タッチ障害

アジリティには、タッチ障害と呼ばれるものが、
３つあります。ドッグウォーク・Aフレーム・シーソー。

アジリティはスピードを競う競技ですが、
このタッチ障害にある、
赤く塗られた部分を犬が踏まないと（タッチしないと）
いけないというルールがあるのです。

ものすごい高いテンションで
コースを走りぬける犬たちが、
コース途中に配された３つのタッチ障害で
確実にその部分を跳びこさずに踏む！
というのは、日ごろの地道な繰り返しと、
正しい練習方法の賜物です。

いくら速くゴールしても、
そこを跳んでしまえば、入賞はありません。

でも、ゆっくり踏むのでは、勝てません。

本番で確実にそこを踏むパートナー犬。
楽しくトップスピードでそこを駆け抜ける犬。

ハンドラーにとって、それがどれだけありがたいか。
それ作るのに、ハンドラーはどれだけ努力したのか。

しばらく競技をお休みしていると、
本番での成果ばかりでなく、そんな努力の途中が、
まぶしいくらいに、素敵に思えてなりません。