葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

人の振り見て

2006年09月28日 17時21分16秒 | 日記 ・ 雑記録
中央アジアを旅行した兄貴が帰ってきた。
ウズベキスタンのワインを土産にぶら下げて。
開口一番、「自分に自信をなくした」

大事にしている装身具をホテルに忘れた。
パスポートが行方不明になった。
現地語が多少話せるので有頂天になってはしゃぎすぎた。 ETC. ETC.
それに対して私がひと言。
今まで、義姉さんが傍に居たから未然に防げたんじゃないの?
傍で袖を引っ張っていさめる人が居なくなったから、枷が外れたんじゃないの?
兄貴は何も言わなかった。

今度のことで、兄貴も自省して、義姉さんが傍に居たありがたみを痛感しただろう。
正義漢で、熱血漢で、強引で、自信満々で、自分が世界の中心で、
私の兄弟に流れる血は似ている。
他山の石。 人の振り見て、わが振りを直さなけりゃ。

しかし、兄貴があそこまで自省して落ち込むとは‥‥。
義姉さんの居ない兄貴に、誰が諌めて忠告したのだろう?

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