sense

二十四節季にあわせて、それぞれの季節の富士山と、それに合う俵万智さんの短歌が添えられた絵本。

俵万智さんの「この味がいいねと 君が言ったから 七月六日は サラダ記念日」が、ベストセラーになったのは、わたしが大学４年の時。

「サラダ記念日」の人気に乗じた某ワイン会社の「ワイン記念日」短歌募集に応募して、一等をいただき、120本のワインと20万円をもらい、短歌はCMに起用された。

「風青し 先行く君の 自転車を パンとワインを積んで 追う僕」

25年前も、今も、相手に荷物を託して、先導したがる癖は抜けていない。

義母が、「この本は、発想がすばらしいと思ったので、ももちゃんとママに見せたかったのです。横に書かれている文が、ママの書く文に似ていると思いました」と送ってくださった絵本だ。

義母の送ってくださる絵本のセレクトは、ダーツの中心を射抜くような、当たりばかりで、驚かされる。

あと４日で、えがっちの誕生日、そして、11回目の結婚記念日だ。

「寒いねと話しかければ 寒いねと 答える人のいるあたたかさ」