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抜歯事変

2013-05-09 11:08:41 | Weblog
ももちゃん、歯ぎしりと虫歯で、ボロっとなっといた奥歯。

さっきまで、なんともなかったのに、朝食食べてたら、涙がポロリ。
「痛い(泣)」それから、急な診療をしてくれる歯科医探し、受診して、
レントゲンと消毒。

痛みがおさまって、ももちゃんは、二時間目から登校。
わたしは、会社へ。

3時、下校途中、公衆電話から、オフィスに電話がかかって、
「ママ、痛くなってきた、、、泣」。

すぐに、朝の歯科医にレントゲン結果を聞いて、
抜歯しても、永久歯の準備ができていると確認して予約。


学童に電話を入れて、ももちゃんに、お迎え時間を伝えて、
会社では、ミィーティングをはや倒しに召集してもらって、退社。

明日の遠足のおべんとうの買い物を駅ビルでダッシュですませて、
タクシーで5分で帰宅。

4頭のボーダーと、老犬の排便と食事をすませて、
車でももちゃんを迎えに行き、歯科医へ。

生まれてこのかた、病院にかかったことの極端に少ない、ももちゃんは、
野生動物並の怯えっぷり。

気を失いかねない、憔悴ぶりで、診察台に座るも落ち着かずに、こっちはハラハラ。

未開のブッシュマン級に、医療関係の経験がないから、
もう、珍しいやら、怖いやら、尋常じゃないテンション。

おじいさん先生に、機具とか薬品を口に入れられる前に、
名前と用途を確認して、いちいち、「痛くしないでください」と、命じていました。

ふだん、ぶっきらぼうな喋りなのに、早口でどんどん論理的に質問するする!

抜歯の途中でも、「痛い! 痛くしない約束です!! 」と意見して、
やさしいおじいさん先生は、
「はいはい、そうでした、これはまた、根っこが深い」と言うと、「まだできませんか?」と責めて、
ちょっと自分を見ているようでした。

一貫して、メソメソせずに、毅然として論理的ではありましたが、
それが、野生動物の最大の背伸びなのでは・・・と。

メソメソするのは、わたしの前だけで、外ではファイターなんだなぁ。

終わって車に乗った途端、「痛かったー(大泣)」と、赤ちゃんがえり。

ゴリゴリほりおこして抜歯完了。
大きな大きな奥歯の穴が開いたままに、お隣のケーキ屋さんでごほうびケーキを選ばせて、帰路。

帰宅して、録画してあった「サザエさん」「奧さまは魔女」を連続視聴、
気をまぎらわせたら、一時間で食欲復活。

卵豆腐となかおち丼を、もりもり。
やっと、一息。かーさんは、ビールでも飲むかな。