み、お土産に持ち帰りました。

             

夜には、寒い時期を除いて毎日、キャンドルの行進が行われています。
信者ではないけれど、私たちも参加しました。

無数のキャンドルの灯りと、さまざまな言語での祈り、アヴェ・マリア・・・行進がロザリオ教会に達すると、最後に回りの人たちと握手をします。
穏やかな気持ちになるとともに、ヨーロッパはキリスト教に根ざしていることを改めて感じました。

(写真は、きれいに撮れていませんが、ロザリオ聖堂から眺めたキャンドルを手にした人々の行進です。)