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「胆石、胆のうポリープが消えた!」実現のための奮闘記

胆石、無数のポリープを指摘され、胆のう摘出を薦められるも拒否。試行錯誤の末、無事胆石除去に成功したある個人の記録。

3ヶ月の成果が!胆石定期健診で意外な結末が!

2009年12月02日 19時00分00秒 | 胆石、ポリープ発覚の経緯
日本で珍しい胆石センターのある総合病院で「半年様子を見ましょう!」と経過観察を言い渡された私。(胆石が大きくなっていたり、経過が悪ければ手術ですよという事)
しかし、座して「死」を待つ事を潔しとせず、何とか自分で、自宅で出来る方法論を模索し、実践してきました。

半年というと、来年2月になるのですが、それまでに1回、別の医院でエコー検査を受けてみよう!という事で、近所の消化器系内科を見つけ予約。早速エコー検査を受診しました。(エコー検査は、ここで4箇所目です)

通常大病院ではエコー検査は技師が。撮影したものを見て医師が診断するわけです。
ところが、小さな内科ですから、ここでは医師自らが診察室でエコー検査器を手に取って検査をします。
大病院では、検査中、被験者技師と会話するようなことはありませんが、ここでは器械を動かしながら、医師と会話が出来ます。

「どうですか?」ありますか?>
私は、今までの経緯を全て説明。胆石と大きめのポリープが2個。小さなポリープは無数と言われたことも話しました。

映っている画像を一緒に見ると、確かに小さなコレステロールポリープらしきものは確認できます。しかし、石らしきものは、映っていたりいなかったり。。。
診る角度や寝る姿勢を変えると映らないんです。

気軽に会話をしながら終了。
先生はこのように診断してくれました。

1,胆嚢の基部に近いところを中心に、小さなコレステロールポリープが沢山みられる。大きさは4ミリ以内のものばかり。

2,胆砂もしくは胆泥が泥として見えることもあって、ひとつのまとまった結石などと誤認しやすいのでは?

驚きました!なんと、胆石などの結石ではなく、泥や砂の形???(もちろん、胆砂もしくは胆泥も胆石と言いますが、今までそんな事を言われたことがなかった!)

つまり、先生の言うことには、もしこれが事実なら問題ないレベルではないか?という事なんです。
これは、自分にとっては大きなことですよ。
石はよっぽどのことが無いと、溶けませんし、排出出来ないですよ。
胆泥は、問題が改善すれば無くなるといいます。砂は分かりませんが。。。

私は、大きな病院をふたつ。ひとつは胆石センターなんて珍しい所がある病院まで行ったのですよ。
「もうちょっとよく見れば分かるんですけど、今日はこれ位にしましょう」とか言われて、「おいおい、もっとよく診て欲しいんですけど」と思いましたが、ぐっとこらえて話を続けました。

で、次はウルソの話に。
待ってました!ウルソを処方して欲しかったんです!
ウルソをご存知ない方は、コチラを。

なにしろ、摘出手術をしないで治すには、一般的にはウルソを服用するか、破砕法なのですから。
溶かすほどの量ではありませんが、利胆作用があるので、服用すると何かが変わるかもしれない、と処方してくれました。
私は破砕法で石を砕き、ウルソで溶かす。こんな治療を求めていたのです!

しかし、エコーの結果の判断が色々違うことに驚きました。
先生曰く、「まあ、人によって見方が違いますから。実は医師より技師のほうが分かっている人もいる」なんておっしゃっていました。
医師自ら機器を操作して診てもらったのは初めてだったので衝撃でした。

もしかしたら、もしかしたら、摘出しなくて良いのか?(砂のほうが問題という場合もあり)
とりあえず、1ヶ月ウルソを服用することにして、病院を出ました。

もちろん、大病院や胆石センターの先生の言っている事は重いのですが、違っている場合もあるだろう。いや、もしかしたら、今までの「施策」で固まりつつあったものが、溶解に向かっているのかもしれない。
これは分かりません。

しかし、微かな光明が私に降り注いだのは間違いありません!

今日は、祝杯だ~!→これがマズイっつーの。

いえ。もう以前のような生活に戻ることはないでしょう。
いよいよこれからもずっと、節制生活に務めたい。邁進したい。やるぞ。

心に誓った1日でした。ナマステー!

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切るべきか、切らざるべきか、それが問題だ。

2009年09月08日 22時18分25秒 | 胆石、ポリープ発覚の経緯
うーん。ポリープと思いきや、胆石!しかも、ポリープもある!予想だにしない展開に悩みました。
しかし、このまま痛みがあるまで待つだけでは、何の発展性もないではないか!

当初は、癌化する可能性もある10ミリのポリープと言われましたので、「えーい、びくびくしながら生きて行くのは面倒じゃ。
ここは潔くとっとと手術して胆嚢摘出だ!」とも考えましたが、

「胆石、しかもそんなに大きくないのならば、薬で溶かすか、破粉療法でメスを入れないで細かく砕いてしまい、ポリープはそのまま放置しておけば、
いいではないか?」とか、
「悪い食生活が胆石、ポリープと作る」とするならば、「良い食生活は、胆石、ポリープを消す」とも言えるのではないか?
という強引な論法が頭に浮かびました。

今の病院ではおそらくこのまま「座して待つだけだ」と。
とりあえず、動いてみて、新たな可能性を探ろう!と考えました。

それに、今まで約半年間、かなりの節制生活を強いてきましたし、
このままこの生活を続ける自信もついていたので、「なんだかモッタイナイ!」とも思いました。

で、しつこく調べてみました。
すると、私のアンテナに、東京は板橋区にある「板橋中央総合病院」という病院が引っかかってきました。簡潔にまとめると、
①日本で唯一、「胆石センター」(胆石科)があって、
②日本有数の治療実績(体外衝撃波胆石破粉措置を日本で初めて導入)
③その世界では著名な医師が在籍
というのが主な理由です。

まったく縁もユカリもコネもありませんでしたが、「よし、取りあえず電話をしてみよう!」と思いたち、すぐさま受話器を取ったのでした。

すると!意外な程あっさり予約が取れ、電話から3日後にはもう、診察を受けるという、まさにとんとん拍子に話が進んだのでした!

なんだかいい感じ!

しかし、当たり前ですが、世の中そんなに甘くはなかったのでした。

続く。

しかし、皆さん意外にあっさり摘出手術を受け入れるものなのですね。
そのあたりは、ちょっと不思議に感じます。
私のように切らない派(そんな派閥があるのかギモン)の方はいらっしゃませんか?

MRI、超音波検査結果第一弾発表!

2009年09月01日 19時30分00秒 | 胆石、ポリープ発覚の経緯
7/29(水)14:30に、まずはMRI検査を。
これで強烈な磁気をカラダに流して腹部の中を撮影しました。
よく、ドラマなんかでも出で来るアレ。
寝たままカラダを円形の機械中に通すやつです。
超音波検査とは違って、カラダの断面図みたいなものを撮影出来るようです。
時間は約20分。全く痛みもなく、ちょっと撮影時に独特の騒音が出ますが、不快な事もなく終了しました。午後まで食事が出来なかったのがちと痛かったですね。
ちなみに費用は自己負担分として、6,230円也。

続いて8/3(月)14:30~ こちらは人間ドックと同様の超音波検査、所謂エコーという奴です。こちらも時間にして約15分ほど。
全く痛みもなく終了。こちらの費用は自己負担分1,590円也。

以上2つの検査を受け、いよいよ8/10(月)に審判が下ります!

あっという間の当日。
9:30~という早いアポを取り、病院へ。

以前、お会いした担当医師からの淡々としたお言葉が。簡便にまとめますと、
①ポリープというより、最大1.3センチくらいの胆石がある。
②ポリープもある
③石は比較的大きくはないが、ある場所が悪い(入り口付近)。
④胆石発作、胆のう炎、胆管炎に発展する可能性あり
⑤今は痛みがないので、経過観察。年に1度の検査を受ける事。
⑥検査はクリニック。痛くなったらうちに来て。
⑦胆のう摘出手術です。

というお話しを伺いました。
ポリープではなく、石かと。
しかし、何だか安堵感もありました。ポリープというと、何だか「癌」に進行しそうな感じですが、石で、しかもまだ小さいと。

という事は、素人考えながら、にわか勉強したところによると、
小さい石→石や胆のうの状態にもよるが、メスを入れないで、外部から力を加えて粉砕する方法もある。クスリで溶かすという方法もある!

ポリープに関して、まだ詳細に宣告されないという事は、まだ切らなければならないほど大きくはない。
という事を勝手に想像したのでした。
変に逆質問して、「こちらが想定していない状態」を宣告されるとたまらないので、特にあまり詳細を聞くこともなく病院を出ました。
本日の診察料自己負担分960円也。

その後じっくりと考え直した結果、私が想像する担当医の心の内は、「本当はもう摘出したほうがいいんだけど、痛みもないし、まだ当事者に自覚ないから、痛むまで待つか。どうせ痛みが出て担ぎ込まれれば、嫌でも摘出って事になるし」。

まあ、「経過観察」というと聞こえはいいですが、要するに「痛みが出るまで摘出待ち」だと。

これでは、根本的な解決にならん!座して「その時」を待つのか!
しっくりしない感じで数日を過ごしました。
続く

大病院で精密検査!合計4回通院の巻。。。

2009年08月27日 20時14分15秒 | 胆石、ポリープ発覚の経緯
人間ドックを受けたクリニックの紹介状を手に、地元では大変有名な病院(週刊ダイヤモンドで信頼出来る病院として上位ランクインの病院です)で診察を受ける事にしました。
7月23日(木)9:00の予約です。大病院だけに朝から人~人~人の大波。私は生まれてからカラダにメスを入れた事も、縫った事も、骨を折った事もないほど病院とは無縁に生きて参りました。ですので朝からの病院の風景と人間模様にしばし圧倒されました!職員の方に声を荒げて質問を投げかける人々。丁重に応対する受付の方etc...
あと、病院って、とにかく待たされるものなんですね。新聞と3冊位の本をぱらぱらめくりながらようやく呼ばれて個室へ。
担当医師は、とても忙しいのか、早口で病状の説明。
曰く、クリニックの紹介状によると、10ミリ程度のポリープがあるとの事。大きい。「何故、ここまで大きくなるまで放置しておいたのか?」と逆質問されました。
後で気がついたのですが、私の会社の健康診断の場合、腹部の超音波検査は、そもそも必須ではなかったのです!検査してなきゃ、分かりませんよねえ。(絶句)
というわけで、再度超音波検査と、MRIの検査を受けるよう指示され、それぞれの予約を。(同じ日の予約は出来ませんでした。トホホ)さらに、その検査結果を聞くために先生の予約を。つまり合計4回通院する事になったのです。
次の予約は、
超音波検査→7/23(木)9:00~
MRI検査→8/3(月)14:30~、そして結果が8/10(月)9:30~という事になりました。
続く。皆さんはどんなきっかけで胆石やポリープと向き合う事になったのでしょう?

それは、七夕の日から始まった

2009年08月26日 21時58分52秒 | 胆石、ポリープ発覚の経緯
7月7日(火)9:00~
かねてから懸案であった「人間ドック」。うちの会社では、年に1度、「健康診断」が行われ、5年に1度「人間ドック」を受けるように推奨されます。(補助金が出る程度)
多忙を理由に受けていなかった健康診断の事もあり、せめて節目のドック位は受けなければ、という義務感と、最近健康改善運動に取り組んでいた事もあり、「いい数値が出るのではないか?」という妙な高揚感に包まれて、受診したのでした。

検査は半日で終わり、クリニックの清潔さ、迅速さ、対応に感動しつつ、最後の医師面談の場。
担当医師が超音波検査の結果画像を見ながら、こうおっしやったのでした。
「ああ、貴方ね、ここ。ここに白い塊が映ってるでしょ?これはたぶん、脂肪のカタマリね。おそらくコレステロールポリープだから。まあ、最近は10人に1人位は出るもので、あまり心配はないと思うけど、一応年に1回様子を見てね。あと、一応病院に行って、精密検査受けてみてください」。
あくまで軽い感じで宣告されたのでした。

なるほど。あまり心配することはないのだな。でも、ポリープか。。。
何しろ社会人生活20数年。何度も健康診断を受け、「脂肪肝」やら「高脂結晶」やら「糖尿病の疑いあり」やら、「肝機能障害」やら指摘されながら一切対応しなかった事。また、半年間の建設的体質改善生活を過ごし、妙なプライドも覗いた事などから、「私のカラダに良くないところがあるのは納得出来ない!」と珍しく、迅速な対応で、クリニックから病院を推薦してもらい、精密検査に向かったのでした。続く。

ps.写真は沖縄那覇市内の食堂に飾ってあった「長寿の心得」です。(09.04撮影)
  画像が小さくて読みにくいですが、クリックして大きくすれば読めると思い
  ます。有名な心得ですが、一応。