葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

塩屋岬

2006年03月30日 09時01分20秒 | 日記 ・ 雑記録
寒の戻りだか、花冷えだか知らないが、この数日の風の強さは並みじゃない。
当地の桜の満開はも少し先だから、「花に嵐」 を嘆かずに済みそうだ。
この花冷え、北海道では 「リラ冷え」 という、粋な表現があるそうだ。

例年、功山寺への花見にはロゼワインをぶら下げて行ったが、
今年はロゼのシャンパーニュも持参しよう。

HPの 「燈台賛歌」 どうにか格好がついてきたので、
ページ構成を再編し、ページ立てに整合性を持たせた。
これからは暇なときにフラッと出かけて気に入った燈台があれば
「燈台紀行」を書くといった、余裕のある燈台めぐりをしよう。
HPのページ数を増やすことに汲々とするのはやめよう。

注文していた 塩屋岬燈台のレプリカ が届いた。
このレプリカ、スイッチを入れると点灯するからいじらしいが、
どうせなら点滅してくれればもっといいのに。

塩屋岬燈台といえば、ここの燈台職員の奥さんの手記がベースになって
「喜びも悲しみも幾歳月」 の映画になったのだが、
美空ひばりの 「みだれ髪」 も塩屋岬が舞台だ。
ひばりの歌は難しいけれど、
燈台ファンとしては 「みだれ髪」の一つくらいは唄わなけりゃ。
こう思い立ったらすぐにカラオケの練習に取り掛かるのだから情けない。
ところで、この頃、塩屋岬燈台を 「ひばり灯台」 と呼ぶらしいが、
あまり好きな傾向ではない。
ひばりが歌えばこそのヒットだろうが、なんたって、星野哲郎の詩が効いている。

作詞家で最大のヒットメーカーは 阿久悠 だが、
演歌世代の私にとっては、誰がなんと言おうと 星野哲郎 だ。

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2 コメント

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封筒にひかれて (マツ・モデルデザイン)
2006-04-06 04:14:53
先日は塩屋崎灯台レプリカでお世話になりました。その折り戴いた封筒の葡萄舎に惹かれメールしました。

ご指摘の光点滅痛いところです。最初は無点灯で計画「何だ灯台なのに光らないのか」その次「点滅しないのか」そして「回らないのか」の声、意地で1年ほどかかりましたが先日ようやく回転する機構を開発試作もokコストの関係で頭を悩ましております。私も本音は「ひばり灯台」には?です。2年ほど前健在の喜びも悲しみも幾年月の原作者の妹さんの都井岬時代の頃の話を灯台研究家の方より聞きました。その方の小学生の頃のことで片道2時間ほどの猿などがでる山道を通われたとか。先月末に最後まで友人で残っていた竜飛、女島の二灯台も無人化になり「灯台守」も過去のことになったようです。PC作業で今夜も徹夜まもなく夜明け眠いが神島灯台が待っている。ありがとうございました

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Unknown (葡萄舎人)
2006-04-06 09:29:54
マツ・モデル・デザイン様

コメントをありがとうございます。

制作をする側のご苦労に思いが及ばず、勝手気ままなことを書いてしまいました。

でも、個々の燈台の灯質に関係なく、チカッチカッと点滅するだけで雰囲気は変わると思いますが、

世間の燈台マニアのことですから、灯質に忠実に点滅させろ、と次の要求をするでしょうね。



ところで、次のモデルを検討中と伺いましたが、

是非、角島燈台をスケジュールに入れていただきたいところです。

ブラントン設計、初点が明治9年、登れる灯台、燈台50選、と遜色のない燈台です。

下関の燈台ということで、私の贔屓目かも知れませんが、

灯塔の高さと全体のバランスは、数ある燈台の中で一番美しいと思っています。

無粋な照射灯が取り付けられているのが難点ですが。



また、貴シリーズの中から何基か選ばせていただきます。ありがとうございます。
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