葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

宇佐八幡宮

2007年02月16日 21時34分27秒 | 日記 ・ 雑記録
年が明けてから1月末まで、我が家業は未曾有の不況に襲われた。
このまま続いたら、家人ともども路頭に迷うことを覚悟した。
不況の中で、宇佐八幡宮に不況からの脱出を祈願したら、
神のご加護か、2月から持ち直した。 今週などは目いっぱいの盛況だ。
一段落したら、神様へのお礼と感謝の参拝をしなければなるまい。
ついでに足を延ばして国東半島の伊美まで行くかァ。
姫島に渡って車海老のコース料理でも食べよう。 参拝の後の 直会(なおらい) だ。

姫島で養殖している車海老は美味い。 美味いが、それは二の次だ。
主眼は、姫島灯台への再訪。
前回訪れたときは、レンタル自転車で灯台まで往復しながら、
灯台ファンとしては駆け出しだったから、初点プレートの写真を撮り忘れた。
灯台ファンになって、一年間で50基の灯台を訪問したが、
初点プレートの写真がないのは 姫島灯台だけだ。 これが口惜しい。
先般、国東半島を一周したとき、半島の先端から島と灯台が望めた。
3時間あれば行って来れるのに‥‥。
次回の再訪を期して、断腸の思いで帰途に着いたのを思い出す。

姫島の灯台や車海老が脳裏をかすめるのは、霊験あらたかな宇佐八幡宮があってこそ。
宇佐八幡宮は、大分県宇佐市にある神社で、豊前国一の宮。 格式のあるお宮だ。
祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)(応神天皇)
大帯姫命(おおたらしひめのみこと)(神功皇后)および比売神(ひめかみ)。
奈良時代から朝廷の崇敬があつく、中世以降は武家の信仰をも受けた、という。
全国に数多い八幡宮の総本社。
宇佐神宮、が正式名称らしい。

私は二度、家業の不況時に参拝して、二度とも救われた。
「信じよ、されば救われん」 という神様もある。
信仰心の薄い私は、救われたから信じる。 打算的でちょっと情けないが。
宇佐八幡宮の場合は、その先に灯台と車海老の姫島もある。
神様への参拝に便乗していて、ちょっと面映い。

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