週末に、バイオリンのママ友達が、我が家に。
日頃のあれやこれやを、アルコールで流す会。
この年になると、自分の体調、親のこと、子どものこれから、などなど、明るい話題ばかりではないけれど、話すだけで、お互いガス抜きになるから、ありがたい。
前を向いて、お天道様に毎朝感謝できるような心持ちで、やっていくしかない。
汚れは洗い、きれいな空気を入れて、頭をクリアに。
残り1ヶ月を、悔いなく過ごして、新しい年を迎えたい。
日頃のあれやこれやを、アルコールで流す会。
この年になると、自分の体調、親のこと、子どものこれから、などなど、明るい話題ばかりではないけれど、話すだけで、お互いガス抜きになるから、ありがたい。
前を向いて、お天道様に毎朝感謝できるような心持ちで、やっていくしかない。
汚れは洗い、きれいな空気を入れて、頭をクリアに。
残り1ヶ月を、悔いなく過ごして、新しい年を迎えたい。
美しい、誇り高き、黒柴・秀吉。
オーナーのご夫妻は、秀吉を家族として愛し、秀吉から信頼され愛され、長い犬生を全うさせた。
犬飼いの鑑のような、ご夫妻。
時として、犬は、人の人生を思ってもいなかったようなところへ、導く。
わたしが、そうだったように。
秀吉は、今なお、ゆりちゃんの中で、尻尾をふっている。
オーナーのご夫妻は、秀吉を家族として愛し、秀吉から信頼され愛され、長い犬生を全うさせた。
犬飼いの鑑のような、ご夫妻。
時として、犬は、人の人生を思ってもいなかったようなところへ、導く。
わたしが、そうだったように。
秀吉は、今なお、ゆりちゃんの中で、尻尾をふっている。
ももちゃんのバイオリンのお稽古は、スズキ・メソード。
進級のための、CD録音の検定があります、毎年11月に。
名曲コレルリ「ラ・フォリア」は、7分を越す曲。
一回の録音での集中力は、速い部分、ビブラートの響き具合、深い響きを鳴らすバリエーションと、大人でも消耗する難曲なので、相当なもののはず。
初回、ノーミスながら、やや硬めの演奏。
これでも、合格点だが、先生は、ももちゃんなら、もっと、歌い上げられるわ!と、細かな部分のチェックを、20分ほどレッスンして、2回目録音。
初回よりも、伸びやかに歌い上げられるが、1ヶ所小さなミスタッチで、少し音が濁る。
先生も、わたしも、その程度のミスは、生演奏にはつきものの範疇なので、これで提出しましょう、という空気に。
横で「3度目の正直やる~」と、子どもらしい無邪気さで、ももちゃんが、言うのを、すでに40分以上弾いているので、集中力が7分持続できないのでは?と、顔を見合わせる、先生とわたし。
「大丈夫だよ、弾ける。あれじゃ。嫌だ」と、本人が言うので、大人たちは、「よし!やろう」と3度目の録音に。
2回目よりも、さらに、艶のある、柔らかな音色に、気合いを感じながらも、体からどんどん力が抜けて、自分の世界を自在に表現するゾーンに入れていた。
しかし、後半、やはり、集中力がほんの一瞬とんで、ミスタッチをし、その焦りで、さらに、もう一度ミスタッチ。
こうなると、音色の美しい3回目か、ミスが一回の2回目か?と、大人たちは、提出するのを迷い始めることに。
学校を6時間やり、体育も休み時間の鬼ごっこやドッヂボールを楽しみ、宿題をすませ、それから、3回の録音で、すでに、ぐったり、ヘロヘロのももちゃんが、「わたし、もう一度弾きたい」と。
「ええ?」と、先生とわたし。
「この次は、絶対に、最高の演奏できる!」と、これまた、無邪気。
先生、すでに、涙目で「ももちゃん。もう、その気持ちだけで、先生は合格だと思いますよ。やりたいの?」「はい」
わたしは、すでに3回目で、精も根も尽き果てるくらいになっていたので、4回目は、見ていられず、目を閉じて、どうか、思うような演奏をさせてやってください、と祈るだけでした。
それまでの3回は、一緒に演奏しているような心持ちでしたが、もう、その力が残っていない状態。
染み入るような、優しい音色、情熱的な速いパッセージ、深く響く哀しみ、どこをとっても、素晴らしく、4回目は、弾き終えました。
ああ、ももちゃんは、これが弾きたかったんだなぁ、と、先生もわたしも、勝ち戦の後のような、心地よい笑顔になっていました。
自分の納得を最優先に、チャレンジし続けた姿に、ももちゃんの真価はある、と思えた、素敵な夜でした。
進級のための、CD録音の検定があります、毎年11月に。
名曲コレルリ「ラ・フォリア」は、7分を越す曲。
一回の録音での集中力は、速い部分、ビブラートの響き具合、深い響きを鳴らすバリエーションと、大人でも消耗する難曲なので、相当なもののはず。
初回、ノーミスながら、やや硬めの演奏。
これでも、合格点だが、先生は、ももちゃんなら、もっと、歌い上げられるわ!と、細かな部分のチェックを、20分ほどレッスンして、2回目録音。
初回よりも、伸びやかに歌い上げられるが、1ヶ所小さなミスタッチで、少し音が濁る。
先生も、わたしも、その程度のミスは、生演奏にはつきものの範疇なので、これで提出しましょう、という空気に。
横で「3度目の正直やる~」と、子どもらしい無邪気さで、ももちゃんが、言うのを、すでに40分以上弾いているので、集中力が7分持続できないのでは?と、顔を見合わせる、先生とわたし。
「大丈夫だよ、弾ける。あれじゃ。嫌だ」と、本人が言うので、大人たちは、「よし!やろう」と3度目の録音に。
2回目よりも、さらに、艶のある、柔らかな音色に、気合いを感じながらも、体からどんどん力が抜けて、自分の世界を自在に表現するゾーンに入れていた。
しかし、後半、やはり、集中力がほんの一瞬とんで、ミスタッチをし、その焦りで、さらに、もう一度ミスタッチ。
こうなると、音色の美しい3回目か、ミスが一回の2回目か?と、大人たちは、提出するのを迷い始めることに。
学校を6時間やり、体育も休み時間の鬼ごっこやドッヂボールを楽しみ、宿題をすませ、それから、3回の録音で、すでに、ぐったり、ヘロヘロのももちゃんが、「わたし、もう一度弾きたい」と。
「ええ?」と、先生とわたし。
「この次は、絶対に、最高の演奏できる!」と、これまた、無邪気。
先生、すでに、涙目で「ももちゃん。もう、その気持ちだけで、先生は合格だと思いますよ。やりたいの?」「はい」
わたしは、すでに3回目で、精も根も尽き果てるくらいになっていたので、4回目は、見ていられず、目を閉じて、どうか、思うような演奏をさせてやってください、と祈るだけでした。
それまでの3回は、一緒に演奏しているような心持ちでしたが、もう、その力が残っていない状態。
染み入るような、優しい音色、情熱的な速いパッセージ、深く響く哀しみ、どこをとっても、素晴らしく、4回目は、弾き終えました。
ああ、ももちゃんは、これが弾きたかったんだなぁ、と、先生もわたしも、勝ち戦の後のような、心地よい笑顔になっていました。
自分の納得を最優先に、チャレンジし続けた姿に、ももちゃんの真価はある、と思えた、素敵な夜でした。
早朝散歩が、楽しくて、早起きのももちゃん。
つられて、わたしも、なんだか、楽しくなってしまう。
寒さや暗さも、夜明けまでのこと。
静かな朝の道に、ふたりと2頭の、楽しい時間が流れます。
さあ、今日も1日、がんばるべ!
つられて、わたしも、なんだか、楽しくなってしまう。
寒さや暗さも、夜明けまでのこと。
静かな朝の道に、ふたりと2頭の、楽しい時間が流れます。
さあ、今日も1日、がんばるべ!