goo blog サービス終了のお知らせ 

「胆石、胆のうポリープが消えた!」実現のための奮闘記

胆石、無数のポリープを指摘され、胆のう摘出を薦められるも拒否。試行錯誤の末、無事胆石除去に成功したある個人の記録。

胆石治療の入院を振り返って

2010年02月21日 18時18分23秒 | 対策あれこれ
さて、それでは今回の入院と治療法について総括してみましょう。
胆石治療を考えている方は、ご参考にどうぞ。

まず、私が受けた「体外衝撃波破砕法」というのは、
「身体に傷をつけることなく胆石治療する最新の治療法」であり、
衝撃波は、1分間に約100回の頻度で発生し、筋肉や骨や周囲の体の組織を損傷させることなく、結石のみを細かく破砕。
通常一度の治療で必要となる衝撃波は3000~4000程度となり、実際の治療の時間は1時間程度。

また、破砕された結石は胆嚢や胆管から十二指腸に排泄されますが、排泄までにはある程度の時間がかかる。
ESWLは、決して手術治療に取って代わるものではありませんが、適応する症例に対し有効な治療法である、との事です。(私が入院した病院のパンフレットを参考にしました。)
もちろん、市販の胆石本やwebで「体外衝撃波破砕法」と検索すれば同様の内容が出てきますので、そちらもご参考に。

その他特徴として、
私が外出許可を頂いたように、(笑)治療後すぐに歩行、入浴が可能で、副作用・後遺症がほとんどないそうです。まあ、今若干ですが、右上腹部に打撲ではありませんが、なんか違和感は感じます。
2,3日で無くなる程度ものです。

また、私もその後通院するように、再度入院する事なく、外来通院にて治療が受けられ、当然、退院後、すぐに日常生活・職場への復帰が可能だというところでしょうか。

ただし、各々の病院でこの治療を受ける「要件」のようなものがあり(おそらく病院によって違うはず。私が入院した病院の要件は、別の項で書かせて頂いたのでそちらをご参考に)、事前に検査をして、その病院でこの治療を受けられる症状かどうかを判断されると思います。

また、上手く破砕されない場合は、最悪内視鏡的治療が必要な場合もあるでしょうし、私のようにその後も何度か通院する必要がある方もいらっしゃかと思います。
つまり、破砕した石が詰まるという事も考えられるわけですから。(無いとは言えないでしょう。)

あと、基本的に「コレステロール結石」が前提になるようです。
私は医者ではありませんので、このような事を書く資格があるかどうか分かりません。
あくまで体験談と病院で聞いた話ですので、もちろん、この治療方法をお考えの方は、webやご自身で色々お調べになって、各々の病院(破砕治療装置がある病院という事ですが。。。)で詳しく聞いてみてください。

また、これも色々自分で調べた結果なのですが、一般的にこの治療法は、当然胆嚢を摘出しないわけですから、再発の可能性があるという事と、石や状態は人それぞれ違うので、合う人と合わない人は出てくるでしょうね。
また、当然ですが、ポリープもある人は、そちらのリスクは摘出しない以上、残ったままという事になります。(私がそうです)

そう考えていくと、現在主流の腹腔鏡下手術も当然メリットがあるわけで、
(開腹しない、手術も比較的短時間で終了、再発の恐れなし、ポリープもある方は、少なくても胆嚢癌のリスクは無くなる。当たり前ですけど)
そちらは、各々胆石の具合や当事者の置かれている「環境」をかんがみて決定する必要はあるでしょう。

ちなみに、fujisanさんからリクエストのありました費用面ですが、どうも昔は保険が効かなかったらしいのですが(昔は高かったんでしょうね)、現在は健康保険で定められていて、1部位の結石について、保険負担率に応じた負担額となります。

私の加入している保険は3割負担ですので、48,900円が手術料(一応この治療も手術という扱いです)となります。ただし、同じ結石に対して2回目以降の治療では、費用は取らないようです。そういう意味では複数回治療を受けると、病院側としては、手間がかかりますし、割に合わないかもしれません。もしかしたらこの辺りが、この治療があまり一般的ではない理由なのかもしれませんね。破砕治療機も高額でしょうから。

もちろん、私の明細を見ますと、手術料の他、医学管理費、投薬費、注射料、検査料、入院料、食事負担金。
部屋にこだわる方は、室料の差額支払いや洗濯費等もあると思います。


私の場合、まず入院当日に5万円を保証金として入れて、退院の時に残りを清算。結局合計支払額は、94,270円となりました。後はそれぞれ保険に入られていると思いますので、保険代理店に申告してどの程度戻るかでしょう。入っている保険によっては「臨時収入」になる方もいるかもしれませんね。ちなみに、webで腹腔鏡下手術の費用も出てくるので調べてみてください。もちろん、これは5日間の入院に関する費用ですので、それ以前に受けた胃カメラや検査の料金、交通費等は入っていません。

その他、ご質問がある方は、コメントを頂ければ可能な限り回答致します。
私的には、以前行った病院には摘出を勧められていたので、自分が受けたい治療を受けられたという事で満足しています。病院のスタッフの皆さん、院長も皆きさくな方々で満足しています。差しさわりがあるといけませんので、病院の名前は明かしませんが、この場を借りて感謝したいと思います。ありがとうございました!

クリックお願いいたします!

  
にほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

こちらもクリック頂けると嬉しいです。


入院五日目(いよいよ退院日!)

2010年02月21日 17時12分25秒 | 対策あれこれ
入院も五日目を迎えた。いよいよ今日は退院の日。
12時から最後の治療が待っている。
7時位からすぐに点滴。とりあえず500ミリリットルを入れる。
その後、治療前に終えて、さらに500ミリリットル。
点滴は治療中も続けられる。
12時まではテレビを観たり、ツイッターをしたり、横になったりしてまったりと過ごす。
そして、いよいよその時が来た。
破砕室に連れていかれる。
いつものようにセッティングを終え、院長を待つ。が、外来患者がまだ残っているようで、中々いらしゃらない。
10分位経過しただろうか?いよいよお出ましで、治療を始める。
今日は、いつもよりも衝撃波が強い。麻酔をしているとは言え、ここまで強いと少し痛い。
メトロノームが一秒間に1回時を刻んでいるように、金属音が響く。
感覚的には、肋骨を鉄製のハンマーで叩いている感じ?というのが適切か。
痛さにも波がある。今日は我慢出来ず、途中で小休止しながら打ち続ける。
今日である程度結果を出したいからか、衝撃波を強くしているらしい。
今回が何発か聞かなかったが、感覚的に言って、おそらく2,500発位だろう。
私の様子を見て、院長が、「よし、今日はこれで終わりにしよう」。と決断。
エコー検査の画像を見ながら簡単に説明してくれた。
結果から言うと、どんな感じで破砕されているか、よく分からない。(おそらく完全に破砕されていない)というのも、エコー画像には、例えて言えば、粉じんが舞い上がったように、映っている。これが落ち着かないと、どんな感じが判断が出来ないという。
なるほど。「最後に一発逆転を狙ったんだけどね」。という院長のコメントから、院長が求めていた結果では無かったのだろう。
「2週間後にもう一度来てください」との事。継続治療になりそうである。
一緒にいた技師の方に聞いてみると、破砕ももちろん一様ではない。一発でキレイに破砕する場合もあるし、そうでない場合もある。
生活しているうちに、胆嚢が収縮し、ほろっと破砕する場合もある。破砕の状況によっては、あまり大きめに破砕すると、衝撃波を吸収してしまい、中々難しい場合もあるという。
まあ、胆石との闘いは、とりあえず「ドロー」というところか。
胆嚢の下に溜まっていた胆砂なのか、破砕された残骸なのか、ちょっと気にはなったが、特にコメントはなかった。
後は、ウルソを処方してもらい、1日3回。1回2粒を服用と言われた。
しかし、結構疲れたし、意外に3回目は痛かった!

これはやはり毎日治療は辛いと思う。1日空けるというのも納得出来る。
麻酔が効いているので、横に寝かされたままベッドに帰還。
点滴をしながら遅い食事を取る。カレーつけ麺だったが、付いていたごはんまでは食べられなかった。食欲が湧かない。

申し訳ないが、適当に残して帰り支度をした。
同室の若いお兄さんに挨拶して受付へ。清算して病院を後にした。

岐路は約2時間。5時前には近所に付いていたが、家内の用事がありまだ家には入れず、近所の揚州商人でビールに多少のつまみを頼んで連絡を待つ。
が、いっこうに連絡がないので、しびれを切らし、電話して帰宅。本当に疲れた。
ビール2本に紹興酒1合飲んでいたが、さらに缶ビールを1缶半飲んで、酔っぱらったまま寝た。というか、そうでもしないと寝られない気がしたのだ。
キレイに破砕していれば充実感もそれなれにあったと思うが、中途半端なので。
案の定、何度も起きると思っていたが、一度トイレに起きた位で、ぐっすり眠れた。
病院とは、まさしくいるだけで疲れるもの。さらに、治療の疲れが出たのだろう。
胆嚢は痛くなったりはしなかった。あんなにアルコールをすぐ飲んだにも関わらず。

以上が、胆石に関する「体外衝撃波破砕治療」レポートの全貌です。
別の会で、まとめをしたいと思います。

クリックお願いいたします!

  
にほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

こちらもクリック頂けると嬉しいです。




入院四日目

2010年02月19日 19時58分42秒 | 対策あれこれ
いよいよ四日目に突入した。
今日も休息日なので、早めに外出許可を取り、病院を後にする。昨日根回ししておいたので、8時に朝食を食べて、体温と血圧を測って、9時には病院を出た。

近所の手賀沼周辺をウオーキングした後、温泉へ。結局病院では一度も風呂に入れなかった。温泉がなかったら、かなり辛い入院だったと思う。

体温も36.1度とかなり冷えていたので、ゆっくり浸かる。多少脱線し、ビールなども少し飲んでしまったのはご愛嬌!(-.-;)つまり破砕療法とは、それ程カラダに負担をかけないものなんだと思います。→なんて事が病院にばれたら怒られるだろうな。
主眼は、風呂に入るという事なので!昼食を挟んで、二度風呂でかなり温まりました。

再度、ウオーキングの為、千葉の街探索を。まずは柏で降車。続いて松戸下車。松戸では、ラーメン界のカリスマ店、とみたを見学に。

あわよくば、と思いましたが、3時過ぎに店の前に20人以上並んでいました!恐るべし!とみた!踵を返して我孫子に戻る。久々に駅前のドトールでコーヒーを!これが、ビール以上に美味かった!四日ぶり。

病院食を食べている今の私には、刺激的でした!もう当たりは暗くなりつつで、病院には1745分には戻りました。病院のパジャマは寒いので、今日は持ってきた普段着で過ごします。

多少、軟便にはなりましたが、それ以外は変化無し。若干衝撃波を当てた部分が赤みを帯びてるかな。明日は12時から治療ですが、なんと0630から点滴始めるとの事。早いなあ!でも早く終わって欲しいからいいか!どれだけ破砕されているか、不安もありますが、楽しみです。

ちなみに体重は1㌔半ほど減っていました。まあ、退院して食べちゃえば戻る範囲ですが。(笑)

クリックお願いいたします!

  
にほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

こちらもクリック頂けると嬉しいです。


入院三日目

2010年02月18日 19時12分05秒 | 対策あれこれ
さて、本日は二回目の治療日。予定では午後1時位からの治療という事で、朝食は食べられない。ひたすら待ち時間を過ごす。

1030頃から点滴を開始。点滴を入れると眠くなるので退屈な時間が消費出来ます。

予定より30分早く呼ばれて破砕室に。「大分壊れてきたよ~」、との院長の言葉があるものの、自分ではまだ確認出来ない。前回に比べ衝撃波も弱くなり、発射数も1000発少なかった。麻酔が効いているので歩けず、移動ベッドで部屋まで。

よく寝ているはずだが、また眠くなり、食事の後昼寝。現在に至ります。明日はまた休息日なので、朝から外出、温泉で湯治を決め込みたいと思います。

クリックお願いいたします!

  
にほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

こちらもクリック頂けると嬉しいです。


入院二日目

2010年02月17日 21時24分01秒 | 対策あれこれ
本日は、昨日の治療による過度の負担を避ける為の休息日です。ただ休むだけ。

さすがに一応、痛みもなく、健常者風なので、ベッドにずっと(-_-)zzz訳にもいかず、院長に外出許可を申請するも、NOリアクション!院長の許可がないと、外出不可能なのですよ。

そしてなんと、院長のご登院が午後になる事が判明!という理由で午前中はベッドから動けず。昼食に、ホントにこんなもん食べていいのか?という胆石の天敵のようなかき揚げ丼が出たので平らげるとようやく院長から外出許可が!

で、後はツイッターでの報告を見ての頂きたいのですが、近隣に見つけた温泉に浸かり、入院のアカを落としました。いや、スッキリしました。辛い夜の病院食もパス。いい感じで二回目の治療を迎えられそうです!それにしても、歩いて10分程度の場所に、綺麗な温泉があって助かりました!もしなかったら、相当辛い入院となっていた事でしょう。

fujisan、りさママさん、コメントありがとうございます。退院したら、ゆっくりお返事します。どうぞ、このブログを情報交換の場として使って下さい。それこそが、このブログ立上げた趣旨のひとつですから。

クリックお願いいたします!

  
にほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

こちらもクリック頂けると嬉しいです。