葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

街の樹

2007年04月08日 09時00分48秒 | 日記 ・ 雑記録
途中で、東京に4月の雪を降らせた寒波の襲来があったから、
今年の桜は長持ちする。
先週末から今週末まで、丸々一週間 <見頃> が続いたが、
さすがに舗道には花びらが散り敷かれ、葉桜に変貌を遂げつつある。
下関に限らずどこでもそうだろうが、日本という国はなんと桜が多いことか。
街中では桜並木、郊外の雑木林にはそこかしこに桜の木々。
桜は、花が咲いて初めて桜の樹だと存在が分かる。 そこがまた奥ゆかしい。

ポルトガルを訪れた01年の5月末、
リズボワ(リスボン)は街中ジャカランダが満開だった。
あの薄紫の花それ自体は目立たないが、樹の大きさと花の数の多さで、
なんとも強烈な印象を受けたものだ。
そのときは、桜よりもジャカランダの方がいい、と思ったものだが、
桜は桜で、やはり、いい。
しかし、(私の中で)再訪したい街のトップにリズボワがあるのは、
満開のジャカランダが大きいウエートを占めているのは確かだ。

ま、日本の街には桜が、リズボワにはジャカランダがよく似合う、
としておこう。

昨夜は Club Vendange の89回目の例会。 宮常で。
記事は こちら にあります。

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