葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

瓦そば

2007年02月10日 14時40分08秒 | 日記 ・ 雑記録
♪♪♪溺愛している息子が帰ってきた♪♪♪
大好きだという <瓦そば> を早速作ってやる、あぁ 親馬鹿の極致。

この瓦そば、下関 ・ 川棚温泉の名物料理だが、
西南戦争の際、熊本城を囲む薩摩軍の兵士たちが、戦いの合間に瓦を使って
野草、肉などを焼いて食べたという話を参考にして考案されたらしい。
一時期 「瓦そば」 という呼称をめぐって、業者間でいさかいがあったと聞くが、
基本をはずしてなければ、皆で作って皆で売って、広く認知されるのが先決だろうに。

作り方は至って簡単で、裁判沙汰云々で大騒ぎするような代物ではない。
まず、
そばを固めに茹で、冷水で冷やし、水を切る。
(私はここで油をからませる)
牛肉を食べやすい大きさに切り、砂糖・みりん・醤油と一緒に煮る。
卵は薄く焼いた後に細切りにし、錦糸玉子を作る。
ねぎは小口に切る。
ホットプレートを熱く熱し、軽く焦げ目がつくぐらいそばを炒める。
牛肉・錦糸玉子・ねぎを上に盛る。
トッピングは、レモンの輪切りに紅葉おろしを乗せる。
麺つゆ(70度くらい) に紅葉おろしとレモンの絞り汁を入れて、いただく。

盛り付け方はいろいろあるが、これまでの説明からすると、
創業家よりも、後発のホテルの方が分かりやすいので こちら をどうぞ

是非、お試しになられるといい。
瓦そばで育てた子供は、きっと、素直な子供に成長する (はずだ)。
親馬鹿になるかならないかは別問題だが‥‥(笑)。

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